施術中、緊張で手や指が震える…こんなときどうする?対策を紹介

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大切なお客様の施術の際に、緊張して手が震えてしまい困った…という経験はありませんか?もし手が震えてしまったら、どのように対処すれば良いのでしょうか。解決方法を知らないと、「なんとかしなくては」「失敗できない!」「限られた時間で完璧な施術をしなければ」などと余計に意識して、負のループに陥ってしまう可能性も考えられます。対策を知っていれば怖くない!今回は手が震えてしまうメカニズムや対処法を解説していきます。

緊張で手が震える原因は?

ここぞという場面に限って緊張で手が震えてしまうのは、 「あがってしまう」ことが原因かもしれません。
あがってしまうような場面では、手が震える以外にも手汗をかく心臓が緊張でバクバクする、といった現象が起こることもあります。では、なぜそのようなことが起こるのでしょうか。

緊張するとノルアドレナリンが分泌される

緊張を感じると、体は覚醒や興奮に関係する神経伝達物質「ノルアドレナリン」を分泌するそうです。このノルアドレナリンは交感神経を活性化させる働きがあります。

ノルアドレナリンにより交感神経が有利になる

ノルアドレナリンが分泌されると、体は交感神経が有利になり、臨戦態勢に入ります。すると、心拍数が上がったり、体温が高くなったり、血圧が急上昇。これにより、動悸が起こったり、発汗が促進されたり、手が震えるといった現象が起こるのです。

緊張によって体に変化を感じることは誰にでもあり、いわば当たり前。普通のことです。ですが交感神経が敏感な人は、緊張を感じた際に、他の人よりも少し大きく変化が表に出てしまうことがあります。悪いことではありませんが、大事な場面で緊張が震えとして表に出てしまうと困ってしまいますよね。そんなときの対策を紹介していきましょう。

緊張からくる手の震えの対処法

緊張からくる手の震えを感じたら、この2つが対処法としておすすめです。

  • 緊張を必要以上に隠そうとしないこと
  • 他のものごとに意識を向けること

それぞれを詳しく紹介していきましょう。

緊張を必要以上に隠そうとしないこと

緊張で体に変化を感じた際、緊張している自分を隠そうと、意識を自分に集中させてしまうことはありませんか?すると人は、「緊張をうまく隠せているだろうか…」とさらに不安になり、手汗をかいたり、手が震えたりと体に反応が出てしまうそうです。
その結果、「自分は緊張しやすい」「また手が震えてしまうかも」といった不安や苦手意識が常につきまとうようになってしまいます。

こんなときの対策ポイントはこちら2つです。

ポイント1:緊張している自分を受け入れる

これを断ち切るためには、「緊張を隠さないと…」という気持ちを「緊張しても大丈夫、緊張がバレても別に気にしない」という気持ちへシフトしていくのが大切です。緊張している自分を冷静に受け止めて深呼吸してみましょう。不安を隠そうとせず、受け入れることで少し気持ちが晴れますよ。

ポイント2:人にどう思われるか気にしない

緊張して手元が震えだすと、自分がお客様にどう思われているかを気にしてより不安になってしまうものです。そんなときは、「少し緊張しているんです」と素直に打ち明けてしまうのも1つの手段です。無理に隠さず、オープンにしてしまうことで気持ちが楽になりますよ。

緊張を感じたら、これらを意識して施術に臨んでみましょう。

他のものごとに意識を向けよう

緊張に対処するには、自分ではなく他のものごとに注意を向けることもポイントとなります。施術で緊張した際に、自分に向かいがちな意識を他のものごとにそらす方法を2つ紹介しましょう!

自分から意識をそらす方法1:お客様を注意深く観察する

カメラマンになったつもりで目の前の人を注意深く観察することで、意識がその人に向き、緊張を忘れることができます。その際は、輪郭や髪の長さ、ほくろの位置を見る、など、できるだけ細かく観察するのがコツです。
施術の際に緊張を感じたら、お客様をじっくりと観察すると、意識が自分からそれて緊張を緩和できますよ。

自分から意識をそらす方法2:サロン内の音楽に耳を傾ける

サロン内の音楽はなんとなく聞き流している人がほとんどでしょう。緊張を感じたら、これを、耳を澄ませてじっくりと聴いてみましょう。音楽に集中することで自分から意識をそらすことができます。
ベースやドラムなどさまざまな楽器の音に集中し、ベースの旋律だけを追いかける、ドラムの音色だけに集中する、ボーカルだけを意識する、など時間をかけて順番に意識を変えていくのがコツです。最後に全体の音楽を聴くよう意識すると客観的に全体を把握する力も身につきますよ。

 

これらの方法は、日頃から練習しておくのがおすすめです。例えば、カフェで休憩するときは周囲の人や音楽に注意を向ける、など意識的に実践してみましょう。練習しておくと、いざというときに自分をコントロールしやすくなりますよ。

体をほぐす習慣をつけておくのもおすすめ

緊張したときは体がこわばってしまうもの。緊張による体の変化への対策として、リラックスして副交感神経が有利になった状態を作るため、日頃からストレッチをして体をほぐしておくのも良いそうですよ。
毎晩お風呂上りや寝る前にストレッチをして、体と心をほぐしてから寝る習慣をつけるのもおすすめです。首を回す、腕を回して肩甲骨まわりをほぐすなど、簡単なストレッチで十分なので、継続を心掛けましょう。
大事なお客様をお迎えする前にはサロンでもストレッチや深呼吸をして、リラックスしてから施術をすると、緊張を軽減できますよ。

自分で解決できないときは医師に相談するのもアリ!

大事な場面であがってしまう現象は誰にでも起こることです。ですが、前章で紹介したような方法で全く改善しなかったり、強い不安を感じたりして業務に支障が出る場合は精神科や心療内科の医師に相談することも検討してみましょう。受診の目安は6カ月以上苦痛が続くことです。

診察では問診や検査があり、カウンセリングを受けたり、必要であれば投薬を受けたりして、改善への道筋を立てることができます。あがってしまったときの反応は人によってさまざま。辛いと感じたら無理に我慢する必要はありません。重く受け止めすぎずに、医師に相談してみてくださいね。

まとめ

「施術中に緊張で手が震える」こんなときは考えすぎず、自分の手元からうまく意識をそらしましょう!施術に関しての不安を少しでも軽減できるよう、日頃から練習を重ねて自信をつけておくのも良いですね。ストレッチや深呼吸も上手に取り入れて、うまく緊張感と付き合っていきましょう。201225Esm

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