高みを目指して何度でも挑む!国内外で受賞を重ねるアイデザイナー・MISATOさんにインタビュー
「日本で一番賞を受賞しているアイデザイナー」とも称され、国内外のコンテストで数々の実績を重ねてきたMISATOさん。美容師としてキャリアをスタートし、アイデザイナー、講師、審査員、商材開発と、活躍の場を広げています。今回はそんなMISATOさんに、美容業界を志したきっかけから、コンテストへの想い、愛用アイテムまでインタビュー。コンテストに挑戦してみたい方や、アイデザイナーとして成長したい方は、ぜひチェックしてみてください。
【プロフィール】MISATOさんとは
出典:【EWC結果速報】総合グランプリに輝いたのは?アイラッシュワールドカップ東京2024
アイデザイナー 渡邊 実里(わたなべ みさと)さん
MISATOさんは国内外のコンテストに多数出場し、EYELASH WORLD CUP 2024(EWC)では総合グランプリを受賞しました。その他、数十以上の受賞歴(2026年6月時点)を誇り、業界では「日本で一番賞を受賞しているアイデザイナー」とも称されるほど。自身の経験とコンペで培った技術をもとに指導するレッスンは、多くの受講生が大会で良い結果を残し、実力派講師としても注目されています。
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「私が代わりになってあげる」母の夢 美容師を叶え、アイデザイナーに
―さっそくですが、美容業界に進んだきっかけを教えてください
小学5年生のころ、母が昔美容師を目指していたことを知り、「じゃあ、私が代わりになってあげる!」と決めたことがきっかけでした。それからは夢に一直線で、家族や学校の先生にも背中を押してもらい、高校卒業後は美容学校へ進学しました。高校3年生のときからアルバイトとして美容室で働き、放課後も土日もほとんど遊ばず美容一筋の日々でした。
―それから、今を駆けるアイデザイナーになるまでの経緯は?
美容師免許取得後は、アルバイトをしていたサロンにそのまま就職しました。アイデザイナーとしての第一歩は、オーナーから「マツエクをやってみない?」と声をかけてもらったことです。インストラクターを呼んでもらって技術を習得し、当時の私にとってマツエクは“アシスタントでも自分のお客さんを増やすことができる、ひとつの武器”でした。その後、約1年間ワーキングホリデーでカナダへ渡り、現地サロンでも美容師として働きました。帰国後は別のサロンに移り、まつげの技術をほぼ独学で磨き続け、気付けば20年近くアイデザイナーとしての道を歩んでいます。
理想の働き方と教育を求め、自分らしいスタイルを確立
―独立を決めたのはどんなタイミングでしたか?
結婚して子どもが生まれて、2人目を考え始めたところで独立を考えました。最初は、高校生のころからずっとお世話になっていたサロンで、面貸し(店舗の空きスペースでフリーランスとして活動すること)という形で働かせてもらったんです。集客は自分でしなければいけないんですが、思ったよりもずっとお客様が集まってくれて。ちょうどマイホームを考えていたタイミングでもあったので、そのまま自宅サロンを開業しました。
―施術者としてだけでなく、講師活動も始めた理由は?
コンテストで結果を出すにつれて、「日本で一番受賞しているアイデザイナー」と言っていただけるようになって。過去には認定講師として組織に所属していた時期もあり、多くの学びを得ることができたのですが、次第に「自分の力で生徒さんを育ててみたい」という想いが強くなっていきました。より自分らしいやり方で指導してみたいと思い、講師としての独立を決意しました。
世界大会準優勝、フランスでの悔しさ…学生時代から変わらない「1位へのこだわり」
―これまで壁にぶつかった経験はありますか?
あまり落ち込むタイプではないのですが、強いて言えばEWCに3回出場したうち、2回続けて準優勝だったときでしょうか。最初は入賞できただけでうれしかったのに、次第に「なぜ1位じゃないんだろう」という悔しさが大きくなって。3回目の挑戦で優勝できたとき、諦めないことって大事だなと心から実感しました。
その後、EWCの優勝でフランス大会に出場する権利をいただいたのですが、入賞できずそこでも悔しい思いをしました。でも、自分の技術がヨーロッパに通じなかったとは思いたくなかったので、すぐにヨーロッパのコンペを探して応募したんです。その結果、2部門で3つのトロフィーをいただくことができました。私にとっての挫折や失敗は、落ち込むよりも「次どうするか」を考える原動力になっています。
―数々のコンテストに挑戦するモチベーションを保つ秘訣は?
実は昔から足の速さに定評があり、学生時代はずっと運動会や体育祭のリレー選手に選ばれていたんです。私はハンドボール部なのに、陸上部の大会にリレーだけ貸し出されたりもしていました。そのころから、やっぱり「1番になりたい」というこだわりは強かったと思います。今も私がコンテストに挑み続けているのは、そのころの情熱の延長なのかもしれません。また、出場し続けているとコンテストが趣味のようになってきて、仕事に絡めて海外に行けるというのもモチベーションのひとつです。
―そんなMISATOさんの愛用アイテムを教えてください!
MISATOさんオリジナルツイザー
長年さまざまなツイザーを試してきましたが、「これだ!」というものになかなか出会えず、自分で理想のツイザーを作りました。ヘッドを小さめに設計することで小回りが効き、先端だけでなくどの面でもエクステをつかめるのがポイントです。オリジナルツイザーはコンペレベルの精度を目指して作っているので、生徒さんにも自信を持っておすすめしています。現在はアイラッシュメーカーの「RAFI」さんのHP内で販売しており、私個人の販売ページも準備中です。
「RAFI」のアイラッシュケア&クリーンウォーター
ずっと自分に合う前処理剤を探していたのですが、RAFIの前処理剤は成分のほとんどが水でできているため、敏感なお客様にも使いやすいことが一番の決め手です。いかにしっかり前処理できるかが、マツエクのモチに直結します。だからこそ信頼できるものを使いたいと思って、こちらにたどり着きました。
【RAFI】アイラッシュクリーンウォーター
不純物が入っていない超純水(特許取得)を使用したクリーンウォーター。まつげをやさしく労わりながら、しっかり汚れを洗浄します。
【RAFI】アイラッシュケアウォーター
超純水を高酸化したケアウォーター。まつげを健やかに整え、マツエクのモチをサポートします。中間洗浄や、後処理におすすめです。
仲間との出会い、生徒の成長―「今が人生で一番輝いている」

―これまでの人生を振り返り、影響を受けた人物やできごとは?
気の合う仲間に出会えたことが、本当に大きいと思います。今が人生の中で一番輝いていると感じているのですが、その理由のひとつが、南方奈千葉さん(@__nachiyo__dalia.eyelashさん)と佐々木凡子さん(@namiko_eyelashさん)との出会いです。お二人とも私と同じように、子育てをしながら仕事に向き合うアイデザイナーで、似た環境で頑張っている姿にすごく勇気づけられています。現在準備中の2店舗目の相談にも乗ってもらっていて、本当に心強い存在です。
▽佐々木凡子さんのインタビュー記事はこちら
―MISATOさんにとって仕事のやりがいとは?
生徒さんがコンテストで受賞するようになってきて、講師業によりやりがいを感じていますね。さまざまな大会で私の生徒さんが1位・2位・3位を独占するようなことも続いていて。表彰台でスピーチするときに、私の名前を真っ先に挙げてくれることがありがたいですし、涙を流して喜ぶ姿が何よりうれしいです。こんな経験ができるとは、数年前まで想像もしていませんでした。
「唯一無二の作品を生み出せるアイデザイナーになってほしい」MISATOさんが伝えたいこと

―MISATOさんから見た、伸びるアイデザイナーの素質とは
講師をしていると、いろいろな先生の講習を受けて満足してしまう方もいて、それだけではもったいないと思っています。せっかく受講したのなら、まずはその先生に教えてもらったことを素直に聞き入れ、極めていくことが成長につながるのではないでしょうか。それで合わなければ、次に行けば良いと思います。また、「上手くなったらコンテストに出たい」という方も少なくないのですが、コンテストは出場して初めて自分の弱点を知ることができ、その弱点を克服して成長する場所だと私は思っています。上手くなりたいという向上心がある方こそ、ぜひ出場してほしいですね。
―最後に、次世代のアイデザイナーにメッセージをお願いします
マツエクは、シンプルにまつげにエクステをつけるだけの技術ではあるんですが、実は仕上がりを見れば誰の施術なのか一目瞭然なんです。だから誰かの真似をする必要はなくて、自分の色を出すこと、唯一無二の作品を作れるようになることが大事だと思っています。今いる場所にいつまでも満足せず、高みを目指して、自分の軸がブレないアイデザイナーになりましょう。
まとめ
母の夢をきっかけに美容師を志し、美容師とアイデザイナーの二刀流でキャリアを築いてきたMISATOさん。数々のコンテストで輝かしい成績を残しながらも、現状に満足することなく挑戦を続ける姿が印象的でした。MISATOさんの強く前向きな言葉は、多くのアイデザイナーにとって大きな励みになるはずです。ボーテ編集部は、これからもMISATOさんのますますのご活躍を応援しています。
※本記事の内容や価格はすべて、2026年6月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。
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