2023年は海外で人気の「マンガラッシュ」に注目!注目デザイン3選

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日本でのマツエクデザインのトレンドとして注目されているワンホンマツエク。しかし、海外ではあまり注目されていないことをご存知でしょうか。今、海外で人気を集めているのが、マンガのような加工まつげである「mangalash(マンガラッシュ)」と呼ばれるデザインです。そこで今回は、トレンドデザインとしておさえておきたいマンガラッシュの特徴とデザインについてご紹介します。

海外発!2023年注目の「mangalash(マンガラッシュ)」とは?

「mangalash(マンガラッシュ)」(以下マンガラッシュ)とは、その名の通り、まるで漫画に出てくるキャラクターのようなはっきり・ぱっちりとしたデザインのこと。別名「animelash(アニメラッシュ)」とも呼ばれています。
漫画やアニメに出てくるヒロインのように、しっかりと長さもあり写真映えするため、若い女性を中心に注目されているマツエクデザインです。

ワンホンマツエクとマンガラッシュの違いとは?

2022年、2023年とマツエク業界で注目されたデザインといえば、ワンホンマツエク。“ワンホン”とは中国でインターネット上の有名人のことを意味しており、インフルエンサーやユーチューバーのことを指しています。

ワンホンマツエクの最大の特徴は束感です。長いエクステを一定間隔で配置して束感を出しつつ、短いエクステで隙間を埋めることで、ボリュームをキープしながらメリハリを出していきます。

実は、ワンホンマツエクとマンガラッシュに大きな違いはありません。マンガラッシュはワンホンマツエク同様、束感を演出するデザインのひとつ。日本でワンホンマツエクがトレンドとして注目を浴びている一方で、海外ではあまり注目されていないとされています。

そこで目を向けたいのが、マンガラッシュです。Instagramのハッシュタグ検索では、#mangalash”が2,500件超え、#animelashが1万件超え。#マンガラッシュは30件あまり、#アニメラッシュは約300件と、カタカナ表記より英字表記のほうが格段に投稿数が多く、海外からの注目度の高さがうかがえます。

実際に、海外の方を中心にデザインやサロンの情報を発信したいアイラッシュ施術者や、すでに海外で活動しているアイラッシュ施術者は、“#ワンホンマツエク”で投稿するよりも、“#mangalash”や“#animelash”でタグ付けを行い発信しています。

マンガラッシュの作り方をチェック

ここからは、マンガラッシュの作り方についてご紹介します。マンガラッシュをデザインする際におさえておきたいポイントは次の通りです。

・ボリュームのある束感まつげ
・長短を付けたメリハリのあるデザイン
マンガラッシュの作り方は、基本的にはワンホンマツエクと変わりはありません
長さが違うエクステを組み合わせるため、バランス良くデザインするには、初めに長いエクステを装着する場所を決めることがポイント。柱となる長いエクステを装着したあとで、短いエクステを使用して濃さを出します。
使用するエクステは、主に8mmから12mm。下まつげも合わせてデザインすれば、より華やかで漫画のような目元を提案できます。マンガラッシュを希望されるお客様には、上下のまつげにエクステを装着することをおすすめしてみるのも良いでしょう。

一方でワンホンマツエクとマンガラッシュを差別化して考え、それぞれメニューとして取り入れているサロンもあります。それぞれに差を付けるため、ワンホンマツエクではあえて感覚をあけて抜け感のあるデザインに、マンガラッシュはボリュームラッシュなどでより濃密に仕上げているケースもあるようです。

マンガラッシュの提案に適している人とは?

マンガラッシュは、パッチリとした目元が叶うだけでなく、濃密なまつげに見せたりボリュームのあるまつげに見せたりすることができます。そのため、自まつげの量が少ない方や短い方への提案にも適したデザインです。

デメリットとしては、長さのある部分が抜けてしまうとバランスが悪くなってしまう点が挙げられます。また、自まつげ自体が長いお客様や量が多いお客様の場合、マツエクでメリハリを付けることが難しいため不向きといえるでしょう。

上記のようなデメリットを解決するには、モチの良い毛質(フラットラッシュなど)を使用したり、お客様に定期的にサロンに通っていただくよう提案したりすることが大切です。また、長持ちさせるためのケア方法についてもカウンセリングでしっかりとお伝えしましょう。

マンガラッシュは、人気のワンホンメイクとも相性の良いデザインです。とくにトレンドに敏感なお客様や、濃いメイクが好きなお客様にはぜひおすすめしたいデザインといえます。

【2023年注目】マンガラッシュデザイン3選

ここからは、マンガラッシュデザインの実例を3つご紹介します。

▷目鼻立ちのはっきりしたお顔立ちと相性抜群のデザイン

出典:@yoshino_minmin_ichigoさん

写真はメイクアップアーティストとして活躍されている@yoshino_minmin_ichigoさんの投稿。大きな瞳をより印象的に見せたデザイン実例です。目元の幅に合わせて束感を均等に作り、ぱっちりとしたバランスの良い目元を作りあげています。目元の印象に合わせて、自然な毛流れを作っているのも特徴です。キャットアイのような外はねが、大人っぽい雰囲気も叶えていますね。フラットラッシュのみを使い、1本1本の主張を大切にしています。

▷CCカールを使用したかわいらしいデザイン

 
 
 
 
 
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Sachi Musashi | Japanese lash artist in Honolulu(@sachi_eyelash)がシェアした投稿

こちらは、CCカールのエクステを使ったマンガラッシュのデザインです。こちらの実例では、目頭と目尻に12mm、中央部分に13~14mmのエクステを使用しています。中央を長くすることで、より丸みのあるかわいらしい雰囲気を叶えているのが特徴です。大胆に長いフラットラッシュを配置することで、印象的な目元にまとまっていますね。
12mm~13mmのフラットラッシュは、マンガラッシュ以外のデザインでもよく使用される長さです。配置を工夫するだけで目力がアップしていますね。濃くはっきりとしたデザインを希望されるお客様には、カウンセリングの際にアニメラッシュやワンホンマツエクを提案すると良いでしょう。

▷ボリュームラッシュを使ったマンガラッシュデザイン

出典:@tomoe_mooreさん

こちらは、海外にサロンを持つ@tomoe_mooreさんの投稿です。ボリュームラッシュを使い濃密に仕上げています。ツノの部分には、12mm13mmのボリュームラッシュを使用。さらに8mmのCカールも使用して、濃さを強調しています。ツノのような束感を作って仕上げるのはワンホンマツエクと同じですが、ツノをぐっと太くして仕上げているのが特徴的ですね。

まとめ

マンガラッシュは、2023年後半も海外からの注目度が高いデザインです。ワンホンマツエクと大きく違うのは、より海外向けに発信されているところ。日本のお客様だけでなく海外のお客様にも来店していただきたい方や、サロンの注目度を上げたいと感じている方は、インスタグラムで“#mangalash”や“#animelash”をタグ付けして投稿するのもひとつの手です。ぜひ参考にしてみてください。 

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