20年以上の歴史がある「beautyworld JAPAN（ビューティーワールドジャパン）：以下BWJ」。第24回BWJは2022年5月16日～18日の3日間、東京ビッグサイト東館で開催されます。今回は出展者640社以上の過去最大規模で開催予定。BWJの概要や昨年開催された第23回BWJの様子、2022年BWJの開催情報を紹介するので、見どころを押さえておきましょう。

beautyworld JAPAN（BWJ）って何？

BWJはビューティ業界で仕事をしている人にはおなじみのイベントですが、業界歴の浅いアイラッシュ施術者の中には「BWJって何？」と思われる人もいるかもしれませんね。まずは、BWJとはどのようなものなのか概要からご紹介します。

BWJについて

BWJとは、メッセフランクフルト ジャパン株式会社が主催している 総合ビューティ見本市 。アイラッシュはもちろん、化粧品や美容機器、ヘア、ネイルなど、さまざまな美容分野の最新の製品やサービスなどが集まる見本市です。
BWJは、美容関連の製品を販売したい企業（出展者）と製品の購入を希望する企業やサロン経営者など（来場者）を結びつける、プラットフォームの役割をしています。そのため、商談を目的としたビューティ業界関係者のみが入場でき、関係者以外の一般の人や16歳未満の人は入場できません。

来場者からは
「ブースが広くて、出展者数が多い」
「最新の情報が収集できる」
「人気のブースには人が集まっているので、市場調査もできる」
「担当者と直接話せるのが魅力」
との声が多く寄せられる人気の高いイベントで、BWJへの参加が毎年のルーティーンになっている人も多いとか。

BWJに参加するメリット

出展者・来場者それぞれにメリットがあるBWJ。それぞれのメリットを具体的に挙げてみます。

見本市に出ている製品を見るためにバイヤーが多く来場するので、新しいビジネスの場になります。各ブースで直接商談できたり、商材を実際に使用して生の声を聞くことができたりするのも、見本市ならではのメリットです。

BWJには多くのメーカーが出展しているので、さまざまな製品を一度に見ることができるチャンス。さらに、実際に製品を見たり触ったりして使用感を確かめることもできます。メーカーの担当者から、直接説明を受けられるのも大きなメリットです。
その他にも、多くの業界関係者と出会うことでビジネスチャンスが拡大したり、セミナーやプレゼンテーションで最新トレンド情報を入手したりすることも可能。来場者にとっても多くのメリットがあるイベントと言えるでしょう。

BWJの構成

BWJは「出展エリア」・「ステージセミナー」・「出展者プレゼンテーション」の3つで構成されています。
出展エリアでは、出展企業が美容関連の製品やサービスを展示。サービスカテゴリーでは、顧客管理システムなども展示されています。
ステージセミナーでは、美容業界の第一線で活躍中の講師によるデモンストレーションや、ビジネスセミナーなどが受講できます。
出展者プレゼンテーションでは、最新テクニックや製品の導入例などの提案を見ることができるので、気になるプレゼンテーションの出展者をチェックしてから出店出展エリアのブースを回るのもおすすめ。

2021年BWJの様子は？

2021年のBWJは、2021年4月19日～21日の3日間、東京ビッグサイトで開催されました。509社が出展し、来場者は延べ36,852名ということからもイベントの人気の高さが分かりますね。

昨年は、コスメティック・アイラッシュ・ビジネスサポートなど6つのゾーンで構成されていました。さらに、サロン向け商品の商談ができる「プラチナエリア」やヘアに関する情報が集まる「クリエイティブヘア」、ボディメンテナンスに関する製品や情報の「からだ+キレイ」の3エリアが用意され、充実した内容のイベントでした。

また、会期中にはステージセミナーが計11本開催され、どれも大盛況だった様子。株式会社YOU BEAUTY代表取締役 徳永侑子氏によるグルーに関するお悩みの解決方法のセミナーや、株式会社ラシェストジャパン代表取締役 中野沙耶香氏による「アジャストリフトテクニック」の講習会など、すぐにサロンワークに取り入れられそうな内容ばかりでした。

2022年開催の第24回BWJでは、ゾーン数やセミナー数がさらに増えているので楽しみですね。

▽昨年の様子を紹介した記事はこちら

2022年BWJの開催情報

最後に2022年に開催される第24回BWJの情報をお伝えします。

詳細はこちら（公式サイト）

BWJへの参加は事前登録制

BWJの会場に入場するには、事前登録が必要です。事前登録はすでに始まっていますので、アカウントを作成してBWJの来場事前登録を行っておきましょう。

BWJ事前登録はこちら

第24回BWJホールとゾーン名

BWJは出展目的や商材に合わせて、ゾーンに分かれています。事前に発表されるフロアガイドでお目当てのゾーンをチェックしておくのがおすすめ。

◆東7/プラチナホール（コスメティック・美容機器）
特別審査制の高級感があるエリアで、商談メインの企業が出展。品質にこだわったコスメや脱毛・痩身などの美容機器が多数集結。

◆東2・3/からだ＋キレイ
エイジングに負けない美しさや健やかな体作りの提案のための商材が集まるエリア。

◆東2/クリエイティブヘア
ヘアに関する製品やサービスを提案するエリア。会場内のステージではヘアショーやセミナーを開催。

◆東1/東京ネイルフォーラム
NPO法人 日本ネイリスト協会主催のエリア。ネイル商品の他、ステージでの最新ネイルトレンドも必見。

◆東2～6/【新設】OEM・パッケージ
今回新設されたエリア。プライベートブランドの製造を検討しているサロンは要チェック。

◆東2～6/【新設】メイクアップ
今回新設されたメイクアップ関連製品が集まるエリア。

◆東2～6/スパ＆ウェルネス・アイラッシュ・ビジネスサポート・アカデミック・コスメティック・美容機器
最新トレンドやテクニックが集まるエリア。多くの来場者と出展者のマッチングが可能。

充実のセミナーやステージ

今年のBWJでは、多くのセミナーやステージショーを開催予定です。エステティックステージでは、ANGELIQUE S.A.R.L. 代表取締役 宇治原一成氏による「超速！【60日間】でスピード再生 ★成功サロンへの道★ コロナ不振からV字回復させる具体策」をはじめ、3日間で13本のセミナーが開催される予定です。

ヘア＆ネイルステージでは、美眉アドバイザー 玉村麻衣子氏による 『まだその眉描いてるの？ 誰でも秒で垢ぬける 「最新・眉メイクテクニック」10個大公開』など、興味深い13プログラムが予定されています。ネイリスト向けのプログラムも多いので、アイラッシュ兼ネイルサロンの施術者は要チェックです。

その他、業界団体によるビジネスセミナーも開催されているので、サロン経営者はこの機会に受講してみるのも良いでしょう。

まとめ

ビューティ業界の総合見本市、BWJ。サロン経営者やアイラッシュ施術者をはじめ、多くのビューティ業界関係者が集う一大イベントです。BWJでは商材の見本を試すだけでなく、最新の技術や知識の習得の他、業界における最新トレンドの情報を得る場としても大いに活用できるでしょう。また、同業者が多く集まるので人脈を広げるチャンスでもあります。過去最大規模で開催される2022年のBWJに参加して、自サロンに新しい風を入れてみてはいかがでしょうか。220320Eia

※本記事の内容や価格はすべて2022年3月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。

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