【連載】マツエクの基礎をおさらい|その②前処理とテープワークを徹底マスター!

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【連載】マツエクの基礎をおさらい|その②前処理とテープワークを徹底マスター!

カウンセリングでお客様のなりたいイメージや似合わせデザインを引き出したら、次はいよいよ施術へと移ります。施術の仕上がりやモチを大きく左右する工程が、前処理とテープワークです。そこで連載第2弾の今回は、持続力向上の土台であり、デザインの美しさを引き出す前処理とテープワークの基礎技術を徹底解説します。毎回確かなクオリティの施術を安定して提供できるよう、参考にしてみてください。

マツエクは前処理とテープワークがかなめ!

【連載】マツエクの基礎をおさらい|その②前処理とテープワークを徹底マスター!

前処理とテープワークは、エクステを装着する前に行う、施術のかなめともいえる重要な工程です。

まず、前処理の主な目的は、目元に残ったメイク残りや皮脂、目に見えないホコリなどの汚れを取り除くこと。自まつげにメイクの油分や汚れが残ったままの状態でエクステを装着してしまうと、グルー本来の密着力が発揮されず、モチの低下に直結することが考えられます。

テープワークは、まつげの根元を見えやすくする、下まつげの巻き込みを防ぐといった役割がメイン。テープワークがうまくできていない場合、毛先の向きや装着位置にバラつきが生じるなど、結果的にまとまりのないデザインになってしまうこともあります。さらに、根元が見えづらくなり、施術効率の低下やタイムロスにもつながるため注意が必要です。

お客様に満足していただく技術を提供するためにも、前処理とテープワークの基礎技術を今一度しっかりとマスターしておきましょう。

前処理の手順とポイント

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では早速、前処理の手順とポイントからチェックしていきます。

前処理|基本の手順

1. 乾いた綿棒、またはマイクロスティックを、まつげの下に添える
2. もう1本の綿棒、またはマイクロスティックに、前処理剤を十分に含ませる
3. 前処理剤を含ませた綿棒やマイクロスティックをまつげの上に重ね、上下からしっかり挟み込む
4. まつげを挟んだ状態のまま、根元から毛先に向かってやさしくスライドさせ、汚れを拭き取る
5. 前処理が終わったら、ハンディファンなどを使ってまつげを根元からしっかりと乾かす

上記が基本の手順です。汚れがひどい場合や取れにくい場合には、お湯でプレクレンジングをしたりアイシャンプーを活用したりすると良いでしょう。

また、前処理剤は目元の油分がしっかり取り除けるタイプを選ぶことで、グルーの接着力を正しく引き出せます。加えて、モチが悪くならないよう、前処理後はしっかりと乾かすことも覚えておきましょう。

前処理|覚えておきたいポイント

前処理を行う際のポイントは、綿棒やマイクロスティックに前処理剤をたっぷりと含ませること。ただし、液だれしてお客様の目に入らないよう、適量を見極めることも大切です。また、摩擦による自まつげへの負担や、綿棒・マイクロスティックの毛羽立ちを防ぐため、何度も往復させたり横にゴシゴシ揺らしたりするのは避けてください。

まつげの根元から汚れがしっかり取れるように意識し、毛先に向かってやさしく一方向にスライドさせましょう。

テープワークは2種類!それぞれの基本とポイント

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続いては、テープワークのポイントを確認しましょう。施術の土台となるテープワークは、目的別に「アンダーテープ」と「アッパーテープ」の2つがあります。それぞれの基本的な手順とコツをチェックしていきましょう。

アンダーテープ|基本とコツ

まずは、下まぶた側に貼るアンダーテープから解説していきます。

アンダーテープの基本手順

下まつげを下げるよう上まぶたや下まぶたを軽く引っ張り、下まぶた側の目のカーブに沿うように貼る

アンダーテープは、下まぶたに貼るテープを指します。上まつげと下まつげが絡まないようにすること、間違って下まつげにエクステを装着しないようにすることなどが主な目的です。

アンダーテープは、目のキワからおよそ1mmあけて貼ることが基本。粘膜ギリギリに貼ると、不快感を与えたり、揮発成分が目に入りやすくなったりするため注意が必要です。

アンダーテープのコツ

目のカーブが強いと、1枚のテープではシワや隙間が生じやすくなることがあります。その場合は、目頭側と目尻側の2枚に分けて重ね貼りすると失敗しづらいでしょう。

中でも、目頭と目尻部分は、テープとまつげの根元の間に隙間ができやすい部位です。カーブに沿ってテープを貼れているか、必ず最終確認を行いましょう。

アッパーテープ|基本とコツ

続いては、上まぶたに貼るアッパーテープの手順とコツをチェックしていきます。

アッパーテープの基本手順

上まぶたの皮膚を引き上げ、生え際側がおよそ3mm残るようにテープを貼る

アッパーテープは、上まつげを立ち上げたり、まつげの根元を見やすくしたりするために貼るテープ。上まぶたが分厚い方や、目頭や目尻などへまぶたがかぶさっている方などに施す工程です。そのため、お客様によっては貼らなくても良い場合もあります。上まぶたを引っ張るようにしながら貼ることも、押さえておきたい基本テクニックです。

アッパーテープのコツ

アッパーテープを貼る際は、自まつげの立ち上がり角度が垂直(装着しやすい角度)になることを意識します。ただし、引き上げすぎると目が開いてしまい、グルーの揮発成分による痛み、ドライアイなどを引き起こすリスクがあるため注意しましょう。元々眼球が大きい方や自まつげが上向きに生えている方などは、引き上げ度合を極力弱くするか、アッパーテープを貼らないことが得策です。

前処理とテープワークに関するよくあるQ&A

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最後に、現場で活かせる前処理とテープワークに関するQ&Aをまとめました。

Q1. 前処理でしっかり汚れを落とそうとすると、逆に乾燥して自まつげを傷めてしまいませんか?

自まつげの乾燥やダメージが気になる場合は、アルコールフリーの前処理剤やイオン水を活用するのがおすすめです。水分を奪いすぎないため、モチの良さを妨げずに仕上げられます。

実際にまつげを拭き取る際には、何度も強くスライドさせないなど、摩擦をできるだけ抑えるのもポイントです。お客様によって異なる毛質や水分量を施術前にしっかり見極め、使用する前処理剤やアプローチ方法を選択しましょう。

Q2. テープワークの際、お客様の目がどうしてもうっすら開いてしまいます。良い対処法はありますか?

骨格的な癖だけでなく、緊張や寝てしまったことによる脱力によって目が開いてしまうお客様もいます。そうした場合は、テープワークで目が自然に閉じる状態を作ってあげることが効果的です。

コツは、二重の幅や溝に沿ってテープを貼り、目尻側をほんの少しだけ下方向に引き下げるイメージで固定すること。まぶたの張りが和らぎ、目が自然と閉じやすくなります。

Q3. テープを剥がすときに「痛い」といわれたり、皮膚が赤くなったりするのを防ぐコツは?

粘着力が強い場合は、刺激に配慮されたテープや目元用アイパックシートを活用する、事前に薄く保湿クリームや専用クリームなどを塗って粘着力を和らげるなど、工夫を凝らすと良いでしょう。

また、あらかじめテープの端をわずかに折り返して貼っておくと、ツイザーでつまみやすくなり、スムーズに剥がせます。剥がす際も皮膚を指で軽く押さえ、肌の面に沿ってゆっくり滑らせるように剥がすことで、負担を軽減できることも。

万が一赤みが出た場合は、冷やしたり保湿したりするなどのアフターケアを忘れないようにしましょう。

まとめ

お客様が理想とするデザインに仕上げ、モチを高めるには、前処理とテープワークの正確さが欠かせません。前処理で自まつげの水分・油分バランスを整え、丁寧なテープワークで施術環境を確保することが、美しい仕上がりへとつながります。今回ご紹介した基本とコツを日々のサロンワークで意識し、より信頼されるアイデザイナーを目指しましょう。

▼【連載】マツエク技術の基礎|その①はこちら

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