目元ケアのクリームが自まつげに与えるリスクって?回避する方法・対策とは?

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目元に塗布するアイクリームや、保湿成分が多く含まれたクリーム。オイリーで濃厚なテクスチャーのものがまつげに付着すると、「マツエクに影響があるのでは?」と不安に思う人も多いでしょう。このとき、気に留めておきたいのが“自まつげにアイクリームが付着していて、エクステの装着がしにくくなる(モチが悪くなる)リスク”。今回は、アイクリームなどが自まつげに付着しないようにする方法、エクステ装着の際にできる対策などをご紹介します。

アイクリームや保湿力の高いクリームはマツエクが取れる?

アイクリームや保湿力の高いクリーム。この中に含まれている「オイル=油分」がマツエクに付着すると「取れるのではないか?」と不安になるアイリストは少なくありません。
しかし、Beautéでは「油分(オイルクレンジング)は必ずしもマツエクが取れる原因になるわけではない」と仮説付け、真実を追求中です。

今では、マツエクOKのオイルクレンジングも増えているため、アイリストの中にも「オイルはマツエクが取れる原因ではないのかも?」と考える人もいるでしょう。

今回のアイクリームなどについても、「エクステに付着すると取れやすくなるかどうか」は、現状仮説や推測論でしかお伝えできません。そこで、この記事で着目するのは「自まつげにアイクリームや高保湿のクリームが付いたときに起こるリスク」です。
自まつげにアイクリームや高保湿のクリームが付いたまま、エクステを装着するとどうなるでしょうか。アイクリームなどには商品によって異なりますが、クリームには複数の成分が配合されているため、中にはグルーとの相性が悪い成分も入っている可能性が考えられます。すると、場合によってはグルーがエクステと馴染まず、装着のしづらさを感じる結果になるのです。
とはいえアイクリームなどの目元のケアアイテムの使い方をお客様に説明するとき、

「エクステに当たらないように使用してくださいね」

とご案内するアイリストは多いですよね。ではなぜ、避けているのに自まつげにクリームなどのケアアイテムが付いている気がするのでしょうか。
実は、自まつげを避けてアイケアを行っていても、「瞬き」によって目元の周囲にあるクリームが次第に自まつげに付着してしまうことは考えられます。

エクステが装着しにくい。すぐに取れる…。その原因はアイクリームかも?

すべてのアイクリームや高保湿のクリームが原因となることはありません。しかし、クリームによってはグルーと相性の悪い成分が入っており、自まつげに付着したまま施術に入ると「グルーが自まつげと馴染まず、うまく装着できない…」こう感じてしまいがちです。

「モチが悪い」原因がアイクリームとは考え付きにくい

装着のしづらさと同様に、グルーがよく馴染まないまま装着したエクステのモチは良くありません。お客様から「すぐにマツエクが取れる」と悩みを聞いた際に、原因として「目元のケアアイテムや普段使用しているアイクリームが自まつげに残っていないかどうか」についても考えておきたいところです。
モチの悪さにはさまざまな原因がありますが、アイクリームや高保湿のクリームなどは“目元のケアアイテム”。目元の環境を良くするものであるために、モチの悪さを引き起こす原因となることは、考え付きにくいです。
「原因が思い当たらない…」となったときは、一度目元のケアアイテムが自まつげに残ったまま施術していないかどうか。この観点から原因を探ってみましょう。

アイクリームや高保湿のクリームを使う際のポイント・対策方法など

ここからはアイクリームや高保湿のクリームなど、目元のケアアイテムを使用する際のポイントやエクステ装着に影響が出ないようにする対策方法を考えていきます。

①アイクリームの塗り方を考える

アイクリームなど、目元にクリームを塗る際には

・エクステや自まつげに当たらないようにする
・目元のキワは避ける
・擦らない

これらを徹底することがポイントです。特に、エクステは「擦る」ダメージに弱いもの。目元をケアするクリームの塗り方によって、エクステが取れてしまっては本末転倒です。お客様にアイクリームの塗り方をご案内する際は、ぜひお伝えしてください。

②マツエクOKなアイクリームを使用する

先ほど、「すべてのアイクリームや高保湿のクリームが原因となることはない」とお伝えしました。そこで、より安心してアイクリームを使用するなら「マツエクOK」を謳うアイクリームを使用するのもひとつの手段です。

ここからは客様にも提案しやすい市販品のマツエクOKアイクリームタイプ美容液をご紹介しましょう。

ロート製薬メシル アイスキンケアクリーム

出典元:Amazon

こちらは、マツエクやアイメイクなどによる自まつげのダメージを補修してくれる成分が配合された美容クリーム。
マツエクでも使用可能と記載があり、エクステにクリームが付着しないようにまつげのキワに塗るだけでOKです。落としきれなかったアイメイクによる目元の色素沈着を改善してくれ、目元に潤いと明るさをプラスしてくれます。目元周りの使用試験も済んでいるため、安心して使える優秀なアイテムです。

フローフシ THE アイクリーム

出典元:Amazon

コスメ・美容の総合サイトである『@cosme』での評価も高く、多数の人から支持を得ている「フローフシ THE アイクリーム」。目元周りの筋肉をクリームの成分によって、まず“ゆるめる”ことから浸透率を高めるなど、これまでにないアイクリームタイプの美容液となっております。
エンドミネラル®とアミノ酸の結合体である3種類のペプチドが配合されており、気になる目元の乾燥を防ぎ、潤いをもたらしてくれるアイテム。こちらもマツエクをしていても使用できるクリームです。

TREE 目元とまつ毛のご褒美 

出典元:Amazon

芸能人の愛用者も多く、SNSでも人気の「TREE 目元とまつ毛のご褒美」。目元の血液循環を良くし、ビタミンC誘導材を目元の奥に取り込むタイプのアイクリームで、パッションフルーツ由来の美容成分も配合されています。
香り・使用感も良いため、人気のアイクリームタイプの美容液。こちらもマツエクOKの商品なので、マツエク愛用者も安心して使えるでしょう。

③マツエク施術当日は「アイメイク」「アイクリーム」の使用は控える 

これまで、アイクリームの塗り方やマツエクOKのアイクリームをご紹介してきましたが、記事の冒頭でお伝えした通り、いくらまつげを避けて塗布したとしても「瞬きによって自まつげにアイケアクリームが付着する可能性」はあります。
そのため、ポイントとなるのは“マツエクの施術当日”。リペアやメンテナンスを行うその日に限り、アイメイクはもちろん、アイクリームなどのケアアイテムの使用も控えてもらうとベストです。

④施術前は、前処理に加えてアイシャンプーなどでしっかり落とす

さらに、施術前にオプションとしてアイシャンプーを用意するサロンであるなら、お客様におすすめすることも重要です。
特に「原因が見当たらないけれど、マツエクのモチが悪くて悩んでいる」お客様。この場合はもしかすると、アイケアクリームなどのアイテムが自まつげに付着したまま、施術を行っている可能性も考えられます。
普段の洗顔でメイクと一緒にアイクリームは取れているものですが、施術前は今一度前処理に加えてアイシャンプーでしっかりと洗浄し、マツエクのモチを高めましょう。

 

まとめ

目元の環境・自まつげの状態を良くするための、アイケア。アイクリームなどを使用すること自体には全く問題はありませんが、気にしておきたいのが自まつげに付着したまま、エクステを装着することです。装着のしづらさを感じたら、まずはアイケアアイテムが自まつげに付着していないかどうかを検討し、前処理をしっかりと行ったり、場合によってはアイシャンプーなどのオプションメニューをご提案するなど、臨機応変に対応していきましょう。190520E3s

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