NEEC2021日本まつげエクステフォトコンテスト受賞者決定!YouTubeでも配信中

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今年11回目を迎えた日本最大級の大会、NEEC日本まつげエクステコンテスト。新型コロナウイルス感染症予防のため、2021年はフォトコンテストという形で開催されました。5月~8月のエントリー期間を経て、10月12日に栄えある受賞者が決定!それぞれの競技の入賞作品を、まとめてチェックしていきましょう。1位の作品については、審査員のコメントも併せて確認することができますよ。

NEEC2021日本まつげエクステフォトコンテストについて

まずは、コンテストの内容について、押さえていきましょう。

NEEC日本まつげエクステコンテストってどんなもの?

NEEC日本まつげエクステコンテストは、国内最大かつ最長の歴史を持つ、マツエクコンテストです。アイラッシュ施術者の未来を輝かせることに加えて、アイラッシュ業界から美容業界、さらには日本を活性化し盛り上げることを目指しています。過去出場者はのべ1,023名。2021年度は新型コロナウイルス感染症予防のため、フォトコンテストでの開催となりました。

NEEC2021日本まつげエクステフォトコンテスト大会概要

エントリー期間:2021年5月1日~8月31日

オーディエンス評価(SNSいいねカウント)締め切り:8月31日

審査発表:2021年10月12日

フォト競技について

直感的に良いと思われる目元には、目の形やまつげなどの情報を基に、緻密に計算されたスタイリング力それを実現する技術力が必要です。平面的な写真と決められた構図という制限はあるものの、会場で行われる競技のように所要時間や審査員の目がありません。だからこそ、真の実力が発揮しやすくなるのが、フォトコンテストの特徴です。

【フォト部門開催種目】

スタイル…シングルラッシュ

ボリューム…ボリュームラッシュ

アート…マツエクの魅力をアーティスティックに表現。写真構成はバストアップから目のアップまで自由。内容や使用物も自由。

アイbeauty…目元の似合わせスタイリング競技。施術前と施術後の写真が必要。マツエクとアイブロウを自由に表現。

マスク×アイデザイン…アイデザインと使用するマスクとのバランスを自由に表現。

※複数競技エントリー可能


【審査項目】

基準点:規定通りであるか

作品点:作品の完成度

投票点:人気投票獲得点

人気投票はFacebookとInstagramに投稿された作品の、いいねの合計数をオーディエンス評価点として加算

審査発表は2021年10月12日!受賞作品紹介

NEEC2021日本まつげエクステフォトコンテストへのエントリー総数は、136名。審査を担当するのは、これからのマツエク業界や美容業界を担う人や過去の受賞者など、総勢30名です。気になる審査結果が、2021年10月12日に発表されました。
部門別の受賞作品を見ていきましょう。

シングルラッシュの技術を競う|スタイル競技

スタイル競技第1位 清水由香里さん<松風賞同時受賞>

作品テーマ:瞳美人
まつげが顔から浮かないよう、0.1mmの太さをメインにデザイン。目尻の幅が広かったため、黒目の外側から目尻にかけて長さを絞り、バランス良く仕上げたそうです。
総本数:240本
カール:Cメイン
太さ:0.1mm、毛量やまつげの太さに合わせて0.05、0.07、0.12mmも使用
長さ:6-7-8-9-8-7-6mm

審査員ティービー・キムさんのコメント
「審査の段階で、写真のクオリティの高さでも印象に残った作品です。技術の面では、デザイン性の高さがすごい。このモデルさんは、目尻の下がった丸い目なのですが、実はきれいに見せるのが難しい形です。目尻が垂れ下がってしまったりしやすいのですが、この作品は目尻がキュッと絞れていて完璧な形!また、一番難易度の高い項目であるアウトラインの美しさもばっちりです。優勝につなげるためには、難しい項目でどれだけ点数を伸ばせるかが重要になります。清水さんの作品は、すべてにおいて1位にふさわしい作品だと思います。」

スタイル競技第2位 君崎由起さん<アイラッシュガレージ賞同時受賞>

作品テーマ:blackshadow★
漆黒の濃さの中にも、アイシャドウのような柔らかさを表現。強さの中に女性らしい優しさをまとめて詰め込んだ作品です。
カール:JC
太さ:0.12mm
長さ:8~12mm

スタイル競技第3位 広瀬未亜子さん

作品テーマ:透明感
細めの0.12mmと0.1mm×二重幅よりも少し長いエクステを使用し、ラッシュが主張しすぎず目元の透明感が引き立つよう意識。ナチュラルだけど立体感を出し、神秘的で引き込まれる目元が演出されています。
カール:メインJCカール、Cカールも使用
太さ:0.12mm、0.1mm
長さ:7-8-9-10-11-10-9mm

スタイル競技いいね賞 Park So Heeさん

作品テーマ:キャッツアイ
切れ長な東洋人の目元を強調して、セクシーかつぱっちりした目元に。目尻側は横長にして目幅を強調しつつ、縦幅もしっかりと。目頭側は9mm、真ん中は10と11mmをミックス、目尻は11mmの比重を多くし、目尻の最後はたれ目防止のため10mmにしているそうです。
カール:CC
太さ:0.15mm
長さ:9~11mm

はまざき賞 中川満里子さん

作品テーマ:大人の深み~まつげで変わる生活~
モデルさんに似合うデザインを意識。吊り上がり気味の目元は目尻を下げ、柔らかさが出るようデザインされています。
カール:JC
太さ:0.05mm
長さ:7~12mm

ボリュームラッシュの技術を競う|ボリューム競技

ボリューム競技第1位 菅原朝夏さん

作品テーマ:艶麗
表現したのは、一度目が合ったら離せなくなるような艶やかさと気高く上品な華やかさを芯に込めた目元に。目元に左右差があるため、正面を見たときの黒目の位置に合わせて差を調整されています。
本数:3~4D 計260束
カール:C/J
太さ:0.07mm
長さ:Cカール6~11mm Jカール6~9mm

審査員宮本千恵子さんのコメント
「目頭から目尻までぬかりのない仕事をしているなという印象。デザインニングに関しても、エクステをつけることで目の左右差を左右対称に仕上げており、作品自体が華やかで品のある作品になっていました。菅原さんの作品は、世界でも通用するレベルなので、日本だけでなく世界を視野に入れて活躍してほしいと思っています。」

ボリューム競技第2位 杉山美樹さん<いいね賞同時受賞>

作品テーマ:洗練
素材の良さを生かした、強さと甘さの絶妙バランスを意識して、引き寄せられるまなざしを演出した作品。Jカールをメインに、自まつげや層に合わせて太さやカールの異なるエクステを使い分けることで、自まつげの濃淡を補正されています。
本数:およそ270束
カール:J/C/D
太さ:0.07mm
長さ:6~10mm

ボリューム競技第3位 秋葉真優さん

作品テーマ:I plus!!
彼女「i」の自信や笑顔を引き出せるよう、普段とは雰囲気を変え強めのデザインに。1本1本彼女の芯のように、バラつきなくしっかりとしたきれいなラインを意識したそうです。
本数:4D 240束
カール:C/D
太さ:0.07mm
長さ:7~11mm

FLAPEYELASHES賞 広瀬未亜子さん

作品テーマ:ボリュームラッシュで作るハーフ顔
ほりが深く、自まつげも長い元々の目元に、細めで長めのエクステでさらにハーフ顔に。長さを出し、濃くなりすぎないよう意識したことで、迫力と柔らかさを両立した作品に仕上がっています。
カール:JC
太さ:0.05 3D
長さ:8-9-10-11-12-13mm

マツエクの魅力をアーティスティックに表現|アート競技

アート競技第1位 坂井奈々さん<レディココ特別賞同時受賞>

作品テーマ:人魚姫
ラッシュをひとつずつつなげて鱗のように見せた装飾を、頬と首につけているのがこだわりそう。人魚が浜辺に打ちあがったような、幻想的な雰囲気が演出されています。

審査員野口伏美さんのコメント
「とてもきれいで丁寧に作られた作品だと思います。幻想的な面だけでなく、ラッシュをつなげて作った鱗も丁寧で装着もメイクもきれいで目を惹く、クオリティの高い作品でした。」

アートデザイン競技第2位 嶽洋子さん

作品テーマ:REIWA_ONI
もし令和の時代に鬼がいたら…そんなイメージを形にしたこちらの作品。ネイルを楽しむように角を飾り、瞳の色に合わせたマツエクを楽しむ、そんな現代の鬼の姿が表現されています。エクステの花や目元のピンクで、邪悪とされがちな鬼を柔らかく優しい印象に。

アートデザイン競技第3位 君崎由起さん

作品テーマ:FASHIONABLE×Eyes
流行がめまぐるしく変わる中、いつどの時代に見てもファッショナブルなアート作品をテーマに、合計8色のカラーエクステをさりげなく掛け合わせているのがポイント。海外ファッション誌から飛び出してきたようなおしゃれな世界観を表現しています。

アートデザイン競技 いいね賞 TASI YUN-CHIHさん

作品テーマ:「ポジティブエネルギーのトリロジー」希望 
闇に堕ちても心はまぶしく輝いており、一生懸命に希望を守って甦る私を待っている…。
ブラックとブルーのエクステを使用し、個性的な雰囲気を演出。ラメラッシュと黄色のシングルラッシュを組み合わせ、星のようにキラキラ輝いている様が表現されています。

目元の似合わせスタイリング|アイbeauty競技

アイbeauty競技第1位 坂井奈々さん

作品テーマ:Lily
大人っぽく演出しつつどこか無垢な少女らしさが残る1枚に。カラーラッシュを使ってナチュラルに、ハイライトを入れて抜け感も意識したそう。ブロウラミネーションをかけ、海外のような動きのある眉でインパクトを出しているのもポイントです。

審査員秋山真生恵さんのコメント
「この作品に一目惚れしました!モデルさんの元々の顔立ちはかわいい感じだったのですが、アイブロウリフトでかっこいい雰囲気に。まつげのデザインもハイライトが入っていたのがすごく良かったです。モデルさんの魅力が伝わってきました!」

アイbeauty競技第2位 藤村香奈さん

作品テーマ:Unleash
“Unleash”とは解き放つという意味。モデルさんの隠れた魅力をアイラッシュ施術者として最大限に引き出し、魅力を解き放した一枚です。まつげやアイブロウで印象を変えつつ、モデルさんの本来持つふんわりとした優しさやかわいさを、メイクや柔らかさを強調する羽根により表現されています。

アイbeauty競技第3位 清水由香里さん

作品テーマ:ふんわり眉×透け感まつげ
柔らかい雰囲気が似合うモデルさんに、オリーブ・グレージュ・ブラウンのカラーボリュームラッシュを使用し、透明感のある目元に仕上げています。アイブロウは優しいアーチでふわっと女性らしい雰囲気に。

アイbeauty競技 いいね賞 沼尻真子さん

作品テーマ:優美
女性が持つ強さと優しさを表現できるよう、全体のバランスを見て顔のパーツを最大限に生かせるよう、強弱をつけてデザインニング。自然体を意識し、艶のあるしなやかなナチュラルビューティーを表現しています。

VENUS PLATINUM賞 富田百恵さん

作品テーマ:花と女性
似合わせの花とマツエクで女性を飾りました。顔立ちを邪魔しないC、Dカール6~9mmのマスカラ風マツエクに、薄ピンクのカーネーションが透明感をアップ。眉は毛量を調整し、毛流れを整え、平行眉から平行アーチ眉にして自然な美しさに仕上げています。

マスクとのバランスを表現|マスク×アイデザイン競技

マスク×アイデザイン競技第1位 広瀬未亜子さん

作品テーマ:新時代のドレスアップ♡

光沢感のあるピンクのレディなカラーのマスクに合わせて、柔らかさの出るブラウンラッシュ2色にボルドーのラッシュをミックスして、トータルコーディネートした作品です。

審査員志太しおんさんのコメント
「今流行りのピンクグレージュがとても素敵な作品です。カラーエクステで目元や優しく演出されている。印象的にしすぎてしまう作品が多い中、全体的なバランスがとても良かったと思います。」

マスク×アイデザイン競技第2位 池田志帆さん<VENUSCOSME Japan木村かおる賞同時受賞>

作品テーマ:祈り
不安定な世界情勢の中、再び笑顔で平和に過ごせる日々を願い、お守りや鶴で日本古来の伝統を用いた祈りをコンセプトに。マスクは祈りの象徴であるお守り袋、目元は幸福の願いを込め赤色のアイデザインにしたそうです。

マスク×デザイン競技第3位 富田百恵さん

作品テーマ:【GOLD】
イエローベースのモデルさんに似合わせ、髪色、マスク、ファッションまでゴールドコーディネートに。アイシャドウと眉にオレンジを加えて顔を引き締め、アイデザインは目元にDカール6mm~目尻にCカール12mmのフラットラッシュを装着。

マスク×アイデザイン競技いいね賞 渡邊実里さん

作品テーマ:コロナに打ち勝つ未来
形を変えて増えていくコロナよりも、人が上回り強く生きていく様をイメージした作品です。kim-kを取り入れ強さを、色合いで冷静に未来を見つめる瞳を演出しているそう。

TRYANGLE&CO.賞 島田純代さん

作品テーマ:2Face
女性のしなやかで美しい面と、高貴でゴージャスな面を表現したく、トリックアートで仮面のように作成されています。モデルさんに装着されているのは、Cカールのフラットラッシュ、アートに装着されているのは、5Dのボリュームラッシュです。

授賞式の様子は動画でチェックして!

例年は会場開催での結果発表でしたが、今年度はオンラインでの授賞式となりました。授賞式の模様は、当日インスタライブで配信。YouTubeでも公開されているため、ぜひチェックしてみてくださいね。

まとめ

クオリティの高い作品が集まった、NEEC2021日本まつげエクステフォトコンテスト。入賞作品を見るだけでも、学べることは多いでしょう。また、入賞以外の作品についても、NEEC日本まつげエクステコンテストの公式Instagramでチェックすることができます。次回の参加を目指す人も、技術力向上を目指す人も、ぜひ参考にしてみてくださいね。Ess211018

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