「下まつげパーマ」ってアリ?下まつげのデザインがみたい!メリット・デメリットとは?

まつげパーマといえば、上まつげにかけることが一般的ですが、最近は薬剤の進化により、安全性も高まってきているため、一部の技術によっては下まつげにもかけることが可能です。
メイクの時短になるだけでなく、下まつげの逆さまつげ対策としても有効な下まつげパーマ。
お客様の中にも、下まつげパーマをかけている…という方がいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、下まつげパーマのメリット、デメリット、デザイン例をご紹介します。
知識として身につけておいて損はありません。
下まつげパーマのメリットは?
下まつげパーマをかけるとどのようなメリットがあるのかを以下にまとめました。
・マスカラを塗る際の上下のまつげの絡みを解消
・逆まつげ対策に効果的
それぞれ詳しく解説しましょう。
より大きな目元を演出できる
下まつげをしっかりと下向きにカールすることで、目元をよりパッチリと大きく見せることができます。また、ビューラーを使わなくてもきれいなカールを維持することができます。さらに、目が大きく見えることで、鼻と口の距離が縮まるため小顔効果が期待できる、というメリットも。
マスカラを塗る際の自まつげの絡みを解消
皆さんご存知の通り、自まつげには「はえグセ」があり、生える方向がばらついています。また、多くの方が上まつげは下向きに、下まつげは上向きに生えているため、マスカラを塗る際に上下まつげに絡みができやすくなります。
さらに下まつげはビューラーで挟むのが非常に難しい部分。毎朝のメイク時にマスカラを塗るのに一苦労…という方も少なくありません。
その点下まつげパーマをかければ、下まつげがきれいに下を向いてくれるので、マスカラもきれいに塗れるようになるのです。
逆まつげ対策に効果的
下まつげが上向きに生え、眼球に触れる逆さまつげは、とても痛くて不快なもの。しかし、下まつげパーマをかけて 下まつげを下向きにカールすることで、逆まつげを解消することができます。
逆さまつげ を放っておくと、黒目に傷がついてしまうなど、さまざまなトラブルの元となることがあります。しかし、下まつげパーマをかけることによって、そのようなトラブルや目の不快感が解消されるのも、大きなメリットのひとつなのです。
下まつげパーマのデメリットは?
メリットがたくさんある下まつげパーマですが、もちろんデメリットもあります。
・1ヶ月~1ヶ月半毎にメンテナンスが必要なのでコストがかかる
・薬剤が目に入ってしまう可能性も
思い通りのデザインにならない
下まつげパーマは、自まつげ自体をカールするものなので、思い通りのデザインにならないことがあります。例えば、自まつげが短いのに、下まつげパーマで長さを出したい…とリクエストしても、それは無理な話です。ボリュームに関しても同様です。自まつげが細い、本数が少ない場合は、下まつげパーマをかけてもさほどボリュームは出ません。
つまり、自分の理想のデザインに近づけたい、下まつげに長さやボリュームを出したい、という場合は、まつげパーマよりマツエクの方が適している、ということなのです。
コストがかかる
これは下まつげパーマのみならず、上まつげパーマにも該当するデメリットなのですが、カールが永久的に持続するわけではありません。きれいなカールを維持するためには定期的にサロンに通う必要があります。そうなると当然コストがかかってしまいます。
最近ではコストを抑えられる、お手軽、という理由でセルフパーマをする方も増えています。
しかし、セルフパーマではやはり失敗する可能性も高く、あまりきれいな仕上がりにはならないようです。
薬剤が目に入る可能性がある
下まつげは上まつげに比べると短く、本数も少ないので薬剤がまぶたに付着してしまう恐れがあります。また、ふとした拍子に薬剤が目の中に入ってしまう可能性もゼロではありません。さらに、パーマ液を自まつげにつける ことにより、自まつげがダメージを受けて傷んでしまう可能性もあります。髪の毛にパーマをかけ続けるとダメージが大きいのと同様、自まつげにもパーマをかけ続けると、多大なダメージがある、というわけです。
下まつげパーマをする際は、まつげ美容液を使うなど、しっかりとメンテナンスする必要があるのです。
過去にBeautéでは、このような記事を掲載しています。
こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
下まつげパーマのデザイン例
ではここで、下まつげパーマのデザインをいくつかご紹介しましょう。画像として見ることによって、さらにマツエクとのできあがりの違いがイメージしやすくなるのではないでしょうか。
画像元:@natari_.lashさん
下まつげをパーマによってしっかりと下に向けてカールさせたデザインです。下まつげをギリギリまでカールで下げることによって、よりキュートなイメージになります。さらに、上まつげもしっかりとカールであげて、上下のバランスを取っています。
画像元:@un_tomosさん
上下にまつげパーマを施したスタイルです。上まつげも下まつげも自然にカールさせているので、ナチュラルに目ヂカラがアップします。下まつげもカールさせたいけれど、やり過ぎ感が出てしまうのはイヤだ…という方には、このような自然な仕上がりの下まつげパーマがおすすめです。
画像元:@un_tomosさん
こちらは下まつげパーマのメリットがとても分かりやすい一枚です。左側の画像を見ていただければ分かるように、上向きに生えて眼球に触れていた下まつげを下向きにカールさせています。このように逆まつげにパーマをかけることで、自まつげが眼球に触れる不快感を解消することができるケースもあります。
画像元:@un_tomosさん
上下にまつげパーマをかけることで、どれだけ目元の印象が変わるかがよく分かる一枚です。しっかりとカールさせることで、まるでマツエクをつけたような力強い目元を演出。印象的な目元になっているのがよく分かりますね。上まつげだけでなく、下まつげにもパーマをかけたからこその効果だと言えるでしょう。
画像元:@natari_.lashさん
カラーエクステ×下まつげパーマのデザインです。カラーを施すことによって、まつげパーマをかけてもやり過ぎ感が出ず、ナチュラルな抜け感が演出できます。髪色とまつげのカラーを合わせるのも、遊び心が出ておしゃれですね。透明感のある目元を演出したいときにおすすめです。
画像元:@natari_.lashさん
まつげパーマはかけ方をかえるだけで、つり目風にもタレ目風にも演出することができます。画像は上だけでなく下まつげにもパーマをかけることでタレ目風のデザインに。自まつげが長い方がまつげパーマでしっかりとまつげをカールさせると、アイライン効果も期待できます。目元の印象をガラッと変えたい方にもまつげパーマはおすすめです。
まとめ
最近は上まつげだけでなく下まつげにもパーマをかける のがトレンド。自然で美しい仕上がりになる、と好評です。皆さんの中にも、サロンにまつげパーマ導入を検討している、もしくはすでに導入している、という方も少なくないでしょう。マツエク同様、日々進化しているのがまつげパーマです。導入を考えているサロンはもちろんのこと、例え導入していないサロンに勤務していたとしても、アイリストの一般的な知識として身につけておくことをおすすめします。191006Eco
この記事を読んだあなたにおすすめの関連記事