【マツエク】新年度の準備はできてる?メニュー内容&価格設定のポイントを徹底伝授

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新年度の準備はできてる

マツエク人気が再燃している昨今、ラッシュリフトだけでなくマツエクメニューを充実させたいと考えるサロンもあるでしょう。しかし、メニュー内容や価格の設定方法が分からず足踏みしているアイデザイナーもいるのでは?そこで今回は、マツエクメニューを整えるべく、メニューバリエーションの整理や価格設定のポイントを解説します。新年度に向けて、より分かりやすく魅力的なメニューを完成させましょう。

マツエクの料金設定はどう決める?自店で取り入れる際の判断基準

【マツエク】新年度の準備はできてる?メニュー内容&価格設定のポイントを徹底伝授

まずは、マツエクメニューの料金設定方法からチェックしていきましょう。ポイントを押さえることで、新メニュー導入時や既存メニューの価格見直しの際にも役立ちます。

まずは原価率を確認しよう

マツエクの施術には、エクステやグルーなどの商材が必要ですよね。そこでチェックしておきたい点が「お客様1人あたりにどれだけ商材を使っているか」という点。そして、その施術にかかる商材コストが、売上に対してどれくらいの割合を占めているかを示すのが原価率です。原価率の求め方の参考に、計算方法も記載しておきます。ぜひ参考にしてみてください。

原価率の計算方法:原価率(%) = 材料費 ÷ 売上× 100

原価率を押さえておくことは、無理のない価格設定を行い、利益をしっかり確保するために大切なこと。1人の施術に必要な商材費が明確になれば、どのメニューが利益を生みやすいのか、逆にどこでコストがかさんでいるのかが見えてきます。

また、原価率を定期的に見直すことも忘れてはいけません。こまめな見直しは、仕入れ価格の変動に対応できるメリットがあります。特に、新しくサロンを立ち上げる際新店舗の開設新年度といった時期は、原価率を見直すおすすめのタイミングです。つまり、原価率のチェックは「今の料金が適正かどうか」を判断するための基準。ここをしっかり把握しておくことで、お客様にとってもサロンにとっても満足度の高い価格設定が可能になるのです。

マツエクメニューの原価率の目安は、売り上げの10~30%程度が平均といわれています。ヘアサロンやエステサロンといった美容業界の理想的な原価率は30~50%といわれることもあり、これと比較すると、マツエクサロンは比較的利益率が高いビジネス。この平均を参考に、メニューの価格を設定してみてください。

人件費も考慮しよう

マツエクの施術を提供するうえで、施術者であるアイデザイナーの存在は欠かせません。だからこそ、メニューの価格設定には人件費も組み込んで考える必要があります。

一般的に、アイサロンの人件費率は、売上の約45%が目安です。まずは、アイデザイナー1人あたりの1日の売上を確認し、人件費に見合う売上がしっかり確保できているかをチェックしてみましょう。そのうえで、適正な人件費率を保つための価格設定にすることが大切です。また、売上に対して十分なお客様を受け入れるための予約枠を確保し、無理のない働き方で売上をつくれる仕組みを整えることも意識しましょう。

サロンがあるエリアの平均的な料金もチェックしよう

マツエクサロンは日本各地で展開されていますが、地域によって価格の差があることをご存知ですか?大まかに3エリアに分けると、以下のような特徴があります。

<都市部>東京
多種多様な価格設定のマツエクサロンがあるため、マツエクの平均価格を知るにはまず確認したいエリアです。人口が多いためサロン数も多く、価格帯の幅が広い傾向があります。

<第二エリア>大阪や福岡
首都部に比べると料金設定が安いエリア。価格競争も激しく、「本数×価格」ではなく、「つけ放題×価格」というサロンも多い傾向にあります。サロンによっては、安い場合で3,000円台~マツエクの施術が受けられます。

<第三エリア>中・四国などの地方都市
都市部にも第二エリアにも当てはまらない第三エリアは、サロン数・お客様数、共に首都部に比べると少なめです。そのため、狙ったターゲットに応じて料金設定にばらつきがあります。

近隣エリアのなかでも低すぎる価格設定の場合、ブランド力が低くなる、サロンのイメージがダウンする、今後の値上げが難しいといったリスクがあります。反対に、料金設定が高すぎれば、集客に苦労する可能性も。まずはサロンがあるエリアの平均的な料金と首都圏の料金を参考にしてみましょう。そのうえで、自店の強みや魅力を上乗せした価格設定にすることで、適正価格が定まるはずです。

施術による違いはある?メニュー別・価格設定のチェックポイント

【マツエク】新年度の準備はできてる?メニュー内容&価格設定のポイントを徹底伝授

シングルラッシュ・ボリュームラッシュ・LEDエクステなど、マツエクにはさまざまなメニューがありますが、施術時間はどれもおよそ1時間前後で、大きな差はありません。そのため、メニューごとの「時間単価」自体に大きな違いは出にくい点が特徴です。

価格設定を考える際は、先ほどご紹介した原価率エリアの平均価格などに加えて、「新規のお客様か、既存のお客様か」という点も重要なポイント。施術時間は同じでも、新規のお客様の場合はカウンセリングやデザイン提案、ホームケア商品の説明などが必要となり、既存のお客様よりもトータルの滞在時間が長くなります。お客様によって異なる、来店~退店までにかかる時間を考慮し、それに見合った価格設定を行いましょう。サロンの規模や細かな施術内容にもよりますが、1日8時間施術をするとして、アイデザイナー1人あたり1日に6〜7名のお客様を担当するペースが理想的です。

また、サロン運営に欠かせない費用である広告費やテナント料(家賃)といった固定費も総合的に考慮して、価格を決める必要があります。SNSやデジタル予約システムを活用して集客コストを抑えつつ、新規獲得とリピーター維持の両方を狙った価格戦略を組み合わせることが、安定した経営につながるはずです。

お客様のニーズ・ターゲット層に合わせたメニュー構成を!

【マツエク】新年度の準備はできてる?メニュー内容&価格設定のポイントを徹底伝授

お客様のニーズをリサーチし、それにマッチしたメニュー構成を考えることも大切なポイントです。あまりにもニーズからかけ離れたメニュー構成にすれば、集客に苦労してしまうでしょう。サロンがあるエリアの年齢層や近隣サロンなどをリサーチして、お客様のニーズを把握することが大切です。

また、エリアの客層に合わせた価格設定を意識することも重要ポイント。例えば、若い世代が多い地域であれば、つけ放題メニューや定額制メニューを用意してお得感を演出するのも効果的です。一方、大人の女性が多いエリアでは、繊細でナチュラルなデザインや、まつげへの負担を抑えた高品質な施術メニューを中心に構成すると、ニーズにマッチしやすくなります。他にも、メンズのマツエクに特化したサロンやトータルビューティーサロンといった形態も選択肢のひとつです。

さらに、ニーズや客層に合わせて、サロンのコンセプトを絞ることも実践したい項目。コンセプトを決めることで、ブランド力が増し他店との差別化につながります。例えば「まつげケアを重視した施術を提供する」「マツエクのデザインバリエーションが豊富」などを打ち出すのもひとつの方法です。

これらをうまく取り入れ、お客様のニーズとエリアの特性にマッチしたメニュー・価格・コンセプトを設計しましょう。

まとめ

マツエクのメニュー構成や価格設定をする際は、売上高とサロン運営にかかるコストのバランスを把握することが重要です。加えて、エリアやターゲット層についてもしっかりリサーチを行い、お客様の目を引く施術を提供できるよう、メニュー内容や価格を検討しましょう。新年度は、メニュー構成や価格設定を見直す絶好のタイミングです。「今まであまり確認してこなかった…」というサロンこそ、ぜひこの機会に一度チェックしてみてください。

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