サロンワークNo.1を決める熱い大会!「X competition」の様子を徹底リポート

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2025年4月16日、都内で開催された実践型コンペ「X competition」。ラッシュリフト・エクステンション・アイブロウの部門ごとに、実際のサロンワークに近い形式で、技術力や表現力を武器にアイデザイナーがしのぎを削ります。今回は「X competition」の振り返りとして、大会の様子や審査員の声などをレポート!会場の熱気をそのままお伝えしますので、技術力向上を目指すアイデザイナーはぜひチェックしてみてくださいね。

「X competition」とは?

2504_8EiiサロンワークNo.1を決める熱い大会!「X competition」の様子を徹底リポート「X competition」とは、アイデザイナーのためのコミュニティDAIYOKUJOが主催する実践形式のコンペティション
DAIYOKUJOはご存知のとおり、アイデザイナーが技術について気軽に相談し合える業界最大級のコミュニティです。美容師免許を持っていれば誰でも自由に参加でき、アイデザイナーならではの悩みを共有することで、技術力の底上げに貢献しています。

「X competition」は2024年に初めて開催された比較的新しい大会ですが、初回から800名を超えるエントリーがあったそう。アイデザイナーが実力を発揮し、自己成長につなげるための貴重な場として、早くも注目を集めています。
「X competition」の競技部門は、ラッシュリフト・エクステンション・アイブロウの3つ。予選を通過できるのは、各部門50名ずつという狭き門です。事前に行われるオンラインでのフォト審査に通過した方のみが、「東京ドームシティ プリズムホール」で開催される本選への出場機会を与えられます。

なお、「X competition」が目指しているのは、

私、失敗しないので。を言える技術者へ。
だからこそ、あえてサロンワークに近い競技形式を採用しており、実践レベルでの対応力や技術力、表現力、センスなどを試すためのステージを提供しています。2025年の大会でも、トップクラスのアイデザイナーたちが集結!本選では熱い戦いを繰り広げてくれました。

「X competition」大会当日の様子をレポート!

2504_8EiiサロンワークNo.1を決める熱い大会!「X competition」の様子を徹底リポートではここからは、さっそく当日の様子をレポートしていきます!

会場の雰囲気は?

会場に足を踏み入れてまず感じたのは、真剣さや緊張感。2024年の開催は、商材販売とコンテストが同時進行で行われていたこともあり、全体としては“お祭り”のような賑わいでした。しかし、今大会ではコンペ前の2日間で物販やステージ演出などの「春フェス」が開かれ、競技との日程を分けたことで、当日はコンテスト特有の引き締まった雰囲気が強く出ていたのが印象的です。
さらに、会場内では12台前後のカメラが随時稼働。ステージ側や競技エリアにそれぞれ配置され、映像としての魅せ方にも注力されていたように思います。

また、各セクションの審査終了後には、審査員による講評の時間が設けられました。競技のポイントや評価基準に加え、次回大会を見据えた期待のメッセージも語られるなど、アイデザイナーにとっては学びや気付きの多い貴重な機会となったはずです。

審査員からの総評コメントをチェック!

当日、審査員として参加されたお二人にもお話を伺うことができました。コメントをくださったのは、前年度に引き続きエクステンション部門の審査を担当されたNachiyoさんと、メンズアイブロウ部門の審査を務めたtomokiさん。

2504_8EiiサロンワークNo.1を決める熱い大会!「X competition」の様子を徹底リポート【Nachiyoさんの主なプロフィール】

  • eye and brow meme salon/Ray Beauty Groupサロンオーナー
  • 国内海外の大会で数々の賞を受賞し、2022年にはアイラッシュワールドカップのシングルラッシュ部門で1位を獲得
  • インストラクターや審査員、海外サロンのプロデュースを務める傍ら、現役アイデザイナーとしても活躍
  • アイデザイナーのための技術セミナー〈NNセミナー〉を開講
  • NNプロデュースより「Fast MELO GLUE」を発売
【Nachiyoさんからのコメント】
「X competition」の審査基準は、他のコンペと少し違うのが特徴です。技術力の高さを競うという点では同じですが、それ以上に重視されているのはサロンワークにおける実践力や対応力
各審査員は常にアイデザイナーの施術を見て回っていますが、「X competition」ではお客様が来店されるところからスタートするので、“普段はどういったところを心掛けているのか”“どういうところでお客様に気遣いしているのか”“いかにお客様の気持ちをキャッチして表現できるか”などが評価の軸となっています。
「X competition」で評価されるということは、現場力が高いということ。上位1~3位にはトロフィーと賞状、4~10位には賞状が授与されますが、サロンに飾っておけばお客様はすごく喜ばれると思いますよ。

2504_8EiiサロンワークNo.1を決める熱い大会!「X competition」の様子を徹底リポート【tomokiさんの主なプロフィール】

  • メンズアイブロウ/メンズネイルサロン.syn.サロンオーナー
  • サロンオープンからわずか1年で予約の取れないアイブロウリストに
  • 2024年5月ビューティーワールドジャパンに登壇
  • 2024年9月ヘアキャンプにてセミナー開催
【tomokiさんからのコメント】
アイ業界では、年々右肩上がりに施術者が増えている印象です。それに伴って、メンズアイブロウサロンもどんどん増えてきています。それだけ需要が高いということではあると思いますが、お客様から選ばれるにはヘアスタイルや骨格、雰囲気を踏まえてより美しく、かっこよくなれるアイブロウデザインを提案することが大切です。「X competition」をとおして、デザインにこだわる施術者がもっと増えると良いなと考えています。

「X competition」には、以下のように賞金や特典が用意されているのも特徴のひとつです。

  • 総合優勝者…賞金50万円
  • 1位(5名)…賞金20万円+トロフィー+賞状
  • 2位(5名)…賞金10万円+トロフィー+賞状
  • 3位(5名)…賞金5万円+トロフィー+賞状
  • 4~10位…賞状

さらに、本選出場者には全員ファイナリストトロフィーを授与してもらえるため、仮に上位10名に選ばれなくても、自らの努力と実力を証明できるでしょう。挑戦するすべてのアイデザイナーを応援する仕組みが整っているのも「X competition」の魅力です。

まとめ

合計150名のアイデザイナーが技術力を競い合った「X competition」。緊張感漂う中、アイデザイナーたちは日々のサロンワークで培ってきたスキルを余すことなく発揮しており、“お客様のために最善を尽くす”というプロとしての姿勢がひしひしと伝わってきました。競技でありながら「X competition」で求められるのは、実際の現場で通用する技術力や対応力、接客力などです。リアルなサロンワークを意識しているからこそ、これからの成長につながる学びの多い場となったことでしょう。2回目の大会を終えたばかりですが、すでに次回への参加を心待ちにしている方も多いはず!実践力を高めたいアイデザイナーは、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

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