顔の印象の8割はまゆげで決まる!?最新・話題の「まゆげエクステ」って?

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最近流行している眉エクこと「まゆげエクステ」をご存知でしょうか?マツエクと同様に自まゆげに人工毛であるエクステを装着する方法です。最新の技術では、自まゆげがない場所にも付けられるので、自分の理想とする眉デザインが叶うと人気。気になるモチやメリット・デメリットについてご紹介します。

そもそも、まゆげの役割とは

まず、まゆげエクステの知識を学ぶ前に、まゆげの役割を知っておきましょう。 まゆげには、額から落ちる汗や雨、ゴミなどが目に入るのを防ぐ「眼球を守る」という役割があります。目を守るために、まゆげは目と同じ幅で、左右の外側がやや下向きに生えていることが特徴です。まゆげは顔の印象を8割決めると言われているように、太さや濃さに少し変化を出すだけで「顔の表情を変える」という役割もあります。

まゆげの描き方による印象の違い

【直線眉】:目頭から目尻までを真っ直ぐなラインで描くと、若々しい顔立ちに。

【曲線眉】:丸みのあるまゆげで、目頭と目尻を同じラインにもってくることで、目が大きく見えエレガントな表情に。

【角眉】:眉頭から眉山のライン、眉山から目尻までのラインを直線で描くと切れ長で知的な印象に。

これだけ印象をコントロール出来るため、女性がアイメイクに力を入れる理由、そして理想のまゆげを手に入れるべく「まゆげエクステ」にチャレンジする気持ちも分かりますね。

最新技術「まゆげエクステ」ってどんな技術?

「理想のまゆげになかなか近づけない」「自まゆげがなかなか生えてこない」と悩んでいる女性も多いでしょう。そこで最近注目されているのは、眉エクとも呼ばれる「まゆげエクステ」です。

まゆげエクステは、2015年頃から取り入れられるようになった最新の美容技術。今までにない技術と自然な仕上がりで一気に話題になりました。まゆげエクステは、エクステをつける、という観点ではマツエクと似たように感じますが技術は別物。大きな違いは「まつげとまゆげの生え方」。立体に生えるまつげに対して、肌と平行に重なって生えるまゆげとでは装着方法が異なります。最新の技術のため、取り扱っているサロンはまだ少ないです。

施術内容は2つあります。

1つ目はマツエクと同様にまゆげ1本1本にグルーで専用のエクステを装着していく方法。
2つ目は地肌に直接エクステを装着していく方法。これは最新の技術となりますが、「まゆげがなかなか生えてこない」という悩みを持っているお客様のニーズに応えられます。

まゆげエクステのメリット・デメリット

はじめに毛につけていくタイプと地肌につけるタイプ別にメリット・デメリットを比較して見ていきましょう。

【毛につけていくタイプ】
メリット:より自然に仕上がる
デメリット:毛がない部分には装着できない

【地肌につけるタイプ】
メリット:毛がない場所にも装着できる
デメリット:地肌に装着するため、肌が弱い人には向いていない

続いて、両者に共通するメリット・デメリットを見ていきましょう。

メリットは2つあります。

1.「メイクの時短に繋がる」
アイブロウメイクは、ペンシルで描く、眉マスカラで色を整える、余計な毛はカットする、といくつかの段階があります。まゆげエクステをすると、朝起きてから理想のまゆげが出来上がっているため手を加える必要はありません。そのため、メイクの時短が叶えられます。

2.「メイク崩れの心配がない」
朝はばっちりメイクだったにも関わらず夕方になるといわゆる「マロ眉」になっていた…という心配も、まゆげエクステをするとなくなります。お泊りや旅行の時などにも便利ですし、すっぴんに自信を持てるようになるかもしれませんね。

続いて、まゆげエクステのデメリットについてもご紹介します。

1.「長持ちしにくい」
もちろん個人差もありますが、まゆげエクステのモチは毛につけるタイプで2週間程度、地肌につけるタイプだと10日~3週間程度と言われています。マツエクのモチがおよそ3週間~1カ月ほどだと言われているため、比較すると長持ちしにくいと感じるでしょう。まゆげエクステが長持ちしない理由は、まゆげの寿命にあります。個人差はあるものの、毛が伸びるにつれ、エクステの装着部分も間延びをし、抜けやすくするためです。

2.「少しの刺激でエクステがとれやすい」
毛の短いまゆげに装着していくため接着面が少なく、ちょっと触れただけで影響を受けやすいという点もデメリット。慎重なケアが必要です。詳しくは次の注意点でご説明します。

まゆげエクステの注意点

これからサロンでまゆげエクステを取り入れようと考えている方へ、注意点をご紹介します。

【パッチテストを行う】
まゆげエクステは毛に対して1本1本取りつけていきますが地肌ギリギリの位置でつけるため、敏感肌の人はトラブルがおきる可能性もゼロではありません。トラブルを防ぐためにも、施術前にパッチテストをすることが大切です。地肌につけるタイプは必ずパッチテストをしましょう。

【まゆげエクステの来店周期】
前述したように、まゆげエクステがきれいに保てる期間は2週間程度です。間延びして不自然なまゆげにならないためにも、2週間前後の来店が好ましいと言えるでしょう。「こんなに早くとれるなんて!」とお客様からクレームがこないように施術前にしっかり説明する必要があります。

【施術後の正しいケアを説明する】
お客様のお手入れ次第でモチの長さが左右されます。施術後に以下の点を説明しましょう。

1.「汗に注意すること」
グルーは油分でできているため、汗をかくと皮脂が分泌されるため、まゆげエクステがとれる確率があがります。もし、汗をかいてしまったら素早く、優しく拭き取ることが大切です。
2.「刺激をあたえないこと」
触る、こするなどの行為もとれやすくなるため、なるべく避けた方が無難です。顔を拭く時や、寝る時など無意識にまゆげをこすらないようにしましょう。また、まゆげエクステ装着後に、いつもの感覚で眉マスカラや眉ペンシルを使用し、まゆげを整えたいと考えるお客様もいるかもしれません。しかし、眉マスカラは自まつげ用に作られているため、人工毛であるエクステや接着部分に付着すると、マスカラ自体が落ちにくくなる可能性も。加えて、眉マスカラには油分が入っているため、エクステがとれやすくなるデメリットもあります。眉ペンシルはエクステの装着部分を刺激してしまう可能性があるため、避けた方が無難です。できるだけ2つの使用を控え、パウダータイプで整えるように伝えましょう。

まとめ

まゆげエクステは、マツエクと比べてまだ広く浸透していません。新しい技術だからこそ、導入することに悩んでいるサロンもあるでしょう。しかし、まゆげエクステの魅力について注目している女性が増えているため、需要がある美容技術だと言えます。日々進化し続ける美容の世界。まゆげエクステの今後の技術進化に期待したいですね。

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