【動画解説】マツエク施術中の目元パック|下まつげが短い方への対処法

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マツエク施術中には、下まつげをアンダーテープで保護するのが一般的ですが、「肌が弱くかぶれる」「目元が突っ張って気になる」などのお客様には、アンダーテープの代用として目元パックが使われています。しかし、お客様によっては、「下まつげが短く目元パックのみで保護するのが難しい…」という場合もあるでしょう。そこで、マツエク施術中に目元パックをする際の、基本技術と下まつげが短い方への対策法を動画で解説します。

下まつげが短い方は目元パックするとき何が大変?

上まつげへのマツエク施術中は、下まつげを保護する必要があり、アンダーテープの代わりに目元パックを使用することもあります。しかし、「下まつげが短すぎて目元パックでは留められない…」という経験をしたことがあるアイラッシュ施術者もいるのではないでしょうか。このように、下まつげが一般的な長さよりも短いお客様の場合は、目元パックだけでは留めきれず、目元パックの上からはみ出たまつげをサージカルテープでさらに固定する必要があります。
ここからは、目元パックの使用方法や貼り方のコツ、どの段階でサージカルテープを貼る必要があるのかを確認していきましょう。

マツエク施術中に目元パックを使用する手順

1.目元パックを取り出す

目元パック出典:マツエクサロンの施術方法解説/目元パックがうまく貼れない!どうやって貼ってる?

清潔な手で目元パックを袋から取り出します。

2.必要に応じて、目元パックに切り込みを入れる

目元パック出典:マツエクサロンの施術方法解説/目元パックがうまく貼れない!どうやって貼ってる?

製品によっても形状は異なりますが、目元パックに切り込みが入っていない場合は、1~3カ所程度ハサミで切り込みを入れて、目元にフィットしやすくしておきましょう。目元パックのサイズが合わず浮いてしまう場合は、頬骨の位置に切り込みを入れると良いです。

3.目元パックを下まぶたに貼る

目元パック出典:一度で二度嬉しい♪「目元パック」ってなに?

下まぶたのカーブに添わせるようにして目元パックを貼ります。まぶたのカーブに合っていないと、貼れていない部分が出てきてしまい、肌の色が露出してまつげが見えにくくなり、施術しにくくなるので要注意。目元パックは、アンダーテープの代わりなのでしっかりと下まぶたのカーブに沿わせて貼ることで、生え際が見えやすくなるようにしましょう
目元パックが大きすぎて貼りにくいようなら、目尻側をカットして目元パックの大きさを調整してもOKです。頬側に向かってしっかりと密着するように目元パックを貼れたら、最後に優しく押さえましょう。

4.下まつげがはみ出た場合はサージカルテープを貼る
手順2のときに、下まつげが短く目元パックでは留めきれずはみ出てくるようなら、目元パックの上からサージカルテープを貼り、下まつげを固定します。

ポイント
短い下まつげを目元パックで押さえようとして、粘膜近くギリギリまで近づけないように注意しましょう。目元パックは、まぶたに沿って貼れていないと、まつげに当たってしまうこともあります。まつげに目元パックが当たってしまうと、まつげのカーブも変わって理想のマツエクデザインに仕上げられない可能性があるからです。 

【動画解説】目元パックの上からテープで固定するときのコツ

マツエク施術中の目元パックの使用で、下まつげが短く目元パックからはみ出てしまった部分は、サージカルテープで留める必要があることが分かりました。では、実際にサージカルテープではみ出た下まつげを留めている動画を確認してみましょう!

ここからは、動画内で紹介している、アンダーテープの代わりに目元パックを使用した下まつげの固定方法について解説していきます。

【動画解説】目元パックの上からテープで固定するときのコツ

1. 下まつげがしっかり留まるよう、下まぶたの形に添って目元パックを貼る
お客様によってまぶたのカーブや形も異なるため、しっかりまぶたのカーブや形に合わせて目元パックを貼りましょう

2. 留めきれない短い毛は目元パックの上からサージカルテープを使用して固定する
目元パックで留めきれない短い下まつげは、留めたい下まつげに合わせてカットしたサージカルテープを使用して固定していきます。

目元パック選びのポイントもチェック!

アンダーテープの代用として目元パックを使用する際は、どんなタイプを使用するのかも重要なポイントになります。施術用として作られていない目元パックの場合は、両面に液がついている両面タイプや表面が毛羽立ちやすい素材、またはしっかり厚みのある目元パックなどもあるので要注意です。
両面タイプの場合は、上からサージカルテープを貼るのは難しいですし、毛羽立つタイプは施術中にまつげが見えにくくなったり、引っ掛かったりすることもあるので施術がしにくい可能性があります。また厚みのあるタイプは、下まつげが留まったとしても、その厚みにいよって施術がしにくくなったり、下まつげが留めにくくなったりする場合もあるので、選ぶ際にしっかり確認しておきましょう。

ヒアルロン酸配合目元保護ジェルシート出典:EYELASH GARAGE

今回の動画内では、『松風』の「ヒアルロン酸配合目元保護ジェルシート」を使用しています。こちらは、マツエク装着用に開発された下まつげ固定&保護シートです。表面は、装着する際にグルーとシートの表面が毛羽立たないように加工されており、施術しやすくなっています。さらに、裏面には粘着成分としてヒアルロン酸が贅沢に配合されているので、弱粘着で剥がすときに毛や皮膚を傷めにくい仕様です。

リントフリーアイパッチ出典:EYELASH GARAGE

その他には、『BL Lashes(ビーエル)』の「リントフリーアイパッチ(化粧品登録済)」も、エクステ専用の目元パックとして人気。こちらも、表面は特殊加工してあるので、毛羽立ちがなくツイザー操作がしやすいのが特徴です。裏面はコラーゲン成分配合なので、施術と同時に目元に栄養とハリを与えることができます。

特に、下まつげが短いお客様が目元パックでの施術を希望された際は、マツエク装着用に開発された目元パックなどが使いやすいのでおすすめ。お客様がホームケアで使用する店販商材の目元パックとは別で、施術用の目元パックを用意しておくと安心です。

下まつげが短いお客様へはホームケアのアドバイスも

下まつげが短い方でも、きちんとまつげ美容液を使用してホームケアを続けていると、下まつげが伸びてくるケースも多くあります。上まつげにまつげ美容液を使う場合は、まつげをのぞき込まないと伸びているのか確認しづらく、伸びたことを認識しにくい傾向にありますが、下まつげはひと目で伸びたことが実感しやすいのもおすすめです。
下まつげが伸びることで、より目元がぱっちりして魅力的に見えることもお伝えしてみましょう。

【おさらい】解説を踏まえて動画を再チェック!

ここまでの解説を読んだうえで、再度動画を見ながら目元パックの上からサージカルテープで固定するときのコツをおさらいしてみましょう。

まとめ

アンダーテープの代わりに目元パックを使用して下まつげを固定するお客様が増えていますが、下まつげが短いお客様の場合は、はみ出たまつげをサージカルテープでさらに固定する必要があります。それを防ぐためにも目元パックにあらかじめ切り込みを入れてフィット感をアップさせたり、貼る際には粘膜近くギリギリまで近づけないようにしたりする工夫が大切です。また、アンダーテープの代わりに使用する目元パックは、表面が毛羽立ちにくい加工が施された施術専用タイプがおすすめ。ぜひ今回の動画解説を参考に、的確に目元パックを貼り、はみ出た短い下まつげはサージカルテープでしっかり固定して、スムーズに施術を行えるよう努めましょう。220330Eym

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