マツエクがマンネリ…というお客様をなくしたい!サロン内でできるマンネリ解消法

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「サロンに対して特に不満を持っているわけではないし、固定のサロンを作りたいとは思っている。でも、何となく今のサロンにマンネリ気味で、他にいいサロンがあれば移ってもいいかな…。」

このような考えを持っているお客様は、意外と多いものです。そもそもマツエク自体にマンネリを感じてしまい、マツエク自体を止めてしまうお客様がいるのも事実。

お客様の“サロン離れ”や“マツエク離れ”を防ぐには、どのようなことを意識すればいいのかを深掘りしていきたいと思います。

解消術その①まつげマネジメントのプロになる

お客様に“ずっとこのサロンに通い続けたい!”と思ってもらうには、お客様ひとりひとりに合った接客やデザイン提案、施術スキルが必要となります。なぜそのサロンでないといけないのか、なぜそのアイリストでないといけないのかの、“なぜ”の部分をよく理解しておくことが大切です。

お客様に“安心感”を抱いてもらうにはどうすればいいのか

まずは、サロンやアイリストに対してのマンネリを打破するために必要な要素から、解説をしていきたいと思います。マツエクサロンは、日々新しいお店がオープンしており、各店舗いかに新しいお客様を獲得するかを試行錯誤しています。

ずっと自分のサロンへ通ってくれているお客様も、他のサロンにとっては来てもらいたい新規顧客のうちの一人。長年通ってもらえているからと安心していると、知らないうちに他のサロンに移られてしまっていたということも多いにありえることなのです。

お客様がマンネリ化し始めるころは、特に注意が必要。とはいえ、お客様がサロンや自分の施術にマンネリを感じているかどうかは、チェックする手立てがありません

お客様の中にマンネリが芽生えてしまってから対処するのでは、完全に手遅れ。マンネリを感じさせないようにお客様と向き合うことこそが、サロンに対してもアイリストに対しても愛着を持ってもらうための大切なポイントなのです。

魅力的なサロンもあるけれど、やっぱりここがいい!

この気持ちを持ってもらうには、サロンとアイリストに“安心感”を抱いてもらうことが重要。“このサロン・アイリストにおまかせすれば大丈夫”と思ってもらえるよう、お客様のまつげを責任持ってマネジメントできるようになっておかなければいけません。

お客様からまつげに関する悩みを相談されたり、デザイン変更の申し出を受けたとき、普段からよくまつげを見せてもらっているからこそできることがあるはずです。

このサロン・アイリストにまかせて良かった! 」

やっぱりこの人じゃないとダメだ!

お客様にこの経験を何度も積み重ねてもらうことが、マンネリをおびき寄せないためのポイントとなるのです。

では、そんなマンネリをさせないために、何をすればよいのか考えていきましょう。

メイクに合わせたデザイン提案などプラスαの情報も提供できるように

マツエクサロンは、マツエクをつけるために訪れる場所。しかし、サロンに来たお客様にただマツエクをつけて終わり…これでは、お客様はすぐにマンネリを感じて他のサロンへ移ってしまうことでしょう。

こんな相談にも乗ってもらえるんだ!”と、いい意味でお客様を驚かせることもアイリストにとって大切な仕事のひとつ。例えば、お客様の年齢やイメージに合わせたトレンドメイクを紹介し、そのメイクに合うようなデザインを提案するなど、プラスαの情報を提供してあげることも大切なのです。

お客様側から何かアクションを起こさない限り、目新しい情報が手に入らない。このような状態では、お客様もそのサロンに対してだけでなくマツエクに対してもマンネリ化しやすくなってしまいます

マツエクについてはもちろん、トレンドにも常にアンテナを張り、お客様ごとに興味関心が高いテーマで情報を提供できることが、お客様を飽きさせないポイントとなるのです。

その②メニュー

マツエク業界では、めまぐるしいスピードで新しい技術や商材が誕生しています。お客様にマンネリを感じさせないためには、サロンで設けているメニューについても逐一見直す必要があるということを、頭に入れておかなければいけません。

“同じものでも新しいものがよく見える”という心理を理解しておく

普段使っているファンデーションがなくなりそうで、同じものを買ってきた。でも、同じもののはずなのに新しいほうを早く使いたい…。こんな経験をしたことがある人は、多いのではないでしょうか。

この心理は、マツエクサロンのメニューに対しても同じ。ずっと通っているサロンと同じようなメニューしかないマツエクサロンが新しくオープンすると、新しいサロンのほうがよく見えてしまう…というお客様がいてもおかしくはありません。

もちろん、変化のないメニューに安心感を覚えて同じサロンへ通い続けているというお客様もいらっしゃいます。ただし、変化のないことに安心感を覚えるお客様は、そもそもマンネリ化しにくいという傾向にあるのも事実。注意すべきは、“新しいもの好き”なお客様をいかにマンネリ化させないかということなのです。

マツエクに興味がある人はトレンドに敏感な人も多いため、マンネリ化リスクの高い“新しいもの好き”が多いと思われます。メニューを大幅に変えすぎるのは考えものですが、定期的に新メニューを取り入れてリニューアル感を出すことは、マンネリ化を防ぐ工夫とも言えます。

“ワンテンポ遅いサロン”だと思われないように注意

マツエク愛好家のお客様は、トレンドに敏感な人が多くいらっしゃいます。中には、マツエクに関する情報までしっかりチェックしている人も。「〇〇はこのサロンではまだ受けられないんですか?」など、最新技術の施術を楽しみにしているお客様もいらっしゃいます。

お客様から“まだですか?”と指摘される回数が増えてしまうと、早く最新の施術を受けたい人にとっては“ワンテンポ遅いサロン”というレッテルを貼られてしまう可能性も。他のサロンのほうが新しい技術を早く取り入れていれば、間違いなくそのお客様はそのサロンへと移ってしまうでしょう。

ここのサロンはいつも新メニューの取り入れが遅いから”という理由でマンネリ化させないためにも、トレンド感のあるものは早めに取り入れておくのがベスト。マツエク業界のトレンドを早めに取り入れておけば、まつげをマネジメントするための幅も広がります

ファッションやメイクはもちろん、マツエクのトレンドについてしっかり把握しておくことも、お客様をマンネリ化させないためのポイントです。

その③対応

アイリストは、接客の高いスキルが求められる職業です。Beautéでも、接客のスキルアップやお悩み解決のための記事を数多く配信してきました。

サロンやマツエクに対してのマンネリは、アイリストやレセプションの接客態度が要因となっているケースも珍しくありません。今一度、接客・対応の重要さについておさらいしていきましょう。

ホスピタリティを意識した接客を心がける

以前Beautéでは、ホスピタリティに関しての記事をお届けしました。

本当にお客様から“このサロン・アイリストでよかった!”と思ってもらうには、サービスの内容だけでなく「いかにホスピタリティを意識できているか」が重要になります。今は、接客レベルを統一すべく、マニュアルを導入するサロンも多くなっていますが、お客様一人ひとりへのホスピタリティを意識した接客はマニュアルを見るだけではマスターできません

ホスピタリティが素晴らしいサロン・アイリストだと感じてもらうには、お客様が求めていることに対して先回りできるかどうかが大切なポイントに。“目の前にいるお客様にはどのようなことをすれば喜んでもらえるのか”を理解し、ひとりひとりに合わせた接客ができるかが、マンネリを引き寄せない接客方法だと言えます。

カウンセリングの工夫でマンネリを打破

アイリストにとって、マツエクをつけるためのスキルも重要ですが、お客様から情報を引き出すためのカウンセリング力も伸ばさなければいけないスキルのひとつです。

以前こちらの記事↓

でもお伝えしたように、常連のお客様だからと言ってカウンセリングを省略するのはもってのほか

お客様が感じているまつげの変化を聞き取れるのは、カウンセリングのときしかないのです。カウンセリングをしないということは、お客様のまつげに関する大切な情報をわざわざ聞き逃しに行っているようなもの。これでは、通っていただいているお客様のまつげをマネジメントすることはできません

毎回カウンセリングをするのは、お客様のマンネリを打破するためだけでなく、お客様がマンネリ気味かもしれないことを気づくためにも必要なこと。カウンセリング中に、お客様が感じている不満や悩みを聞き出せるよう、カウンセリング力アップにも力を注いでおかなければいけません。

こちらの記事もチェック!↓

まとめ

お客様にマンネリを感じさせてしまうのは、他でもないサロンやアイリスト。逆に言えば、サロンに携わっている人間の意識を変えれば、お客様のマンネリ化を阻止することができるのです。

お客様は、いかに自分のことを思ってもらえているかということを敏感に感じ取っています。「このサロンに任せてよかった!」「これからもずっとお願いしたい!」そう思ってもらえるよう、日々緊張感と責任感を持ってお客様と向き合いましょう。191218Eue

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