年齢とともに変わるマツエクデザイン。30代後半へのおすすめを知ろう
20代のころとは違い、30代に突入するとメイクもファッションも少し落ち着きのあるものへと移行し始める人も多いもの。30代ならではの魅力を引き出すためにも、20代のころとは差をつけるのがおしゃれの基本だと言えます。
マツエクに関しては、30代も後半に差し掛かってくると、“このままマツエクを続けていていいのかな”と不安に感じるお客様も少なくありません。そこで今回は、30代後半のお客様向けのマツエクデザインをセレクトしてご紹介します。
一方的にマツエクをおすすめするのではなく、お客様が感じている不安をくみ取りながら、ベストな提案ができるように心掛けていきましょう。
30代後半のマツエク事情
20代にくらべて、落ち着いた大人の雰囲気が際立つ30代後半。大人の女性らしさを意識したいけれど、若々しさもおろそかにしたくない。
そんな複雑な悩みを抱えているのが、30代後半女性のリアルです。
学生時代はボリュームタイプのマスカラが主流だった
今30代後半にさしかかる女性たちが学生だった時代は、“ボリュームタイプ”のマスカラが主流でした。ボリュームたっぷりのまつげがトレンドになっていた世代なので、30代前半まではマツエクでしっかり長さとボリュームをプラスしていた人が大半です。
長さとボリュームのあるマツエクをつけると、目元の存在感が際立ちます。そのため、少し落ち着いた大人っぽいメイクをしはじめると、マツエクに対して今までとは違う感じ方になるのも無理はありません。
「今までと同じマツエクをつけていていいのだろうか…」
“かわいさ”を優先していたころとは違って、“大人っぽさ”を意識する年齢になったからこそ、沸き上がってくる悩みがあるということを、理解しておきましょう。
35歳くらいでマツエクをやめようかなと考えている人も多い
デザインにバリエーションが増えたことから、昔に比べると幅広い年齢層の人に利用されるようになったマツエク。しかし、昔から同じデザインのマツエクを繰り返しずっとつけている人の中には、30代中盤にさしかかると「そろそろやめたほうがいいのかな」と考える人も少なくないようです。
マツエクは、その人の雰囲気や年齢に合うデザインのものを選ばなければ、目の印象だけが強くなってしまいます。アイリストのみなさんならよく理解されているとは思いますが、中にはお客様に要求されたデザインをそのままつけてしまっているケースもあると思います。
長くてボリュームがあって、目を大きく見せようとするマツエクは、どちらかと言えば20代向けのデザイン。そんなデザインのマツエクを30代後半の女性がつけてしまうと、大人女性の上品な雰囲気が壊れてしまう可能性も。
周囲から“イタい”と思われないために、マツエクから卒業しようとするのが、30代後半女性のリアルな心情。大人の女性にも長くマツエクを愛用していただくためにも、アイリストがきちんとその人に合うデザインを提案していかなければいけないのです。
何歳になってもメリットはたくさん！
年齢を重ねるうちに、マツエクをつけていることに対して後ろ向きな気持ちに変わってしまう人も少なくありません。マツエクは、本当に年齢を重ねると敬遠しなければいけない存在なのでしょうか？
年を重ねるほどにマツエクの便利さが身に染みる
マツエクのメリットと言えば、“メイクの時短”が一番ポピュラーなものとして挙げられます。メイクの中でも、比較的時間をかける人が多い“アイメイク”。シャドウを塗って、アイラインを引いて、まつげをビューラーで上げて、マスカラを塗って…と、仕上がるまでにたくさんの工程が必要となります。
メイク時間が短縮されることは、どの年代に限らずメリットと捉えられるもの。自分のことだけに時間をかけられる20代の若い女性も、メイクの時短は大きなメリットだと感じているでしょう。しかし、子どもの世話なども同時進行で進めなければいけない30代後半女性のほうが、マツエクのメイク時短短縮メリットのありがたさがより身に染みるのではないでしょうか。
また、バリバリと仕事をしてキャリアを重ねている女性にとっても、メイクにかける時間は惜しいもの。マツエクをつけることでメイクが時短できることの素晴らしさの本質がわかるのは、30代後半にさしかかったころだと言えるのかもしれないですね。
瞳にしっかりと光が入って目に力がプラスされる
まつげの状態だけでなく、まぶたの状態も年齢を重ねるごとに変化していきます。30代に突入してから、一気に肌質が変化したと感じているのは、女性みんなに共通すること。皮膚の状態が変化し始めるということは、まぶたも20代のころとは違うと考えるのが自然な流れです。
ビューラーを使ってまつげを上げていたとしても、自まつげだけではなかなか大きく印象を変えることはできません。まぶたの変化による“目尻の下がり”が始まりかけていても、ビューラーとマスカラだけではどうにもならないのが事実です。
一方マツエクなら、下がり始めた目尻をキュッと上げて見せることが可能に。目もグッと大きく開いたような印象になるので、黒目に光がしっかりと当たるようになります。
光が当たった黒目はキラキラと輝いて、力を取り戻したような印象に。徐々に“若返り”も意識し始めたい年齢に突入した女性にこそ、マツエクの力を大いに利用してもらうべきなのです。
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30代のおすすめマツエクとは
30代のお客様には、20代のお客様とはまた違ったデザインをおすすめすることが大切です。大人な女性におすすめすべきデザインとは、どのようなものなのでしょうか？
実際の例を見ながら、確認していきましょう。
横から見ても自然に見える大人カール
30代の女性へデザインを提案するときは、ナチュラルさを意識することが大切。“つけてます感”をいかに抑えるかに、意識を注がなければいけません。
マツエクは、正面からよりも横から見たときにその存在感が際立ちます。そのため、横から見ても自まつげとなじむようなデザインは、30代女性からも人気が高め。カールの強さで言うと、「Cカール」くらいのものがおすすめです。
ナチュラルでありながらも、目に力を与えられるようなデザインを提案するのがベスト。ナチュラルさを重視したいというお客様には、Cカールで“あえてあげすぎない”を意識するといいでしょう。
Jカールならより自まつげに近い状態に
30代になってから初めてマツエクにトライするお客様には、自まつげに少しだけ長さが加わったようなデザインがおすすめ。正面から見ても横から見ても、マツエクをつけたことに気づかれない程度に抑えておくのがポイントです。
カールは「Jカール」がベスト。Jカールなら、大人になってからマツエクに初トライするお客様にも、安心して仕上がりを見てもらうことができます。
カールを抑える分、長さや本数でカバーすると印象が少しずつチェンジ。“少しだけイメチェンしたい”というお客様には、長さと本数とを照らし合わせながら、デザインを提案していきましょう。
ダークブラウンのカラエクもアリ◎
ナチュラルさを重視するのが、30代のお客様にデザイン提案をするときのポイント。だからと言って、カラエクの選択肢をなくすわけではありません。
髪色が明るかったり、あか抜けた印象にしたいというお客様には、黒のマツエクよりもダークブラウンなどのカラエクがおすすめ。マツエクの色をダークブラウンに変えるだけで、パッと明るい印象にチェンジします。
ナチュラルさを際立たせるために、カールはJカール程度に抑えておくのがカラエクを取り入れるときのコツ。30代の女性には、落ち着いた色味のカラエクもおすすめなのです。
アイラインエクステでリフト効果を
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マツエクの中でも、若返り効果が高いとされている「アイラインエクステ」。Beautéでも何度かピックアップしているアイラインエクステは、まぶたのリフトアップ効果が期待できるため、30代のお客様からも評判の高いメニューです。
アイラインエクステに変えるだけで、写真のようにグッと顔の印象が変わります。まぶたが重く感じられるようになったというお客様には、アイラインエクステの提案も有効です。
まとめ
若さを全面に出していきたい20代のころとは違って、落ち着いた上品な雰囲気が魅力になる30代の女性。大人の女性の良さを引き出すためにも、ぜひマツエクを活用してもらいたいものです。
“今さらマツエクなんて…”とマツエクにトライすること自体躊躇しているお客様に出会ったら、30代だからこそのメリットを伝えてあげてください。その人の人生を変えてあげられるのは、他でもないあなたなのですから。200311Eue
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