【アイリスト講師を目指す方必読!】講師に求められるスキルとは?

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アイリストとして経験を積んだのち、後輩アイリストを育成する指導者の立場になったり、アイリスト講師として活躍したりする人もいるでしょう。今回取り上げるのは、アイリスト講師に求められるスキルについて。アイリスト講師になるため覚えておきたい、必要なスキルを考察します。アイリストのネクストキャリアとして、アイリスト講師という仕事を視野に入れている人は、ぜひチェックしてください。

アイリスト講師に必要なスキル①アイリストとしての経験値

まずはアイリスト講師に必要なスキルの1つ目をチェックしていきましょう。

アイリストとしての経験値が強みになる

アイリスト講師を目指すために重要となるスキルの1つ目は、アイリストとしての経験値です。アイリスト講師になる人は、アイリストとしての経験を積んでいるのが基本。サロン経験が豊富なアイリストほど、施術はもちろん接客対応についてなど、アイリストの悩みに即した指導が叶うはずです。サロン勤務の際は失敗ばかりだった、そんな人こそ、たくさんの経験を講師という立場から発信することができるでしょう。サロンの現場で培ってきた経験こそが、講師としての基礎になります。

経験値を活かすために必要なことは

アイリスト講師に必須のスキルとして挙げられるのは、言語化のスキル。同じ内容を説明するのでも、どんな言葉をチョイスするのかによって相手の受け取り方や響き方は大きく異なります。優秀なアイリスト講師ほど、

具体例を挙げた理解しやすい説明

頑張る意欲を高めるアドバイス

ができるなど、言葉のセレクトが秀逸という特徴があるようです。
経験値を講師に活かすためには、まず、自分のサロンでの実務経験の中から、参考になりそうな事例をピックアップし、きちんと言葉にするのが効果的。意識的に言語化していくことから始め、次のステップとして教える相手に響きやすい言葉を考えることで、スキルを習得していきましょう。教える内容に具体的な経験則を加えることで、理解への結びつきを高めることにつながります。
先輩アイリストの失敗談についてはこちらをチェックしてください。

アイリスト講師に必要なスキル②マツエクの知識

続いてアイリスト講師に必要なスキルの2つ目です。

マツエクの知識は必須項目

講師に必須のスキルの2つ目は、言わずもがなマツエクの知識です。アイリスト講師が教える対象者は、初心者から経験者まで幅広いもの。マツエクに関する深い知識がなければ、教えることはできません。
また、指導する人の中には

実演を見ただけでコツを理解できる感覚派

動作の理由まで納得したうえで理解する頭脳派

など、それぞれ個々で技術を習得するまでの過程が異なります。
頭脳派の場合、納得できる理由がないと次に進めないこともあるかもしれません。施術の流れのままに理解するのではなく、「どうしてなんだろう?」という疑問を持ち、それをきちんと調べて理解しておくことも大切です。

常に勉強し続けて知識を深堀りすることも大切

マツエク業界は、美容業界の中でもまだ新しい分野です。そのため、新しい技術や商材、解釈などがどんどん進化しています。もしかしたら、自分が教わったときの内容が変わっている、といったこともあるかもしれません。“今の常識が明日の非常識になっている可能性”もあることを念頭に置いたうえで、意識的に最新の正しい情報を知ろうとする姿勢が必要になるでしょう。
その他にも、美容業界全体のトレンドやマツエク業界のトレンドなど、知っておくべきことはたくさん。常に勉強し続ける必要があります。
「まつげ塾®」についてはこちらの過去記事をチェックしてください。

アイラッシュソムリエについてはこちらを参考にしてください。

アイリスト講師に必要なスキル③講師としての心構え

最後に、アイリスト講師に必要なスキルの3つ目をご紹介します。

プレイヤーと講師は違うということを理解する

スポーツ界でよく使われる「名選手、名監督にあらず」という言葉、プレイヤーとして成功した人が必ずしもいい指導者になれるとは限らないという意味です。名選手が名監督になれない理由は、求められる素質が異なることにあります。これはどの業界でも同様で、アイリストとして実力があるからといって、いい指導者になれるかというと、決してそうではありません。アイリスト講師の目的は、アイリストの技術や知識を高めることにあります。そこをしっかりと押さえたうえで、指導者としてのスキルを高めていく努力が必要となるでしょう。

指導者としてのスキルを高める方法は

講師の心構えを踏まえたうえで、指導者としてのスキルを高めるためのアプローチをチェックしていきましょう。

できるだろうという考え方は捨てる

自分ができることがそのまま相手ができるとは限らないのは当たり前ですが、実は名プレイヤーだったアイリストが講師になって、初めにつまづきやすいところでもあります。できないところや分からないところは、人それぞれ。「できるだろう」「分かるだろう」という考え方は捨て、教える相手が「どこが分からないのか」をきちんと観察する必要があるでしょう。

答えを与えると学びのチャンスを逃す

手取り足取り全てを教えるタイプの講師もいますが、可能性を広げるためには「答え」ではなく「道筋」や「考え方」を教えるのがベストです。なぜなら、人に与えられた答えよりも自分で考えた答えの方が、しっかりと身につくから。考えるプロセスを習得しておくことで、練習とは違う場面でも臨機応変に対応できるようになります。

聞き上手を目指す

講師として優秀な人材に備わっているのは、コミュニケーション能力です。ただ教えるだけの一方通行な指導ではなく、相手の言葉をしっかりと聞き寄り添う指導が、成長を導きます。そのためには、言葉を引き出して相手のタイプや悩み、理解していないポイントなどを見極める必要がありますよね。聞き上手を目指すために実践したいのは、

目線と体を相手に向け、聞く姿勢を作る

できるだけ自然体で話しやすい雰囲気作り

やる気をそぐような言葉使いはしない

相手の言葉を遮らずしっかりと聞く

といったこと。アイリスト講師としてだけではなく、サロン業務の際の後輩アイリストへの対応や接客でも重要なところです。ひとつひとつをきちんと心掛けることが、聞き上手への近道になるのではないでしょうか。
アイリストから指導者へのマインドチェンジについてはこちらも参考になります。

まとめ

マツエク業界の広がりを受け、アイリスト講師の需要も広がりを見せています。アイリストのネクストキャリアとしてアイリスト講師を目指す人もいるでしょう。アイリスト講師を目指すにあたって理解しておきたいことは、いちアイリストとアイリスト講師は、似て非なるものであるということ。「アイリストとして活躍してきたから講師もできるだろう」と軽く考えるのではなく、新たな視点からアイリストという仕事を見つめ直す必要があります。上記したポイントを押さえて、アイリスト講師への道のりの第一歩を踏み出してください。191238Ess

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