ダメージレスな施術におすすめ！乾燥しがちな季節に取り入れたいラッシュリフト剤5選
秋冬は、まつげの状態が変わりやすいシーズン。空気の乾燥や暖房の影響などで水分を失い、まつげは想像以上にパサつきやすくなっています。まつげが乾燥すれば施術の仕上がりやモチにも影響が出るため、この季節は特にまつげの健康に配慮することが大切です。そこで今回は、乾燥しやすい秋冬に取り入れたいホームケアやラッシュリフト剤をご紹介します。乾燥によるダメージが気になるお客様への接客に、ぜひお役立てください。
秋冬の乾燥が気になる季節はまつげもパサつきやすい！
秋冬は、まつげの健康が損なわれやすい季節。気温や湿度の変化が激しく、髪の毛や肌と同じようにまつげからの水分も蒸発しやすくなると言われています。特に暖房の効いた室内では、湿度がさらに低下。空気の乾燥が、まつげのパサつきや切れ毛を引き起こす一因となるのです。
通常、健康なまつげには約5～10％の水分が含まれています。しかし、水分不足によりダメージが蓄積するとキューティクルが剥がれ、まつげ内部の「コルテックス」から水分やタンパク質が流れ出てしまうことがあります。その結果、まつげはツヤやハリを失った状態に。まつげが細い、短い、切れやすい、抜けやすいといったトラブルをもたらしてしまいます。
まつげの乾燥がラッシュリフトに与える影響とは？
乾燥はまつげの健康を損なう要因のひとつ。水分不足により、まつげ本来のしなやかさや柔らかさが失われることが分かっています。では、まつげが乾燥すると、ラッシュリフトにはどのような影響があるのでしょうか？
モチが悪くなる
まつげが乾燥すると、ラッシュリフトのモチが悪くなります。ラッシュリフトは、ラッシュリフト剤によってまつげのキューティクルを開き、内部の結合を一度切り離したあとに再結合させることでカールを固定する施術です。
しかしまつげが乾燥していると、そもそもキューティクルが開いた状態になり、内部の水分やたんぱく質が流れ出てスカスカの状態に。このような状態でラッシュリフト剤を塗っても浸透しにくく、モチが悪くなってしまうのです。
毛先のバラつきにつながる
ラッシュリフト後に毛先がバラつくのも、乾燥によるダメージの蓄積が一因。乾燥で元々弱っている状態のまつげにラッシュリフトを施せば、ラッシュリフト剤の影響でダメージをさらに深刻化させてしまいます。結果としてまつげの生育環境にストレスをかけ、不揃いな伸び方や抜け毛を引き起こし、バラつきが目立ちやすくなると考えられます。
ラッシュリフトがかかりにくくなる
乾燥によってまつげから水分やタンパク質が流出してスカスカの状態になると、水分やたんぱく質だけでなく、ラッシュリフト剤も浸透せずに流れ出てしまう可能性があります。通常と同じ放置時間では十分なカールが定着しにくくなるというわけです。
このように、まつげの乾燥はラッシュリフトに影響を与える大きな要因に。乾燥を予防することが、まつげの健康を守り、施術後の美しい仕上がりを長くキープすることにつながるのです。
秋冬に起こりやすいまつげの乾燥。対策する方法はある？
空気が乾燥する秋冬は、まつげのケアが必須！ここでは、お客様へのホームケアに提案したいことと、施術で心掛けたいポイントをお伝えします。
まつげ美容液を使用してもらう
すでに使用しているお客様も多いかもしれませんが、乾燥が気になるシーズンは特にまつげ美容液の重要性をお伝えするようにしましょう。まつげ美容液には、うるおいや栄養を与え、まつげを健やかな状態に維持してくれる成分が含まれています。
中でも乾燥が気になる季節に注目したい成分が、パンテノールやコラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドなど。これらの成分は保湿効果に優れており、まつげをうるおいで満たし、乾燥から保護する役割を持ちます。
お客様の自まつげの乾燥が目立つ場合は、施術の前後で普段どんな種類のまつげ美容液を使用しているのかヒアリングし、必要に応じて保湿成分が豊富に含まれているタイプをご提案すると良いでしょう。
低刺激な洗顔料やクレンジング料をおすすめする
洗顔やクレンジングの際の摩擦も、まつげの乾燥を助長させる原因のひとつです。特に洗浄力の強い洗顔料やクレンジング料は、まつげに必要な油分まで除去してしまう可能性があります。
まつげに負担をかけずに汚れを落とすには、刺激に配慮されたアルコールフリーの洗顔料やクレンジング料を選ぶのがおすすめ。さらに、泡立ちの良いタイプを選べば、まつげへの摩擦を抑えることにもつながります。
お客様には、敏感肌用などのなるべく刺激の少ないアイテムでスキンケアしてもらうとともに、泡で包み込むように優しく洗うことをアドバイスしましょう。
ダメージに配慮したラッシュリフト剤を用意する
ダメージに配慮したラッシュリフト剤を用意しておくのも、アイサロンでできる効果的な対策のひとつ。近年では、美しいカールを実現しながらも、まつげへの優しさにこだわったラッシュリフト剤が数多く登場しています。
特に、保湿成分やトリートメント成分が配合されたラッシュリフト剤なら、施術によるまつげのダメージを抑えることが可能。美しい仕上がりが長くキープされることで、お客様の満足度も高まり、「次回もお願いしたい」と思っていただけるはずです。
また、ダメージレスを意識した施術は、近年のトレンドにもなっています。自まつげを大切にしたいというお客様が増えている今、ダメージに配慮した施術に注力することは、アイサロンの信頼を高めることにもつながるのです。
乾燥予防にも！おすすめのラッシュリフト剤5選
最後に、乾燥シーズンにおすすめしたいラッシュリフト剤をご紹介します。
【松風】curuli+ クルリプラス モイスト ONE & TWO
高品質なマツエク商材を展開する『松風』が手掛けるラッシュリフト剤。ラッシュケアテックという独自の技術を活かし、「コート」「キューティクル」「コルテックス」「スキン」という4つの側面からまつげのダメージにアプローチします。ラッシュケアテックは、乾燥などのダメージからまつげを保護し、健やかな状態へと導く技術。まつげをうるおいで満たし、毛先まで美しいカールを持続します。ダメージレスな施術を意識したいアイサロンにぴったりのアイテムです。
【Pretzel Lash】プレッツェルカール 1&2
「まつげの美しさを引き出す」と話題のラッシュリフト剤。安定性を重視して開発されており、仕上がりがブレにくいのが特徴です。また、自まつげへの優しさにこだわった処方で、ダメージレスな施術をサポート。まつげへのダメージを抑えながら美しいカールを形成します。爽やかで心地の良いフローラルの香りも、支持される理由のひとつ。ラッシュリフト剤特有のニオイが少なく、お客様はリラックスしながら施術を受けられそうです。
【KURURINPA】クルリンパ 1液 & 2液セット
業界で初めて、「多層フィルムケラチン」を処方。まつげにハリやコシ、弾力を与え、健康な状態へと導くラッシュリフト剤です。加水分解ケラチンや加水分解コラーゲンといった成分も配合されており、乾燥によるダメージが気になるシーズンにぴったり。保湿効果でまつげをケアしながら、しなやかで美しい仕上がりを叶えます。乾燥によってダメージを受けたまつげと新生毛で、軟化の差やバラつきが出にくいのもポイント。初心者でも扱いやすいテクスチャーで、施術中のストレスも軽減してくれます。
【Miss eye d’or®】THIO ラッシュシステム 1 & 2 セット
シルクやケラチン、コラーゲン、セラミドなど、まつげの保湿に欠かせない成分をたっぷりと配合。マツエク商材のトップブランド『Miss eye d’or®』が販売するラッシュリフト剤です。特徴は、分子量の異なるケラチンを複数配合していること。ケラチンはまつげの主成分となるたんぱく質の一種で、まつげの健康を維持するうえで重要な役割を果たしています。分子量の異なるケラチンを配合させたこちらのアイテムは、まつげに効率良く栄養を与えることが可能。まつげのケアと仕上がりの美しさを両立したいお客様に適しています。
【STYLE】ハイドラリフト1st＆2ndセット
まつげの水分量に着目して開発された、新発想のラッシュリフト剤。「美しさはうるおいで決まる」という考えのもと、保湿効果の高い成分にとことんこだわって処方されています。配合されている成分は、チオグリセリンやヒアルロン酸、加水分解ケラチン、パンテノールなど、まつげの保湿・補修・柔軟性をサポートするものがメイン。まつげ内部のうるおいを保ちながら、美しいカールを実現します。まるでトリートメントをしたかのようなしっとりとした仕上がりが魅力です。
まとめ
乾燥はまつげの大敵。ラッシュリフトのモチや仕上がりに影響を与えるため、空気が乾燥しやすいシーズンは、特にまつげのダメージに配慮した施術が求められます。アイサロンとしてお客様の期待に応えるには、季節に合わせたラッシュリフト剤をご用意しておくことが大切。まつげの健康を第一に考えた施術は、お客様の満足度や安心感につながります。乾燥シーズンだけでなく、日ごろからダメージレスを意識した施術を取り入れることで、お客様に「また来たい！」と思っていただけるアイサロンを目指しましょう。
※本記事の内容や価格はすべて、2025年11月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。
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