年齢による「目元の印象の違い」に注意!大人女性へのデザイン提案をマスターしよう

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お目元の美容に関わるマツエクサロンだからこそ、お客様も「できるだけ若々しく見られたい!」と思う人は多いのではないでしょうか。若々しい印象を演出するためには、自分の年齢と向き合うことが大切。年齢に合ったメイクをすることが、実は若く見せる秘訣だったりするのです。マツエクのデザインもメイクと同じ。年齢とともに変化する目元に合わせて、マツエクのデザインを変えることで、より魅力的な目元を演出できます。今回は、40代以上の大人女性へのデザイン提案について勉強していきましょう。

年齢と目元の印象の関係とは

みなさんは、人の年齢を判断するときにどこを見ますか?目や口元、首筋や手など、さまざまなパーツがありますよね。
出典元:マイナビウーマン

上記は、2015年7月にマイナビウーマンが実施したwebアンケートの結果をグラフ化したものです。
なんと、58%もの人が目元で判断しているとのこと。目元は、年齢を重ねるごとにシワやたるみが出てくる箇所です。さらに、10代・20代のときに比べると、まぶたが重くなり、下がってくるでしょう。人によってシワの数や深さ、たるみの具合やまぶたの状態には違いがあるものの、やはり年齢による変化が出やすい場所なのかもしれません。
しかし、考え方を変えてみてください。目元に年齢が出やすいからこそ、マツエクをつけて印象を変えることで、より若々しく見せることができるのではないでしょうか。

 

20代~50代の目元の変化

次に、加齢によって目元はどのような変化を見せるのか勉強していきましょう。
エイジングケアについて学べるサイト、「エイジングケアアカデミー(https://eijingukea.nahls.co.jp/)」を見てみると、肌の老化度合いを示した「エイジングインデックス」が、2017年11月に公開されていました。

このデータを参考にしながら、肌全体と目元の状態を年齢別に解説していきます。

【20代前半】
肌のターンオーバーが早い20代前半は、水分量や皮脂量のバランスが整いやすく、肌にハリや弾力をもたらすヒアルロン酸やエラスチンの量も多い状態。体質や生活習慣にもよりますが、目元のシワやシミに悩まされる人は少ないでしょう。
しかし実は、20代前半の時点ですでにコラーゲン・エラスチンの量は減少を始めています。コラーゲン・エラスチンの量が減少すると肌にハリや弾力のある時期であるため、見た目の影響は少なめ。エイジングケアとは無縁です。
マツエクも目元の加齢を気にせず、好きなデザインを選べます。

【20代後半】
同じ20代でも、後半に入ると少しずつ変化が見られます。まず表皮に注目すると、肌の成分量が減り、セラミドも減少傾向に。セラミドとは、細胞間脂質の半分を担う成分で、肌を保湿したり保護する役割を担っています。セラミドの量が減ると、それだけ肌が刺激を受けやすくなるでしょう。しかし、それでもまだターンオーバーも早く、各成分の分泌量も多い状態。エイジングケアをする必要はなさそうです。
目元に関しても、まだシワやシミ、たるみなどを気にする人は少数。化粧水や乳液などのスキンケアを丁寧に行い、紫外線対策を意識することで、肌トラブルは回避しやすいでしょう。目元の乾燥が気になる場合には、保湿クリームなどを使用しても良さそうです。
まだ本格的なエイジングケアは必要ありませんが、保湿は大切20代の間にきちんとケアを行うことが、30代以降の肌質向上へつながるでしょう。

【30代】
30代になると、肌質が変わったと感じる人が多いですよね。実はそれ、コラーゲン・エラスチンの量が激減しているためです。コラーゲンやエラスチンは、肌のハリや弾力に大きな影響を及ぼす物質のひとつ。また、肌を保護・保湿してくれるセラミドも減少していくため、シワやシミなどの肌トラブルも起きやすくなります。20代までは基本的なスキンケアを行うことで間に合っていましたが、30代になるとさらにエイジングケアも必要となるでしょう。減少してしまうコラーゲンやエラスチンをカバーしてくれたり、加齢による肌荒れを予防してくれる抗酸化作用のある化粧品などを活用したいですね。
30代の肌表面は、水分量だけでなく脂質も減少。乾燥しやすい状態です。目元は特に皮膚が薄く、ダメージを受けやすい部分。乾燥も目立ちやすくなるでしょう。小じわやシミに悩まされ始める時期ですね。また、目尻も少しずつ下がり始めます。マツエク施術で気をつけたい部分も目尻たれ目デザインを目指していつも通りJカールを目尻に装着すると、カールが物足りなくなるかもしれません。

【40代】
40代はエイジングケアが必須となる時期エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンの分泌量が減少していきます。エストロゲンは、肌や髪にツヤを与えてくれる成分です。その成分が減少することで、肌全体に衰えが見られ始めます。コラーゲンやエラスチン、セラミドの量も20代に比較すると大幅に減少。シワやシミに悩まされる時期と言えそうです。特に目元は要注意。30代の頃に気になり始めた小じわが、少しずつ深さを増し、ハッキリとしたシワに成長することも。目元専用のエイジング美容液などを活用したい時期です。

【50代】
最後に50代を見てみましょう。50代に入ると、閉経を迎える人も。閉経後には、エストロゲンがさらに減少。ターンオーバーも遅くなり、古い角質が肌に長期間残るため、肌質が硬くなったように感じる人もいます。スキンケアとしては、そもそもの水分量が激減しているため、まずは化粧水などで肌に水分を与え、乳液と美容クリームで水分量をできるだけ維持することが求められます。また、セラミドの量が減っていて、刺激を受けやすい状態です。肌に優しいスキンケア用品を選びたいですね。
さらに、50代になると目尻だけでなく、まぶた全体がたるみ、下がってきてしまいます。
マツエクをつけていると、マツエクの上にまぶたが乗っているように見えることも。カールをゆるめ、長さも短くすることでバランスを整えると良いでしょう。

次のパートで、マツエクデザインについてもっとくわしく説明していきます。

年齢に合わせた提案ステップを知ろう

目元は加齢とともに、確実に変化していきます。まず訪れるのは“30代の壁”。今までずっと同じデザインを付けていたにもかかわらず、30代に突入すると

「あれ?!何か違う!」

と違和感を覚え始める人が出てきます。その理由は、目尻のたるみ。年齢とともに目尻が下がってくるため、10代~20代の頃と同じカールの角度では物足りなく感じるのです。

今までCカールだった人はCCカールなどのより強いカールのデザインを選んだり、11mmだった長さを12mmに変更していただくと目元の変化に対応できるでしょう。
一方、50代以降になってくると、目尻だけでなくまぶたも下がってきます。この状態で強いカールのデザインや長いエクステを装着してしまうと、毛の上にまぶたが覆いかぶさるような形に。まぶたのたるみを強調してしまうことにもなるため、今度はカールを弱めたり、短いタイプのエクステに変更すると良いでしょう。
アイリストとして、お客様の目元の変化をしっかりと観察することは大切です。ここでしっかりと見抜く力が身についていないと、年齢に合ったデザインの提案ができず、仕上がりにご満足いただけるはずがありません。

「お客様のオーダー通り装着したはずなのに」

と悩んでいるあなた。実は、お客様自身が自分の目元の変化に気づいていないことが、その原因ではないでしょうか。50代になって目元がたるんできても、お客様自身が気づいていないうちは、40代のときと同じオーダーをされるはず。しかし、オーダー自体は同じでも目元が変化しているため、40代の頃とは違う仕上がりになってしまうのです。
何度も来ていただいているからと、カウンセリングを疎かにせず、施術ごとにお客様の“今”を確認したいですね。

まとめ

マツエクは10代や20代の若者だけでなく、50代以上の大人女性からも愛されています。アイリストの仕事は、ただマツエクを装着するだけではありません。1人ひとりのお客様に合ったデザインを提案し、より魅力的な目元に近づけることが重要です。目元の微妙な変化を敏感に察知し、臨機応変に対応する力を身につけることで、ワンランク上のアイリストを目指したいですね。

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