【あなたはどっち派?】マツエク装着手順は、左右バランス良くor片目ずつ? Beauté的見解も紹介

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あまり意識しないところかもしれませんが、マツエクを装着する際、左右を同時進行で仕上げるアイリストと片目ずつ仕上げるアイリストがおり、装着の仕方が異なるようです。あなたは普段どちらの方法で施術を行なっているでしょうか。Beautéでは今回アイリストに向けてマツエク手順のアンケートを実施、どちらの手順で施術を行うアイリストが多いのか調べてみました。どちらの手順がおすすめか、Beauté的見解もご紹介。詳しく見ていきましょう。

マツエク装着手順をアンケート!その結果は

今回Beautéでは、アイリストに向けて『マツエクを左右交互に何本ずつ装着していますか?』というアンケートを実施しました。まずは、アンケート結果を見てみましょう。

5本程度という回答が41人5~10本という回答が62人10本以上という回答が52人、そしてそもそも交互に装着せず片目ずつ仕上げるという人が52人という結果です。1番多いのが5~10本ずつ交互に装着する方法ですが、どの回答もほぼ同じくらいという結果になりました。本数関係なく左右交互に仕上げるアイリストがおよそ3/4、片目ごとに仕上げるアイリストはおよそ1/4と、左右交互に仕上げるアイリストが半数を占めるようです。

ただ、片目ずつ仕上げるアイリストも一定数いることから、マツエクの装着は左右交互にするべきかそれとも片目ずつ仕上げるべきかはアイリストやサロンによってそれぞれ異なり、施術の基本として明確には決まっていないことが分かります 。

 

Beautéの見解は左右交互に装着!その理由は

左右交互に仕上げるのか、片目ずつ仕上げるのか、どちらがいいのでしょうか。もちろん片目ずつ仕上げるのに慣れているアイリストの場合、「片目ずつの方が早い!」など、それぞれに理由があるとは思いますが、Beautéが推奨するのは左右交互に仕上げる方法です。まだ初心者アイリストであればあるほど、少ない本数を交互に装着していく方法がおすすめ。慣れてきたら10本ずつ、15本ずつと増やしていくのがいいでしょう。

左右交互に装着、そのメリットは?

左右交互に仕上げるメリットには、どんなことが挙げられるのでしょうか。詳しくチェックしていきましょう。

仕上りバランスを調節しやすいのが1番のメリット

マツエクの施術は、お客様の目元に合わせたバランス感覚が重要です。左右どちらも完璧!と思いきや、全体のバランスで見るとあれ…?ということもなきにしもあらず。実は、人の目は左右対称ではないことがほとんどです。そのため、左右の目それぞれに全く同じように施術した場合、非対称を際立たせてしまう可能性も。人の顔は左右対称であればあるほど美しいと認識されるため、非対称=違和感となってしまうのです。

アイリストに求められるのは、左右の目の些細な違いを見極めたうえで、それぞれの目に合わせたデザイン調節。左右の目のまぶたの形とまつげの生え方といったポイントをしっかりと観察し、施術に臨む必要があるでしょう。
バランス感覚に優れたベテランアイリストなら、片目ずつ仕上げても全体バランスを考え調整できるかもしれませんが、普通はどうしても難しいもの。左右交互に装着しながら随時全体の仕上がりをチェックし、カールや長さで両目の微妙な仕上がりを調節するのが理想です。左右交互に装着することで、バランスを調節しやすくなるのもメリットのひとつでしょう。
左右均等に見せるコツはこちらの過去記事が参考になります。

左右の自まつげの量があるお客様への対応はこちらをチェックしてください。

産毛を巻き込むトラブルが発生しにくい

「産毛を巻き込んでしまった」「隣同士のエクステやまつげがくっついてしまった」というトラブル、経験したことはありませんか?グルーが乾く前のタイミングにツイザーで隣のまつげを動かすときに起こるこのトラブル。左右交互に施術する場合、左目に何本か装着したら、次は右目の装着に移ります。右目のマツエクを装着している間に、右目のグルーがある程度乾くため、産毛やまつげを巻き込むトラブルが発生する可能性が低くなるのも大きなメリット。巻き込んでしまうトラブルが頻発している人や初心者アイリストは5本ずつ交互に装着するなど、少ない本数で装着していくことでトラブル回避につながるでしょう。

何らかのトラブルで施術をストップしたときにもメリットあり

マツエク施術をスタートしたら最後まで仕上げるのがもちろん基本ではありますが、何らかの理由やトラブルにより施術を中止せざるを得ない場合も考えられます。例えば、

お客様の急な体調不良のとき

地震や火事といった災害発生時

といったことが起こる可能性もありますよね。
そんなとき、片方ずつ仕上げていると、場合によっては片方が完成しているのにもう片方はマツエクが全く装着されていないとなどいった、アンバランスな状態で中断しなければならない可能性もそんな状態では外を出歩くことや、人と対峙することに躊躇する人もいるでしょう。そんな不測なケースでも、交互に仕上げていくことは有効。もし途中で施術を中断した場合でも、両目の濃さがまったく違う!という事態は防げ、大きな違和感はない状態でトラブルに対応することができます。お客様の心理的不安を和らげることができるでしょう。

左右交互に装着する動作の理由をきちんと把握することも大切!

アイリストの中には「指導されたやり方が左右交互に装着する方法だったから、これまでその通りにやっていた」というケースもあるでしょう。しかし、大切なのは、左右交互に装着することではなく、最終的に左右の均等が取れた施術ができるかどうかという点。左右交互に装着しているからと言って、ただ機械的に施術しているだけでは、左右のバランスは取れないですよね。”施術の際に時折バランスを確認しつつ、目元に合わせて左右対称になるよう調節する”、この工程を意識的に取り入れることではじめて、左右交互に装着する意味が出てきます。なぜそうするのか、というところまできちんと把握しようとすることが、アイリストとしての力量アップにつながるはずです。

まとめ

左右交互に装着するのか、片目ずつ仕上げるのか、普段あまり意識したことがないアイリストも多いはず。今の手順で仕上りもスピードも問題がないなら今のままでも構いませんが、「左右対称に仕上がらない」、「全体のバランスを掴むのが難しい」などとお悩みのアイリストは、ぜひ左右交互に装着してみる、交互する本数を変化させてみるなどを試してみてください。小さな動作を意識的に変えるだけでも、仕上がりに大きな変化が見られる可能性があります。左右でバランスの取れた美しい仕上がりを目指してください。191236Ess

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