マツエクのモチを決める！クレンジングの提案トーク術とおすすめ商品3選
マツエクの美しい仕上がりを長く保つためには、アイデザイナーの技術だけでなく、その後のお客様によるセルフケアが非常に重要です。クレンジングは施術のモチやまつげの健康に直結するため、マツエクへの影響に配慮されたアイテムを使用する必要があります。この記事では、クレンジングの重要性やお客様へおすすめする際のトークのポイントを解説。加えて、実際におすすめしたいクレンジング料もご紹介します。
マツエクのお客様に伝えたい！クレンジングの重要性
お客様により効果的にクレンジング料をおすすめするためには、クレンジングの重要性やメリットを理解しておくことが大切です。クレンジングが適切でない場合、以下の3つの問題が引き起こる可能性があります。
- メイクや皮脂などの汚れを落としきれず、まつげに汚れが蓄積する
- まつげダニが繁殖し、かゆみなどのトラブルにつながる可能性がある
- マツエクのモチが悪くなる
一つひとつ詳しくチェックしていきましょう。
メイクや皮脂などの汚れを落としきれず、まつげに汚れが蓄積する
クレンジングが不十分だと、落としきれなかったメイクの残りや皮脂、古い角質などの汚れがまつげの生え際にたまってしまいます。蓄積した汚れによってまつげの毛穴が詰まると、毛根に栄養や酸素が届かなくなってしまい、まつげの健やかな成長が妨げられる可能性もあります。また、汚れがまつげにダメージを与えることでまつげのハリ・コシが失われ、切れ毛の原因につながることも。美しいまつげを育てるためにも、適切なクレンジングが欠かせません。
まつげダニが繁殖し、かゆみなどのトラブルにつながる可能性がある
まつげの根元周辺にはデモデックス（通称まつげダニ）と呼ばれるダニが生息しており、皮脂を餌としています。上まぶたに1～2匹ほどであれば、まつげダニが寄生していること自体には問題はありません。しかし、まつげに汚れが蓄積すると、まつげダニが大量に増殖してしまうこともあるため注意しましょう。まつげダニが大量繁殖すると、かゆみや充血などの不快症状やものもらいなどの病気につながることも。適切なクレンジングでまつげダニの餌となる汚れや皮脂を残さないことが大切です。
マツエクのモチが悪くなる
適切にクレンジングが行われないと、グルーとまつげの間に汚れが入り込み、マツエクのモチを低下させる原因になります。また、蓄積したダメージによってまつげの状態が悪くなると、本来の毛周期よりも早くまつげが抜け、エクステも一緒に落ちてしまう可能性が高まることも。マツエクのモチはクレンジングによって大きく左右されるといっても過言ではありません。
どんなトークでおすすめするのが正解？
実際にクレンジング料を手に取っていただくためには、ただ商品をすすめるだけでなく、お客様の状況に合わせたトーク術が必要です。お客様にクレンジング料をおすすめする際には、以下の3つのポイントを心掛けましょう。
- お客様のまつげの状態をチェックする
- お客様が今使っているクレンジング料や悩みを伺う
- リスクとメリットを説明する
- 無理な販売は行わない
ひとつずつ詳しく解説していきます。
お客様のまつげの状態をチェックする
商品を紹介する際には、まずお客様の目元の状態を確認することが大切です。まつげの根元にメイクの残りや皮脂などの汚れがたまっているようであれば、使用しているクレンジング料の洗浄力が弱いか、適切なクレンジングができていない可能性が高いといえるでしょう。とくにマツエクを施していると、「長持ちさせたい」という意識から摩擦が生じないよう心掛けた結果、目元の汚れを落としきれていないお客様も多いものです。
このように、お客様にまつげの現在の状態をお伝えすることで、適切にクレンジングを行うことへの関心を引き出せるでしょう。
お客様が今使っているクレンジング料や悩みを伺う
次に、お客様に対してヒアリングを行い、普段どんなクレンジング料を使用しているのか、そしてまつげについてなにかお困りごとはないかを伺ってみましょう。お客様の普段のケア方法や悩みをヒアリングすることで、具体的な解決策を提示しやすくなります。
お客様のお悩みとクレンジングを結びつけることで、自然な流れで商品を提案できるでしょう。
リスクとメリットを説明する
お客様の「買いたい」という気持ちを引き出すためには、不適切なクレンジングによるリスクと、おすすめしたい商品を使うことによって得られるメリットを、お客様一人ひとりに当てはめて具体的に説明することが大切です。
また、「目元が乾燥しやすい方には、保湿成分が配合されているこちらのクレンジング料がおすすめです」といったように、お客様のお悩みに合わせて適切な切り口で商品を紹介することが大切です。
無理な販売は行わない
なかには「無理やり高い商品を買わされるのでは」とスタッフからの商品のおすすめを嫌がるお客様もいらっしゃるでしょう。また、「サロン専売品は高価だから、市販のクレンジングを使用している」というお客様も少なくありません。ここで大切なのは、強引に売り込むのではなく、お客様にとって本当に必要な商品をお客様のペースに合わせておすすめすること。無理な営業はお客様の満足度やリピート率の低下にもつながってしまう可能性があるため、注意が必要です。お客様が今使っているクレンジング料がマツエクにも対応しているものであれば、無理に商品をおすすめしなくてもOK。「今お使いのクレンジング料が無くなれば、こちらもおすすめですよ」とお伝えすると、無理なく商品を紹介しやすいでしょう。
店販にぴったりなマツエク対応クレンジング料3選
ここからは、マツエクをしているお客様にぜひおすすめしたいクレンジング料をご紹介します。
【eye Boutique】ジュレクレンジング
マツエク対応のオイルフリー処方でありながら、しっかりとした洗浄力を持つジュレタイプのクレンジングです。とろみのあるジュレが、まつげの隙間に入り込んだ汚れや皮脂もしっかりと落とします。保湿成分が90％以上配合されているため、自まつげの乾燥が気になるお客様にもおすすめ。洗顔後のつっぱり感を抑え、まつげと目元のうるおいを保ちます。
【MEDICALASH】ハーバルクレンジングウォーター
拭き取りタイプのクレンジングウォーター。オイルフリー処方で、エクステの接着力を保ったままメイクオフが可能です。まつげにとどまりやすい吸着型のヒアルロン酸や天然のハーブエキスが配合されており、うるおいを残しながら汚れや余分な皮脂をオフできるのもうれしいポイントです。
【HARIS】クレンジングで泡洗顔
これ1本で、伸びが良くなじみやすいジェルによるクレンジングと、摩擦を減らしながらの泡洗顔が行える新感覚アイテム。最初にジェルを全顔になじませてメイクを落としたあと、水またはぬるま湯を加えながら泡をつくり、そのまま洗顔が可能です。古い角質や毛穴の汚れをやさしくオフするダマスクローズ水が配合されているため、まつげの汚れだけでなく、肌のごわつきが気になるお客様にもおすすめしたい商品です。
まとめ
マツエクの美しい仕上がりを長く維持するためには、クレンジングの重要性を深く理解し、お客様へ正しく説明することが大切です。強引に販売するのではなく、アイデザイナー自身が正しい知識を持ち、お客様のまつげについての悩みや生活スタイルに合わせた商品を丁寧に提案することで、信頼度とリピート率の向上につながるでしょう。この記事のトーク例も参考にしながら、より効果的にクレンジングの重要性を訴えるトークを研究してみてはいかがでしょうか。
※本記事の内容や価格はすべて、2025年10月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。
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