【動画解説】施術中はどこにエクステを置く?手元とラッシュプレートの違い

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マツエクの施術中、他のアイラッシュ施術者はどこにエクステを置いているのか気になったことはありませんか?エクステのシートを手元に貼り付けたり、ラッシュプレートを使用したりと、サロンの方針やアイラッシュ施術者によってエクステを置く場所はさまざまです。そこで今回は、マツエクの施術中にエクステを手元に置いた場合とラッシュプレートに置いた場合の違いを動画で解説していきます。

施術中はどこにエクステを置く?

マツエクの施術中は、使用頻度の高い道具を施術ワゴンに置いて作業するのが一般的。しかしエクステに関しては、施術ワゴンだけでなく、手元に置く場合もありますよね。では、手元にエクステを置く場合と、施術ワゴン上のラッシュプレートにエクステを置く場合のそれぞれの特徴を確認していきましょう。

手元にエクステを置く

利き手とは反対側、かき分けをするツイザーを持っている手元にエクステを置く方法です。手元にエクステを置く場合は、ラッシュプレートのように複数のエクステを置くことは難しいですが、使用するエクステシートを貼っておくことは可能。利き手とお客様のまつげからの距離は近くなります。しかし、手元のエクステピックに集中してしまい、利き手と反対側のかき分けをするツイザーの先端部分がお客様のおでこに当たってしまう…なんてことも起こる場合もあるので要注意!特に、新人アイラッシュ施術者に起こりがちなミスなので、気を付けて施術を行う必要があります。

ラッシュプレートにエクステを置く

ラッシュプレート出典:EYELASH GARAGE

ラッシュプレートを使用する場合は、一度にさまざまな種類のエクステを置いておくことができます。商品によっても形状が異なりますが、画像のTRUMP COSMETIQUE(トランプ コスメティック)の「ラッシュプレート」のように長方形でエクステを置いても空きスペースがある場合は、プロテクトシールを貼って、グループレートとしても使用できるので便利です。丸洗い洗浄や消毒も可能なので、衛生面的にも安心して使用できます。また、適度な重さがあるため、エクステピックをする際も動きにくく、安定感があるのも使いやすいポイントです。

便利な道具を使用する方法も!

サロンによっては、エクステを置くための便利な道具を活用している場合もあるので紹介します。

リングラッシュプレートに置く

出典:EYELASH GARAGE

エクステを置ける、指輪型のリングラッシュプレートもあります。画像のRich Lash(リッチ ラッシュ)の「リングラッシュプレート」の場合は、シートタイプのエクステを最も見やすい位置に置くことができるので、施術時間の短縮が可能。手元に置く場合と同様で、ラッシュプレートのように複数のエクステを置くことは難しいですが、3種類程度のエクステをリングラッシュプレートに貼って使用することはできます。フリーサイズのリング型で作られていることも使いやすさのポイントです。

ハンディラッシュパレットに置く

ハンディラッシュパレット出典:EYELASH GARAGE

手元にエクステを置くことができるパレットもあります。画像のFlap eyelashes(フラップアイラッシュ)の「ハンディラッシュパレット」は、手の甲や手首で使えるマジックテープのアームバンド付きなので、しっかりさせた状態でエクステを置くことが可能です。手元に直接エクステシートを貼る場合は、一度はがしたときに粘着力が落ちてしまい、使いにくくなってしまうことがありますが、ハンディラッシュパレットはシリコンタイプなので張り替えもスムーズ。また、パレットはサイズ8×5.5cmなので、複数のエクステを貼ることもできます。

アームトレイに置く

出典:EYELASH GARAGE

手持ちのワゴンに取り付けて使えるアームトレイもあります。画像のEYELASH GARAGE(アイラッシュガレージ)の「Tilt‐チルト‐ アームトレイ<クランプタイプ>」は、エクステとグルーのみを乗せるために作られているアームトレイで、傾斜角度の調整も可能です。手持ちのワゴンに取り付けて、傾きだけでなく回転させて、高さも好みの位置に変更できます。そのため、エクステが見やすく、お客様の目元までの距離が狭まり、施術時間の短縮も可能です。

【動画解説】手元とラッシュプレートの違いを紹介

ここからは、エクステを手元に置いた場合とラッシュプレートに置いた場合の違いについて、動画を使って解説します。

手元にエクステを貼って行った場合

まずは、手元にエクステを置いた場合の動画を見ていきましょう。今回は、施術工程を分かりやすくするため、スローモーション動画になっていす。ツイザーでつかんだエクステの移動に注目して見てください。

【動画解説】手元にエクステを置いた場合

1.手元に貼ったエクステをつかむ
利き手とは反対側、かき分けをするツイザーを持っている手元にエクステシートを貼った状態でスタートです。まずは、手元に貼ったエクステをピックアップ。その後、利き手とは反対側の手で、まつげのかき分けをした状態をキープしたまま次の工程に進みます。

2.つかんだエクステにグルーを付ける
つかんだエクステは、手元からグループレートまで移動させ、つかんだエクステにグルーを付けます。

3.グルーを付けたエクステを装着
グルーを付けたエクステを、グループレートから目元まで移動させてエクステを装着します。

手元にエクステを置いた場合は、エクステを手元からピックアップした後、グループレートに移動して最後に目元へ移動させます。そのため、注視を必要とする箇所が手元+グループレートの2点となり、懸念されるのが眼精疲労。手元にエクステを置くとお客様の目元までの距離が近くはなりますが、グループレートはワゴンに置いてあるため、結果的に移動距離が増えてしまうということです。
距離を狭めたいために、お客様の顔の近くやベッドサイドにグループレートを置くことを考えてしまうかもしれませんが、おすすめできません。グルーには、揮発物質による刺激やニオイがあるので避けましょう。

ラッシュプレートを使用した場合

ここからは、ラッシュプレートにエクステを置いた場合の動画を見ていきましょう。施術工程を分かりやすくするため、こちらもスローモーション動画となっています。

次は、動画で紹介しているラッシュプレートにエクステを置いた場合のやり方について紹介します。

【動画解説】ラッシュプレートにエクステを置いた場合

1.ラッシュプレート上のエクステをつかむ
ワゴンの上にラッシュプレートを設置し、ラッシュプレートの上に使用するエクステと、プロテクトシールを貼ってグルーもいっしょに置いた状態からスタートです。まずは、利き手とは反対側の手でまつげのかき分けをした状態をキープしたまま、利き手に持っているツイザーで、ラッシュプレートの上のエクステをピックアップします。

2.ラッシュプレート上のグルーを付ける
エクステをラッシュプレートの上からピックアップしたら、ラッシュプレート上のグルーを付けます。

3.グルーを付けたエクステを装着
グルーを付けたエクステを、ラッシュプレートから目元まで移動させ、まつげにエクステを装着します。

ラッシュプレートにエクステを置いた場合は、ラッシュプレート上でエクステのピックアップとグルーを付ける作業をほぼ同時に行うことが可能です。また、注視を必要とする箇所が手元+グループレートの2点から、ラッシュプレートの1点に減ります。そのため、眼精疲労軽減にもつながることがメリットと言えるでしょう。

まとめ

今回は、マツエク施術中に、エクステを手元に置く場合とラッシュプレートに置く場合の違いについて紹介しました。エクステを手元に置く場合は、まつげまでの距離は近くなりますが、グループレートまでの移動があるので、注視が必要な箇所が手元+グループレートの2点になります。ラッシュプレートにエクステを置く場合は、ラッシュプレートの1点になるため、眼精疲労軽減につながる上に、施術時間の短縮も期待できるでしょう。ぜひ今回の動画を参考に、自分にとってどの場所にエクステを置くのが適切なのかを見直してみてくださいね。220230Eym 

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