マツエク苦手な新人アイラッシュ施術者が増加中!克服するにはサロン選びが重要!?

この記事をシェアする

マツエクやまつげパーマなど、さまざまなメニューが展開されているアイラッシュサロン。トレンドの傾向としてナチュラルメイクが注目されていることなどから、より自然に仕上がるまつげパーマが人気を集めています。こういった背景により、比較的新しいサロンではまつげパーマのオーダーが多く、マツエクの施術に苦手意識がある新人アイラッシュ施術者が増えているのだとか。そこで今回は、特に就職活動や転職を考えている方向けに、マツエクの施術力向上を目指したい場合の苦手克服法やサロン選びの重要性などをまとめました。

マツエク施術が苦手な新人が増えているのは何故?

マツエク苦手

メイクやまつげデザインのトレンドは、ナチュラル傾向。そのため、しっかりボリュームを出して仕上げるマツエクよりも、自まつげを活かしたまつげパーマを選ぶお客様が増えてきているようです。とりわけ、ニューサロンでは増えている傾向で、マツエク自体の需要がないわけではありません。例えば、比較的アイラッシュサロンに長く通っているお客様などは、昔からマツエクをしていたことによってそれが定番化し、次の予約でもマツエクの付け替えを選択される方が多いようです。

しかし、これからはじめてアイラッシュサロンへ行く方や、学生など若い世代の方は、トレンドの影響や職場の決まりの関係などで、自然に仕上がるまつげパーマを選択することが多いよう。こういった方々は、新しいサロンを選びやすいこともあり、特にできたばかりのサロンではまつげパーマの施術が人気を集めています。こういった背景から、マツエクの施術を行う機会が減り、苦手に感じる新人アイラッシュ施術者が増えているのかもしれませんね。

どうすれば苦手を克服できる?

マツエク苦手

マツエクの施術が苦手な場合、どうすれば克服できるのか代表的な方法をチェックしておきましょう。克服法をマスターしておけば、就職や転職が決まったとき、きっと自分自身の技術力と自信の向上に役立つはずです。

とにかく練習あるのみ!

マツエクの施術スキルを磨くには、まずマネキンを使って練習しましょう。マネキンで練習するメリットは、低コスト繰り返し練習できること。また、万が一失敗してもお客様に迷惑がかからないため、思う存分気兼ねなく練習することができます。さらに、場所や時間を選ばず自分のタイミングで練習できるのも、マネキンならではのうれしい魅力です。しかし、マネキンでの練習は実践とは感覚が異なるため、あくまで基礎的な技術力を身に付けるための第一工程としてとらえるようにしましょう。

マネキンで、ある程度技術力を磨いたら、次にモデルを調達して練習してみてください。モデルの都合や場所の確保などを行う必要がありますが、より実践に近い形で練習することができます。そのため、よりお客様に満足していただける高い技術を習得できるはずです。
サロンにもよりますが、技術力がアップすれば、施術したモデルから商材料金や施術料金をいただける場合もあります。モデル側からすると、低コストで施術できるメリットがあるため、win-winですよね。
ただし、技術力が伴っていない場合のモデル練習では、仕上げをどうするのかが課題のひとつ。例えば、マツエクがバラバラに付いてしまった場合、オフをするのか、それとも先輩アイラッシュ施術者が手直しをするのかなど、事前に詳細を決めておく必要があります。モデルを募集する際には、施術後の仕上げ方法と合わせて、エクステの本数などもきちんと決め、トラブル防止の対策を行いましょう。

マネキンやモデルへの装着練習を重ねる中で、何か疑問に思うことがあれば先輩アイラッシュ施術者に指導をお願いしたり、動画サイトや関連コラムなどを参考にしたりするのもおすすめです。自分の中で疑問点が残らないようマツエクの施術練習を行うことで、きっと確かな技術力を身に付けることができるでしょう。

苦手を克服する際の練習ポイント

マツエクの施術練習では、まず施術にかかっている時間をチェックします。エクステを装着する時間はもちろん、テープワークも含めて時間がかかりすぎていないかチェックしましょう。そして、ツイザーがまぶたに対して平行に持てているかどうかもチェックしておきたいポイント。チクチクしたりけがをさせたりなど、お客様に不快な思いをさせないためにも、ツイザーの持ち方を今一度確認してみてください。

さらに、アイラッシュ施術者の手の位置も重要ポイントです、施術が上手なアイラッシュ施術者は、お客様の顔に手を重くのしかけることはありません。基本的には、お客様の顔に小指が触れるか触れないか程度の状態がベスト。もしもお客様の顔に手が重くのっている場合は、手の位置が違う、無駄な力が入っている可能性があるため、見直しが必要です。

そしてエクステを装着する際には、エクステの向きがまっすぐかどうか、根元が浮いていないか硬化速度と装着のタイミングが正しいかどうかなど、細かい部分にまでしっかりと気を配る必要があります。先輩に協力してもらうなどして、チェック項目を作成して練習を進めると効率的ですよ。

より詳しく練習手順をチェックしたい場合は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。

まつげパーマの予約が多く、そもそも練習する時間がない場合は…?

そもそもまつげパーマの予約が多く、練習する時間が確保できない場合もありますよね。サロンの方針がまつげパーマメインであれば、無理に練習する必要はありません。この場合は、割り切ってまつげパーマの技術力向上に注力するのもひとつの方法です。

しかし、マツエクの技術力を磨きたいのになかなか時間が確保できない場合には、予約枠を調整し、あらかじめマツエク施術の練習時間を確保しておくと良いでしょう。ただし、予約枠を調整して練習時間を確保すると、お客様の予約が取れなくなるデメリットがあります。いつどこの予約枠で練習をするかは、サロン側としっかり話し合うことが大切です。きちんとサロンで話し合って決めた時間に練習することで、忙しい合間を縫って練習時間が確実に確保できます。一見大きなデメリットがあるように感じる手段ですが、この努力は、将来新たな顧客の獲得やお客様からの信頼獲得などが目指せるため、決して無駄な時間ではありません

マツエクを上達させたい場合は、マツエク顧客が多いサロンが有利

マツエク苦手

就職活動や転職活動を控えている、または実行中の方で、マツエクの施術技術を向上したい方は、マツエクの顧客が多いサロンを選ぶのもひとつの方法です。例えば、老舗サロンでは長く通っている顧客が多く、その分マツエクの施術をリピートしているお客様が多い場合もあります。また、老舗サロン新サロン関わらず、サロン見学の際など実際にサロン側に話を聞ける機会があれば、どんなメニューのオーダーが多いのか直接聞いてみるのも良いでしょう。

他にも、老舗サロンのメニューをのぞいてみるのもひとつの方法です。メニューのTOPページ目立つ場所にマツエクメニューの記載があれば、そのサロンではマツエクが人気、もしくはサロンがマツエクの施術を売りにしているということ。実際に通っているお客様の口コミなどと合わせてチェックし、サロンがマツエクの施術に力を入れているかどうか確認してみてください。マツエクの施術に力を入れているサロンであれば、日々のサロンワークで自然にマツエクに関する知識技術を身に付けられるはずです。もちろん、練習も忘れないよう行いましょう!

まとめ

マツエクの施術の苦手意識を克服するには、サロン選びは重要な要素です。マツエクメニューに力を入れているサロンなのか、お客様からマツエクの需要があるのかをチェックしてサロン選びをすると、自らの技術力向上が目指せるはずです。サロン側に直接聞いてみる、メニュー表や口コミをチェックするなどして、マツエクの施術に強いサロンなのか見極めましょう。もちろん、日々の練習も怠らないことも忘れないでくださいね。

この記事を読んだあなたにおすすめの関連記事

220828Ehc

この記事をシェアする