夏の日差し&クーラーの乾燥からまつげを守る!オススメのまつげ美容液

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夏は紫外線や海、クーラーの乾燥など、肌や髪だけでなくまつげにも過酷なシーンが多い季節。そんな時期に自まつげをボロボロにしてしまった…というお客様を出さないために、アイリスト側からも今の時期からしっかりと注意喚起をしたいですね。さらに日差しや乾燥から守るために美容液のおすすめもしたいところ。今回は夏のダメージ予防にオススメなまつげ美容液をご紹介します。どの美容液をおすすめしたら良いか迷っているアイリストの方、要チェックです。

夏は肌もまつげも傷む危険がいっぱい!!

夏は肌やまつげにとって過酷なシーズン。しかし、肌は日焼けやシミ対策に力を入れるのに、まつげは気にしていないというお客様も多いはずです。自まつげが傷むとマツエクのモチが悪くなったり、まつげの周期が乱れたりします。では、夏はなぜまつげに良くないのか、4つの理由をご説明します。

①紫外線量が多くなる

画像引用:hal+ ハルプラス
まつげの成分は外からキューティクル、コルテックス、メデュラの3層に分かれています 。キューティクルは屋根瓦状に重なっており、タンパク質を逃さない役割を果しています。ところが紫外線を浴びることでタンパク質が変性し、キューティクルがはがれてしまうのです。するとはがれた部分から水分や成分が流出し、まつげが切れたり、細くなったりします。まつげは黒く、肌よりも紫外線を吸収しやすいため注意が必要です。

②冷房で乾燥する

夏場の室内は冷房をつけているため、空気が乾燥気味。肌が乾燥するように、まつげも乾燥しているのです。まつげが乾燥すると、必要な水分量が下回る=まつげ内部のタンパク質量が低下するということにつながります。タンパク質量が低下すると、

・まつげが本来の長さまで伸びる前に抜ける
・ハリやコシがなくなるため、まつげが弱くなる

ということが起こります。

③冷房で体が冷えることにより血行不良を起こす

冷房によるまつげへの影響は、乾燥だけではありません。冷房が効いた部屋に長時間いることで体が冷えてしまい、全身の血行不良を引き起こします。血行が良くないとまつげの成長が阻害されてしまうのです。

④海やプールの成分でダメージを受ける

夏は海やプールに行く機会が増えますよね。しかし、海水や塩素はまつげを乾燥させ、傷める原因になってしまいます。海やプールから上がったあと、髪がパサついた経験はありませんか?同じことがまつげにも起こっているのです。乾燥して傷んだまつげに、紫外線が当たることでさらにダメージを引き起こし、タンパク質が変性したりまつげの変色を引き起こしたりします。

実際、秋ごろに来店されたお客様に施術をしていると、切れていたり、細くなっていたりとダメージを受けたまつげを目にすることもあるかと思います。一度傷んだまつげを回復させるには時間が必要です。また、周期が乱れるとせっかくつけたマツエクもすぐに取れてしまう原因に。そうなる前にアイリスト側から注意喚起をして、健康なまつげを保ってほしいですね。
では、どのような対策が必要なのでしょうか。

とるべき対策とは

まつげが傷んでしまう前に、

・外部要因を防ぐ努力をする
・コーティング剤を塗る

この2点をお客様にお伝えしましょう。海やプールから上がったあとは、必ずまつげを水で洗い流して海水や塩素が残らないようにしましょう。外出する場合はサングラスや帽子、日傘などで紫外線を浴びないようにすることも必要です。また、外出前はまつげにコーティング剤を塗って、紫外線を防いだり乾燥を防ぎましょう。併せて、「まつげが傷むと周期が変わってマツエクのモチが悪くなるんですよ」「細く弱ったまつげにマツエクをつけても、あまりモチがよくないんです」など、まつげが傷むことで起こる弊害を日頃からお客様に説明できていると、まつげケアを積極的に行なってくれるかもしれませんね。

では、おすすめコーディング剤を2つご紹介します。

・【Rroir】クリアコーティングマスカラ

引用元:Amazon

こちらのコーディング美容液は、朝晩2回塗るだけで日常生活での汗や涙、水分からまつげを守ってくれます。傷んだまつげに栄養を与え、健康な状態に導く美容成分が含まれています。さらにマツエクのモチも良くしてくれるため、サロンで販売されることも多い商品です。

・【WORLD LASH】コーティング剤

引用元:Amazon

ブラシでまつげ1本1本をコーティングできます。適度な粘度があるコーティング剤で、まつげをしっかりと保湿。ブラシタイプのため、マツエクの絡みも軽減できます。まつげ全体をコーティングするため、マツエクを長持ちさせる効果も。朝晩2回の使用がおすすめです。

上記でご紹介したコーディング剤は、どちらもブラシタイプ。チップは慣れていないと、まつげがダマになってしまいがちです。ブラシタイプの方がまつげをとかしながら塗れるため、幅広いお客様におすすめできますね。

傷んでしまったあとの対処法

「気をつけていたのに、まつげが傷んでしまった!」ということもありますよね。そんなときはまつげ美容液を導入して、まつげの回復に努めましょう。実際にサロンで店販されているまつげ美容液を2つご紹介します。

・【松風】 まつげ美容液 -アイラッシュエッセンス-

引用元:松風

こちらの美容液は、傷んだまつげをハリとコシのあるまつげへと導きます。キャピキシルという成分がツヤとコシを与え、ヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸などがまつげを保湿。朝晩の洗顔後、まつげの根元から毛先に向かって塗りましょう。マスカラベースとしても利用可能です。

・【アルマダ】 まつげ美容液 EGUTAM エグータム

引用元:Amazon

こちらの美容液はまつげに塗るタイプではありません。上下のまつげの生え際に塗ります。まつげをコーティングして美容成分を届けるのではなく、ケアに必要な栄養をまつげの根元に送り込みます。保湿成分のヒアルロン酸、皮膚をケアするブドウ種子エキス、まつげをいたわるイチョウ葉エキスなど、まつげに必要な成分がたくさん含まれています。就寝前に塗るだけの簡単なケアで済むのもおすすめポイント。

お客さまのまつげが傷んでいると感じたら、ぜひ美容液をおすすめしましょう。さらに+αとして、美容液だけでなく食べ物にも気をつけると良いことをお客様にお伝えできると良いですね。特にタンパク質はまつげの主成分。「食べ物はまつげを作るための大切な要素なんですよ」と話の中に盛り込んでみてはいかがですか。

まとめ

まつげが傷む要因と、おすすめのコーティング剤・美容液をそれぞれ2選紹介してきました。夏場はまつげが傷む要因がたくさん潜んでいることをアイリスト自身が日頃から気にしていないと、お客様に注意喚起ができませんよね。まずは、どんな要素がまつげを傷める原因になるのか理解することから始めましょう。その上でアイリスト自身がどういうことに気をつけているか、具体例を交えながらお客様に伝えられると説得力がありますね。また、まつげが傷んでいるお客様はもちろん、予防策としてもまつげ美容液は効果があるので、積極的に推奨してみてください。夏場のダメージに気をつけて、健康的なまつげをキープしてもらいましょう。

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