今増えているのが、アイブロウメニューのあるサロン。まつげと眉毛の両方から、目元をトータルサポートできるのが魅力です。眉毛は顔の印象を左右する重要なパーツ。ひとつ間違うと顔全体がいまいちな印象を与えてしまうため、責任は重大です。アイブロウメニューを取り入れるにあたり、理解しておきたいのは眉毛のトレンドデザインについて。イマドキ眉毛になれるサポートをして、リピートしたくなるサロンを目指しましょう。

今っぽい眉毛とは？

メイクと同じく、眉毛にもトレンドがあります。トレンドを押さえるのが難しいうえ、今ひとつの仕上がりでは顔の印象まで残念に見えてしまうのが、アイブロウの難しいところ。今の眉毛のトレンドデザイン、正しく押さえておきましょう。

2021年の眉毛は＜ふさふさナチュラル太眉＞

出典：＠emimimuuuさん

アイブロウのトレンドはふさふさナチュラル太眉がキーワード！自眉毛の太さや毛量を活かした、ナチュラルな眉毛がトレンドです。少し前までは太眉がトレンドだったのですが、マスク必須の今、太すぎる眉毛は悪目立ちの原因になってしまいます。そのため、自眉毛を活かしたナチュラルな太眉が、今のベストバランスです。どの形の眉でも太さをプラスすることで、おしゃれでヘルシーな雰囲気に。顔のスペースを狭く見せるため、細眉よりも小顔効果が期待できるのもうれしいポイントです。
ふさふさナチュラル太眉と一口に言っても、形によって雰囲気が異なります。続いてはトレンドの形について見ていきましょう。

今っぽ眉毛①アーチ眉

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優しい丸みを出したアーチ眉は、シーンや服装を選ばない、大人女子にもおすすめの形。アーチが強くなってしまうとキツイ印象になってしまうので、アーチを柔らかくするのが、今っぽさの決め手です。眉頭～眉山、眉山～眉尻の上下のラインに丸みが出るよう意識すると、柔らかいアーチを描くことができます。

今っぽ眉毛の形②平行アーチ眉

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少し前まで平行眉がトレンドだったのですが、今のトレンドは、アーチと平行をミックスしたような形。眉頭から眉山までを平行に、眉山辺りから眉尻に向かって丸みを持たせるようにした、ゆるやかなアーチを描きます。眉山には角度をつけないことが、今っぽ眉毛を叶えるポイントです。

立体感も今っぽさのキーポイント

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自眉毛のようなふさふさ感を出すのも、今っぽ眉毛を作る重要なポイントのひとつ。最後にアイブロウマスカラやクリアマスカラを使って、自眉毛をふんわりと立ち上げて仕上げるのが良いでしょう。自眉毛を伸ばして、作り込まないありのままの自然な眉毛を目指す人もいるようです。

基本中の基本！眉の黄金比

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どの眉毛であっても、忘れてはいけないのが眉の基本となる黄金比です。黄金比は誰が見ても無意識にきれいだと感じる比率のこと。ここを押さえていないと、トレンドの眉毛でも「何だか似合わない…？」という結果になりかねません。黄金比を意識して形をとることで、お客様の顔立ちに合ったベストバランスの眉毛を提供することができるはず。左右対称の眉毛を作ることも、黄金比における重要ポイントです。黄金比を理解して、お客様に本当に似合う眉毛を見つけてあげましょう。

▽マツエクデザインに合うアイブロウデザインについては、こちらの過去記事で詳しくご紹介しています。

なんだかあか抜けない…NG眉毛とは？

「おしゃれなんだけどなんだかあか抜けない…」その理由がアイブロウにあることも少なくありません。今、避けておくべきNG眉毛を解説していきます。

平行眉毛

オルチャン顔に憧れる女子たちがこぞって取り入れた平行眉毛ですが、実は今のトレンドではありません。アウトラインをしっかりめに取るのがオルチャン風平行眉毛のポイントですが、マスクをすると眉毛の印象が強くなりすぎてしまうのが難点。今っぽい眉毛にしたいなら、平行眉毛はおすすめしない方が良いでしょう。

眉山くっきり眉毛

眉山をくっきり描いてしまうと、それだけでひと昔前の雰囲気になってしまいます。顔の印象もキツくなってしまってもったいない！今の眉山は角度をあまりつけないのが鉄則です。

細すぎる眉

今のトレンドは太い眉のため、細い眉はどうしても今っぽい雰囲気になりにくくなってしまいます。細眉は色っぽさやすっきり感を出してくれる形ですが、細すぎると老けた印象になってしまうので要注意！また、目と眉の間のスペースが広くなることで、顔を大きく見せてしまうこともあります。細眉の方がバランスの良い人もいますが、細くしすぎないよう気を付けましょう。

トレンド眉毛をつくるおすすめメニュー

出典：＠iamai_0220さん

最後に、アイブロウメニューの種類にはどんなものがあるのか、詳しく確認していきましょう。

きれいな眉毛に！ワックス脱毛によるアイブロウスタイリング

お客様の希望と顔のバランスを加味して眉毛のデザインを決め、それに沿って不要な眉毛を脱毛していくのが、アイブロウスタイリング。脱毛に使われるのは、松ヤニや蜜蝋を原料とした蜂蜜状の脱毛ワックスを使うのが一般的です。永久脱毛ではありませんが、毛根から脱毛するため、きれいな状態を3～4週間ほどキープすることができるのが大きなメリット。眉毛の周りの余分な毛がなくなることで、眉毛のラインがしっかり出るため、立体感にもつながります。自分で処理したときのような剃り跡が気にならない、生え始めがきれいなど、お客様におすすめできるポイントがたくさんあるのも、導入しているサロンが多い理由でしょう。

眉毛に立体感を持たせるブロウラミネーション

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ブロウラミネーションとは、眉毛の毛流れ矯正技術のこと。日本人の眉毛は横に流れるように生えている人が多く、何もしない状態では顔に沿うように平面的になる傾向にあります。毛流れを矯正し、ふんわりと根元から立ち上がるように立体的に仕上げるのが、ブロウラミネーションの目的。施術後はとかすだけできれいな毛流れを再現することができ、メイクの時短にもつながります。
眉毛の向きがバラバラ、濃さが均一でない、下向き、ボサボサといった、よくある眉毛の悩みを解消できるため、おすすめできる対象者も多いでしょう。アイブロウスタイリングと合わせてオーダーする人の多い、今注目の技術です。

▽ブロウラミネーションについてはこちらが参考になります。

▽アイブロウメニューの施術に必要な講習、資格についてはこちらを参考にしてください。

あか抜け眉毛のポイント！アイブロウカラーメニュー

髪の毛は茶色なのに眉毛が黒いと、それだけで垢抜けませんよね。髪の毛や目の色に合わせて、眉毛をティントなどで染めるメニューを導入しているサロンもあります。眉頭、眉山、眉尻と、パーツごとに染め分けて、グラデーションに調整することで、より自然なカラーに仕上げることができるでしょう。アイブロウカラーをすることで、アイブロウメイクなしでもOKになれば、メイクの時短にもつながります。

理想の眉毛を作る！眉毛エクステ

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「理想の眉毛に近づけたい」「自眉毛が生えてこない」という悩みを解決するのが、眉毛エクステ、通称まゆエクです。マツエクと同じく眉毛に専用のエクステを装着していく方法と地肌に直接装着していく方法の2つがあります。メイクの時短になる、マイク崩れの心配がないのが大きなメリット。まだ新しい技術のため取り入れているサロンは少ないですが、眉毛に悩む人が多いため、需要はあるのではないでしょうか。

▽眉毛エクステについてはこちらをチェック！

まとめ

目元の「きれい」を提供するアイリストたるもの、眉毛のトレンドデザインまできちんと理解しておきたいところです。それがお客様のニーズに応えることにもなるでしょう。また、お客様の目元のきれいをより広い観点からサポートできるアイブロウメニューの導入は、新規顧客獲得やサロンの差別化にもつながる可能性大。提案の幅が広がるアイブロウメニューの導入を、検討してみてはいかがでしょうか。210823Ess

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