マツエクグルーの使い分け知識!「ブチル」と「エチル」って?

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マツエクの2大グルーといえば、「ブチルグルー」と「エチルグルー」ですよね。一般的に、「ブチル」が低刺激のグルーで、「エチル」はモチの良いグルーと言われていますが、上手く使い分けられていますか?それぞれの違いをきちんと把握しておくと、お客様にあったグルーを提案しやすくなるでしょう。今回は、マツエクグルーの基本知識を振り返ります。

「ブチル」と「エチル」って何?どう違うの?

まずは、ブチルグルーとエチルグルーの基礎知識から勉強していきましょう。

【ブチル】
ブチルとは、刺激の少なさが魅力のグルー。敏感肌の人にもおすすめです。硬化後の柔軟性も特徴のひとつで、目元の違和感が少ない仕上がりになるグルーです。

<メリット>
ホルムアルデヒドの放出量が少ない
ニオイが少ない

<デメリット>
エチルに比べると持続力が少ない

ブチルグルーは、ホルムアルデヒドの放出量が少ないと言われています。ホルムアルデヒドとは、グルーが硬化する時に発生する揮発物質。透明で目に見えない気体なのですが、誤って目に入ると、痛みを感じたり充血したりなどとトラブルを起こします。ひどい場合には、シックハウス症候群のような症状を引き起こすケースもあるようです。
また、ホルムアルデヒドはアレルギー症状を誘発させる可能性があります。アレルギー体質のお客様には、原因となるホルムアルデヒドの放出量が少ないブチルグルーをおすすめすると良いでしょう。
さらに、ニオイも少ないため、妊娠中などでニオイに敏感なお客様にも使いやすいのではないでしょうか。
デメリットとして、エチルグルーよりも持続力が少ない点が挙げられます。しかし、エチルグルーは硬く固まる性質があるため、目元に違和感を覚えるお客様も少なくありません。目元が気になって手でこすってしまい、結果としてマツエクが取れやすくなる人も。そういったお客様には、そもそも装着時の違和感が少ないブチルグルーを使用する方が、長く維持できるかもしれませんね。

【エチル】
サラサラとしていて、硬化速度の速いエチルグルー。多くのサロンで採用されています。使用するメリット・デメリットをご紹介しましょう。

<メリット>
比較的モチが良い
硬化速度が速い

<デメリット>
ホルムアルデヒドの放出量が多い

エチルグルーの魅力は、モチの良さ!少ない装着面積でもしっかりと接着してくれるほど、強い接着力を持っています。硬化速度も速く、サロンとしてもお客様としても使いやすいグルーと言えるでしょう。
一方で、ホルムアルデヒドの放出量が多い点がデメリット。放出量が多ければ多いほど、目に入るリスクが高まり、かつ目に入る量も多くなります。そのため、「エチルグルーは刺激が強い」と表現されるのです。
しかし、ここで勘違いしてはいけないポイントは「モチが良いから刺激が強い」わけではないこと。
アイリストのみなさん。モチの良いグルーは、刺激が強くても仕方がないと思っていませんか?
実は、低刺激であるにもかかわらず長持ちするグルーもあるのです。
次の項目で詳しくご紹介します。

こんな方にはこちらを

早速、目に優しくてモチも良いと噂のグルーをご紹介します。
№8(ナンバーエイト) プレミアムグルー

画像元:公式HP

商品詳細はこちら

「TRUMP COSMETIQUE PARIS (トランプコスメティックパリ)」より販売中の、「№8(ナンバーエイト) プレミアムグルー」です。エチルでありながら刺激の少ないと高い評価を得ています。
魅力は、安全性と持続性へこだわって開発されている点。
まず、製造中に不純物をカット!デリケートな目元に安心して使用できる安全性を確保しました。
さらに、従来のグルーとは違う、新たな配合に挑戦。刺激の少なさは残したまま、持続性を高めることに成功しました。「№8(ナンバーエイト) プレミアムグルー」は、およそ3~4週間ほど持つと言われています。もちろん、施術時の環境によって実際の持続期間は変わりますが、目安期間だけを見ても、持続力を実感できることでしょう。
その上サラサラとした質感で、硬化後も自まつげと馴染む仕上がりに。上質なエクステと一緒に使いたくなりますね。

両方置いておく?どちらかを置いておく?

それぞれに魅力があるブチルグルーとエチルグルー。まれに両方置いているサロンもありますが、エチルグルーのみのサロンや、反対にブチルグルーのみのサロンもあるでしょう。
その理由は、保管コスト
グルーには、品質を確保するための使用期限が定められています。未開封で2ヶ月程度、開封すると1ヶ月程度が目安です。回転率の高いサロンであれば、使用期限が来る前に使い切ることもできるでしょう。しかし、回転率の低いサロンの場合、いくつかの種類のグルーを揃えていても使い切れず、無駄なコストがかかってしまいます。もちろんブチルグルーとエチルグルーの両方を置いておくことが望ましいのですが、経営の観点で考えると難しい場合もあるのです。
お客様としては選択肢が多く、自分に合ったグルーを選べるサロンは嬉しいでしょう。しかし、大切なことは数ではありません。質の良いグルーを厳選して用意しておくことが重要です。
複数を取り揃えることが難しいサロンでは、「バランスがいい」グルーを使用するのが正解と言えます。
「モチが良くて低刺激」そんなワガママを叶えてくれる「№8(ナンバーエイト) プレミアムグルー」なら、多くのお客様に満足してもらえそうですね。一度試してみる価値はあるかもしれません。

まとめ

ブチルグルーとエチルグルーの基礎知識を、Beauté特選のグルーとともに紹介してきました。マツエクの仕上がりを左右する“グルー”。今回紹介した「№8(ナンバーエイト) プレミアムグルー」のように、今後は今までになかったグルーも増えてくるでしょう。「エチルグルーだから刺激が強い」や「ブチルグルーだからモチが悪い」と、言えない時代もくるかもしれません。これからは、モチの良さはもちろん、目やまつげに優しいグルーを探し求めていきたいですね。

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