【2025年最新|ラッシュリフト】デザインの決め手となるロッドの種類と人気商材を紹介

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ここ数年、アイラッシュメニューのひとつとして、マツエクに勝るとも劣らないブームとなっているラッシュリフト。ニーズの高まりとともに、ロッドにもさまざまな新商品が登場しています。そこで今回は、ラッシュリフトのデザインの決め手となる、ロッドやカールの種類について解説するとともに、最新の人気商材もピックアップしてご紹介します。ラッシュリフトについて基礎知識を身につけたい方、どんなロッドを導入すべきかお悩みの方はぜひ参考にしてください。

ラッシュリフトロッドの種類の違い

ラッシュリフト デザイン

現在のラッシュリフトロッドは、かなりバリエーション豊か。まずは、ラッシュリフトロッドの種類について整理しておきましょう。

ラッシュリフトロッドの種類は、以下の違いによってさまざまな分け方ができます。

①素材

②サイズ

③カール

①素材の違い

ラッシュリフトロッドには、主にシリコン製とゴム(ラテックス)製があります。
現在の主流はシリコン製で、ゴム製ロッドを置いているサロンはあまりありません。シリコン製ロッドを使うメリットは、やわらかくしなり、まぶたに沿わせやすいところ。ラテックスアレルギーのリスクもないので、肌が弱い方にも提案しやすいでしょう。

一方、ゴム製はグルーがつきやすくまつげは貼りつけやすいものの、シリコン製と比べると硬いものが多い傾向です。そのため、お客様のまぶたに沿わせにくい場合もあります。ただ、ゴム製は安価なものが多いため、ゴム製の扱いに慣れているベテランアイデザイナーからは変わらず支持されているようです。

②サイズの違い

ロッドのサイズは、基本的にロッドの幅と円周の太さに違いがあります。
メーカーによって異なりますが、「SS・S・M」のアルファベット表記が一般的です。サイズが大きくなるにつれてロッドが太くなるため、カールも緩やかに。一方、サイズが小さいロッドだと強いカールになります。
なお、サイズが大きくなると太さと比例して幅も広くなりますが、シリコン製のものは目の幅に合わせて簡単にハサミで調節可能。この点もシリコン製を使うメリットといえそうです。

③カールの違い

最も種類が多く、デザインにもその違いが大きく影響するのがカールです。メーカーによってラインナップや呼称は違いますが、以下のようなものがあります。

カールの種類

特徴

一般的な印象

J

毛先が少し上がった緩やかなカール

ナチュラル・セクシー・クール

C

ビューラーで1回上げたようなカール

キュート・セクシー

SC

CとDの間くらいのカール

キュート

D

カール感が強いカール

キュート・グラマラス

L

根元から上に向けて立ち上がっているカール

キュート・グラマラス

LU

Lカールに大きなカールを加えたカール

キュート・グラマラス

B

JとCの中間のカール

ナチュラル

M

ほぼ垂直にまつげが伸びたカール

キュート・グラマラス

N

自まつげに近いナチュラルなカール

ナチュラル

U

半円を描いたようなカール

キュート・グラマラス

引用:Beauté
サロンで一般的に見られるのは、上に挙げたような種類です。

ラッシュリフトブームの火つけ役でもあるパリジェンヌラッシュリフト。80度の角度で立ち上げる専用ロッドを使用しますが、Iカールロッドにはそれと同等の角度を作るものがあります。

人気の「メーテルロッド」って?
メーテルロッドとは、ストレート系とカール系の良さを兼ね備えたロッド。黒目の上は根元から立ち上げ、目じりにかけては緩やかにカールをつけます。
メーテルロッドなら、パリジェンヌラッシュリフトのような立ち上げ系カールのデザインで仕上げると、目じりがきつくなってしまうというお悩みも解決。タレ目っぽいデザインや目の横幅を出したい方にもおすすめです。

さまざまな種類のあるロッドですが、サロンでは基本的にはIカールタイプとCカールタイプの2種類があれば問題ないでしょう。
ただ、ラッシュリフトをサロンの売りにしていきたい、お客様の要望にもっと応えていきたいという場合には、少なくとも5~6種類は置いておきたいところです。今後はメーテルロッドなどのように、複雑な形状のものがさらに増えてくるかもしれません。

【2025年最新】人気のラッシュリフトロッド7選

ここからは、ラッシュリフト用ロッドの注目アイテムをご紹介しましょう。

【DEDET】Nekomanma Rod

ラッシュリフト デザイン出典:EYELASH GARAGE

特徴的な形状の「Nekomanma Rod(ねこまんまロッド)」。1ケースにサイズ違いの3セット(6枚)入りで、一重や奥二重まぶたの方まで幅広く使えるロッドのセットです。シリコン製でまぶたの固定やまつげの貼りつけがしっかりできます。

商品詳細はこちら

【Ribbon】メガCロッド

ラッシュリフト デザイン出典:EYELASH GARAGE

「メガCロッド」は、Cカーに特化したラッシュリフト用ロッド。使いやすさや、しっかりCカールを作れる根元の丸みにこだわったシリコン製です。幅と厚みが異なるショートサイズとベンティサイズの2セット入り。お客様の目の幅に合わせて、使い分けが可能です。

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【Rich Lash】シェルロッド

ラッシュリフト デザイン出典:EYELASH GARAGE

その形状から名付けられた「シェルロッド」。やわらかくプルプルとした素材が特徴の、まぶたにしっかり密着するロッドです。ズレにくく巻き上げやすいシェルロッドは、根元から自然な立ち上がりがつくCカール向き。自まつげの長さ別に使い分けができる、5種類がセットになっています。

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【Miss eye d’or】ラッシュリフトロッド アッパーデザイン用セット

ラッシュリフト デザイン出典:EYELASH GARAGE

70万人の施術経験をもとに開発された、Miss eye d’or®(ミスアイドール)のロッド4種セット。
目頭から目じりにかけて少しずつ細くなる形状や、48mmの長さが、さまざまなまつげの長さ・目の大きさに対応します。同シリーズでは、下まつげ用ロッドも人気。ぜひあわせてチェックしてみてくださいね。

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【VENUS COSME】Lifting curlロット S/M/Lセット

ラッシュリフト デザイン出典:EYELASH GARAGE

VENUS COSME(ヴィーナスコスメ)で人気の、根元からしっかりと立ち上がるIカールタイプロッドまつげが短い方でも長さを出しやすいのが魅力です。

やわらかさが特徴の高濃度シリコンを採用しているので、肌にしっかり密着させやすいところもポイント。使い勝手の良いS・M・Lの3サイズがセットになっています。

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【テクニコ】PERSH ラッシュリフト用ロット<ドルチェ>

ラッシュリフト デザイン出典:EYELASH GARAGE

ナチュラルに立ち上がるUカール形状で人気のドルチェシリーズ5種セット。SS~LLまでの5サイズが入っています。
ドルチェシリーズの特徴は、やわらかいシリコン素材。口コミでも好評で、新人アイデザイナーにもおすすめですよ。「根元から立ち上げたいけど、カールも少しほしい」というお客様にはぜひ試してみてほしいロッドです。

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【CKL】レインボーロット<フルセット>

ラッシュリフト デザイン出典:EYELASH GARAGE

多くの導入サロンがあり、口コミでも人気なのがCKLのレインボーロッド。こちらのフルセットには、6種類のサイズがまとめて入っています。
素材は、燃やしても有害ガスの出ないシリコン製。使い捨てタイプなので、衛生面でも安心です。お客様の目に合わせてカットできるのも、うれしいポイント。

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まつげカール用グルーについてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

パリジェンヌラッシュリフトのロッドの種類

ラッシュリフト デザイン出典:PARISIENNE BEAUTY GROUP

まつげを根元からしっかり立ち上げて目元がパッチリと引き立たせる、安定した人気のパリジェンヌラッシュリフト。ShortとLong、二種類のパリジェンヌラッシュリフトのロッドについて詳しく紹介していきます。

Short

目元をぱっちりと見せたい方にはShortのロッドがおすすめです。まつげがしっかり立ち上がり、まつげが長く見えることで、きりっとした目元を作ります。自まつげをまっすぐに引き上げられるため、エクステを装着することも可能です。

Long

自然な仕上がりを希望され、優しい印象の目元を作りたい方にはLongがおすすめです。また、初めてパリジェンヌラッシュリフトをする方にもこちらを勧めることが多いでしょう。 Longなら、まつげの根元からしっかり立ち上げつつも、ナチュラルな印象の目元をつくれます。

パリジェンヌラッシュリフトのロッド選びのポイント

ラッシュリフト デザイン出典:PARISIENNE BEAUTY GROUP

パリジェンヌラッシュリフトのロッドは二種類あり、お客様の目元・ご希望に合うどちらかのロッドを提案します。

自サロンで「パリジェンヌラッシュリフト」とメニューに載せるには、公式の講習を受講しなければならず、これから取り入れるサロンにとってはハードルが上がるものかもしれません。また、アイデザイナーによっては、使い慣れないロッドを使用するため慣れるまでに時間がかかることもあるでしょう。
その問題点や課題をクリアするためにも講習を受ける必要があり、さらなる技術向上を目指さなければなりません。結果的に、お客様に満足いただける施術と、クオリティの高い内容をご提案できるため、パリジェンヌラッシュリフトを選択するサロンも増えています。

パリジェンヌラッシュリフトのロッド選びのポイントは、お客様の目の形や大きさ、まつげの生え方をしっかりと拝見し、お客様の要望に合ったご提案ができるようにカウンセリングを行うことでしょう。

立ち上げ系ロッドの紹介

パリジェンヌラッシュリフトのように、根元からしっかり立ち上げるロッドは他のブランドからも販売されています。ここからは、立ち上げ系ロッドをピックアップしてご紹介しましょう。

【DAIYOKUJO】マシュマロロッド

ラッシュリフト デザイン出典:DAIYOKUJO

パリジェンヌラッシュリフトのロッドに似た形状の「マシュマロロッド」。サイズ展開が多く、お客様のまつげによりフィットするサイズを選べます。カール系から立ち上げ系デザインまで、広いバリエーション展開をしたいと考える方は、是非参考にしてください。

【beaupro】Lカールロッド

ラッシュリフト デザイン出典:EYELASH GARAGE

根元をしっかり立ち上げたい方には、Lカールロッドも向いています。Lカールロッドは厚みが薄く、まつげの根元に丸みをつけない形状なので、根元からしっかりと立ち上げたいデザインにおすすめです。

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ラッシュリフトのデザインはどう提案する?お客様への伝え方

ラッシュリフト デザイン

ラッシュリフトのデザインは、お客様の要望に寄り添うのが基本です。どのようなデザインが向いているのか分からない、相談してから決めたいと言われる場合は、お客様のまぶたに合わせてカールをご提案しましょう。

まぶたは大きく分けると、一重、奥二重、二重の3パターン。ラッシュリフトのデザインを一重の方にご提案する際は、自まつげの角度と併せてまぶたの厚みも確認しておきましょう。まぶたに厚みがある場合、カール感が強いデザインでは先端がまぶたに接触することがあるので避けた方が無難です。

二重のラインの幅が狭い、まぶたの厚みでラインが見えにくい奥二重も、一重と同じくカール感が強いデザインを避けてご提案しましょう。二重のラインが見えている部分はまぶたが薄いことが多いため、強めのカールでも大丈夫です。

二重まぶたの方のほとんどはまぶたの厚みが薄くスッキリしており、避けた方が良いデザインは比較的少ないので、お客様の要望に添ったデザインで仕上げましょう。ただし、大きな目の方に強いカールデザインで施術すると、目元の印象だけが悪目立ちする仕上がりになる可能性があるので注意が必要です。

まとめ

バリエーション豊かなラッシュリフトロッド。トレンドの移り変わりとともに、画期的な形状、素材の新商品が続々と登場するでしょう。さまざまなデザインを叶え、一人でも多くのお客様のなりたい目元を実現できるように、各メーカーの新商品には常にアンテナをはっておきたいところ。今回ご紹介した人気商品も、ぜひチェックしてみてください。

※本記事の内容や価格はすべて、2025年4月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。

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