こんな時は要Check!「エクステや自まつげにグルーがつかない原因」とは?

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いつも通りの手順で進めているのに、なぜかエクステがグルーを弾いてしまったり、グルーと自まつげが接着できず困った経験はありませんか?その結果、思わぬトラブルに時間を取られて施術時間が伸びてしまったり、あってはならないことですが、焦って雑な施術を進めてしまう場面もあるでしょう。その原因は、サロン内の環境はもちろん、エクステの取り扱いにあるのかもしれません。今回の記事では、エクステや自まつげにグルーがつかないときの原因と対処法を紹介します。

まずはサロンの施術環境を見直そう!

エクステや自まつげに上手くグルーがつかない場合、サロン内の環境を見直す必要があります。適切な室温・湿度で管理されているか、確認してみましょう。

<サロンの室温・湿度が低い場合>
サロン内の室温や湿度が低いと、グルーの硬化が進みやすくなります。プレートに出しておいたグルーの表面がすぐに固まってしまうだけでなく、施術しようとエクステに付けたグルーが装着までの間に固まってしまうこともあるでしょう。
「グルードームの中にエクステをくぐらせたいのに、膜ができている」
というときには、新しく出し直さなければなりません。その上で、室温や湿度が下がっていないか確認が必要です。
注意するべきは冬のサロンだけではありません。夏も営業時間中に冷房が効きすぎてしまい、思った以上に室温が下がっているケースがあります。定期的に室温・湿度チェックを行い、必要に応じて加湿器や除湿器を活用しながら、サロン内の環境を整えていきましょう。

反対に、サロンの室温や湿度が高いとグルーの粘度が上昇。ドロドロとしたテクスチャーに変わったり、糸を引いたりして扱いづらくなるでしょう。「エクステにグルーがつかない!」というトラブルは起こらないものの、硬化速度が低下し、さまざまな問題を引き起こします。
たとえば、装着に時間がかかることも起こり得るトラブルのひとつ。通常よりも硬化速度が遅くなるため、自まつげにエクステを装着しようとセットしても、そのまましばらく待たなくてはなりません。本来であれば少しの時間で装着でき、次の施術に入れるところにも関わらず、大きなタイムロスになりますよね。他にも、白化現象の原因となったり、接着力が低下しモチが悪くなったりと、トラブルの原因に繋がってしまうでしょう。

一般的に、サロン内の室温は、夏:25℃前後、冬:20℃前後が好ましく、湿度は夏:55~65%程度、冬:50~60%程度が目安とされています。定期的に確認し、グルーの扱いやすい環境を整えておきましょう。
詳しくはこちらもチェック↓

見落としがち!装着する毛や自まつげは綺麗か

アイリストも見落としがちなのですが、グルーが付着しない理由のひとつに、エクステに付着した汚れが考えられます。
「購入したばかりのエクステに汚れなんてないでしょ?」
と思っているかもしれませんね。たしかに、購入したばかりの新しいエクステは本来キレイであるはずです。しかし、いくら新しいエクステであっても、もしアイリストが1度でも指で直接触っていたらどうでしょうか?人間の手には皮脂があります。直接触ることでエクステに皮脂が付着し、汚れてしまうでしょう。その皮脂がグルーを弾くため、エクステにグルーがつかない現象が起こるのです。
どのような場面であっても、エクステを素手で触ることはNG
エクステを触る際には必ずツイザーを使用し、不要な汚れを付着させないように気を付けましょう。

また、リペアでリムーバーを使用した場合、その油分を残さないよう注意が必要です。自まつげ自体に油分が残っていると、グルーが上手く付着しません。なんとか装着できても、モチが悪くなるでしょう。自まつげに残ったリムーバーは綿棒を使って丁寧に取り除き、前処理剤でしっかりとふき取るようにしてください。前処理剤の水分が残っていても、今度は白化現象の原因となるため、注意が必要です。エアコンプレッサーやエアポンプなどを使用し、きちんと乾かすようにしましょう。

グルーがつかない場合の対処方法

ではもし、実際にグルーがエクステや自まつげに上手くつかなかった場合、どのような対処方法が取れるのでしょうか。3つの解決策をご紹介します。
1.環境を整備しなおす
2.前処理をし直す
3.お客様のまつげに合った施術を行う
まず1つ目に、サロン内の環境を整えます。室温と湿度を設定し直し、適切な環境になってから、改めて施術を始めましょう。お客様には少し時間をいただくこととなりますが、グルーのモチにも影響が出るため、丁寧に説明し理解していただくことが大切です。その上で、できるだけ施術スピードを上げ、素早く施術を終わらせる必要もあるでしょう。
2つ目の方法として、前処理のやり直しがあります。もし、目元に残った皮脂汚れやリムーバーの油分が原因の場合、特に有効な方法でしょう。
最後に、お客様のまつげに合った施術方法も大切です。髪の毛と同じように、まつげも人によって質感が異なります。しっかりと潤ったまつげの人もいれば、乾燥の目立つ人もいるでしょう。中には、そもそもの油分が多くテカリが見える人もいますよね。水分量の多い潤ったまつげの人は問題なくグルーも付着し、硬化も進みやすいのですが、注意すべきは後者のグルーは水分に反応して硬化を始めるため、乾燥の目立つまつげの場合、グルーが付きにくくなるでしょう。また、グルーは油分との相性も悪いため、テカリのあるまつげの場合も接着力が弱まります。エクステにつけるグルーの量を増やしたり、グルーを取ってから自まつげに乗せるまでの速度を速めるなどし、どのような状態の自まつげであってもしっかりと装着できるよう工夫が必要です。

また、ホームケアのご案内も重要。できるだけマツエクと相性の良い毛質に近づけるため、美容液やリムーバー、化粧品の見直しをご提案すると良いでしょう。それぞれに提案したいホームケアをご紹介します。

<乾燥したまつげ>
保湿力を高めてもらえるよう、マツエク専用の美容液をオススメしましょう。ただし、市販の「マツエクもOK」と書かれた美容液は要注意。商品によっては、保湿力が高すぎるため、かえってベタつく恐れがあります。また、その保湿力によって、マツエクのモチが悪くなるケースもあるでしょう。できるだけサロンで取り扱っているような、マツエク専用の美容液を提案したいですね。

<油分の多いまつげ>
油分の多いまつげは、クレンジングや化粧品の見直しをご提案すると良いでしょう。クレンジングはオイルフリーのリキッドタイプや、可能であればマツエク専用の商品をオススメしたいですね。
おすすめのクレンジング記事はこちら↓

クレンジング方法のコツはこちらを参考に↓

また、最近では洗浄力が高く、目元をこすらなくてもしっかりと皮脂汚れを落としてくれるアイシャンプーも注目されています。もし、目元の汚れをしっかりと落としきれていないことが原因であれば、アイシャンプーをオススメしても良いでしょう。
化粧品も油分に注意。特に基礎化粧品は、保湿を目的に油分がたっぷりと含まれた商品が多く見られます。お手入れの際にまつげやまぶたに付くと、皮脂バランスが崩れてしまうこともあるでしょう。髪の毛でも、保湿力の高いシャンプーを使用するとベタつくことがありますよね。まつげも同じです。もともとの油分が多い毛に、保湿力の高い化粧品を使用すると、ベタつきやテカリの原因になります。できるだけオイルの入っていない基礎化粧品をオススメすると良いでしょう。

どちらも毎日使うアイテムです。日頃のケアがマツエクのモチに影響があることをお伝えするよう、アイリスト自身も意識したいですね。

まとめ

アイリストの施術は時間との勝負。わずかなロスも大きな影響を及ぼします。せっかくスムーズに前処理まで終わらせられたにもかかわらず、サロンの室温や湿度が適切でなかったり、エクステの管理を手で行ったために上手く装着できず、余計な時間がかかってしまっては本末転倒です。きちんと管理した上で、お客様のまつげの特性に合わせて施術を工夫すること。それがアイリストに求められる技術です。当たり前のことを徹底し、無駄な時間を発生させないようにしましょう。さらに、「マツエクサロンに通うことで、自まつげの状態が良くなった」と感じてもらえるよう、ホームケアのご案内も意識したいですね。アイリストにとっても施術がしやすくなります。結果として、マツエクのモチも良くなり、お客様の満足度も向上。リピーターになってくれる可能性も高まるはずです。「あれ?グルーがつかない…?!」と思ったらまず一度立ち止まり、サロンの環境や自分の施術を見直してみるようにしましょう。

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