「本物の美」を追求する人のために!ヴィーナス・ラッシュ代表取締役 吉川みつこ氏へインタビュー

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「株式会社ヴィーナス・ラッシュ」の代表取締役を務める吉川 みつこ氏にインタビューを実施しました。マツエクサロン経営のほか、スクールや商材開発、セルフエステなどさまざまな事業を展開されている吉川さん。また、ヴィーナス・ラッシュ公式HPにて、経営日記を公開されるなど情報発信にも力を入れられています。そして今年は、ヴィーナス・ラッシュ創業15周年を迎える節目の年。そんな吉川さんに、マツエクとの出会いや商品開発について、経営者として大切にしていることなどをお聞きしました。

【経営者プロフィール】吉川 みつこさんとは?

吉川みつこ氏

2006年まつげエクステサロンの草分け的存在として東京・六本木に「ヴィーナス・ラッシュ」をオープン。安心・安全・確かな技術、そしてあらゆるタイプ、年齢層に感動を与える卓越した技術とサービスを提供し続ける。同時にまつげエクステスクール「ヴィーナスアイラッシュアカデミー」を国内外10校、のべ1500人以上の卒業生を送り出している。
また、“使用する商材は技術の内”というコンセプトで専門商材の開発・販売を行う「VENUSPLATINUM」を運営している。

【略歴】
1991年 日本美容専門学校卒業。その後、1991年 大手美容サロンにて美容師を10年間務める
2002年 まつげエクステ技術習得・技術者育成、講師業で活躍
2004年 自宅マンションで「ヴィーナスメイク」開業独立
2006年 「株式会社ヴィーナス・ラッシュ」設立、「ヴィーナス・ラッシュ」創業、「ヴィーナスアイラッシュアカデミー」開校
2009年 商材セレクトショップ「ヴィーナスセレクト」スタート
2013年 スクールのFC開始(全国10校)
2019年 商材新ブランド「VENUS PLATINUM」スタート、セルフエステ「わたしのハイフ。」FC併設加盟総代理店スタート

現在の事業内容

現在、吉川さんはまつげを軸とし、以下4つの柱で美容に関する事業を展開されています。

  • Venus Lash ヴィーナスラッシュ (サロン)
  • VENUS PLATINUM ヴィーナスプラチナム(まつげ専門商材)
  • Venus Eyelash Academy ヴィーナスアイラッシュアカデミー(スクール)全国10校
  • わたしのハイフFC併設加盟店総代理店

コロナ禍をきっかけに気づいた”初心”とは?

2002年にアイラッシュの技術者と講師をされていた頃、どのようなサービスを展開されていたのでしょうか?

当時は、まつげパーマや束タイプのエクステ、落ちないマスカラなどが主流でした。特に束タイプのエクステは、見た目がどうしても不自然だったり、束と一緒に自まつげが抜け落ちたりするトラブルも多くて…。だから1本に1本を付けるエクステがあればいいのにと考えていたんです。そんな頃出会った韓国の講師に、1by1の装着技術を教えてもらいました。今から19年前くらいの話です。

束タイプと1by1のマツエクを比較して、どのような点に魅力を感じましたか?

束タイプのエクステはやはりどうしても不自然に見えてしまうんです。比べて、1本に1本を付ける1by1のエクステは、自まつげのような自然な仕上がりになりますよね。付けていることがわからないぐらい、自然に目元になじみ、一気に華やかになるのが魅力だと思っています。
私自身、まつげが短くて少ないことがコンプレックスでしたが、まつげエクステをするとスッピンが怖くない!これが世の中の女性がまつげエクステの虜になった理由ではないでしょうか。

マツエク業界も技術革新が進み、開業当初と比較すると商材も技術も格段にレベルアップしているかと思います。そんな“今”のマツエクの魅力についてどうお考えですか?

下向きまつげを上向きに持ち上げられる技術や、細くて軽い毛を使って負担の少ないエクステやボリュームラッシュなど、より安心・安全な技術に成長していますよね。まつげという目元の小さなパーツの中でミリ単位の技術ですが、お客様の「こうだったらいいのに」というニーズにどうすれば応えられるのかを、試行錯誤しながら技術や商品が生まれてきていると思います。
お顔の中でも目元は大切なパーツ。まつげが着くだけで可愛いくなる、下がっていたまつげが少し上がるだけで、パッと華やかな印象になり、表情までも明るくなる。小さなパーツの変化でも、女性はすごくハッピーになりますよね。特に今はマスクが必須なので、余計に、その変化が嬉しいのだと思います。

今年でヴィーナス・ラッシュが15年周年を迎えられ、新たに目元専用コスメのブランドリリースを予定されている吉川さん。そのきっかけを教えてください。

これまで定期的にサロンにご来店され、目元の美しさをキープされていたお客様が、コロナの影響でご来店できなくなり不安を抱えられていたんです。どんどんまつげがなくなり「え~私こんな顔だった?」と落ち込んでしまったり、「伸びてしまって取れかけているし…どうすればいいんですか?」とご相談があったことも。

そんなとき、お客様がご自宅でもまつげの状態を良くするためのアイテムを用意してアドバイスできたりする形が必要だと感じました。サロンで提供している質の高い技術と同様、コスメも高品質なものを用意して良い状態のまつげをキープしていただきたいという思いです。

コロナの影響でサロンに行きたくても行けず、定期的なメンテナンスができずに不安や戸惑いを感じておられるお客様にとって、目元専用コスメは強い味方になりそうですね。

今、まつげパーマが爆発的に流行っているのは、まつげエクステに比べて定期的なメンテナンスを必要としないから。自まつげ自体を根元から上げて、育毛してキレイな状態を保ちたいという需要がのびているということですよね。だからこそ私たちの商品も、まつげの育毛はマスト。さらに、多くのお客様が悩まれているまぶたの下がりや目の下のたるみなど、アイゾーンをトータルケアできるコスメを目指しています
これまでもクレンジングや美容液などの商品開発を手掛けてきましたが、創業15周年を機に、新たにブランディングができたらと思っています。

新たなコスメブランドのコンセプトを教えてください。

コンセプトは、本物の美を追求する人がたどり着く目元にフォーカスした目元サロン発のコスメティックラインです。お客様にご提供するものに関しては一貫して、正統派の美ということを大切にしています。

商品開発を行う際の情報のインプットやアウトプットに関して、こだわられていることはありますか?

私、今でも月に十数名の昔から通ってくださっているお客様の施術を行っているんです。現場って大事だなと常々思っているので、お客様やスタッフの声を直に聞く機会があるということは、良いインプットの場になっていると思います。

アウトプットに関しては、自分の思いの丈を伝えることが何より大切だと、最近改めて思うようになりました。実は、コロナの影響により経営面で大変な状況が続き、去年1年くらいはどうやったら元の状態に戻せるかと具体的な対策を立て、挽回することに躍起になっていました。でも、本当に大事なことはこうじゃない…と気付いたんです。

そもそも、なぜこの仕事をしているのか…、なぜアイラッシュを選んだのか…、どういう気持ちでみんなが働いてくれているのか…、自分自身がどうしたいのか…など、大切なことを忘れてしまっていて。初心に立ちかえり、自分の正直な思いを発信することが、大切なことだとつくづく感じています。

今回商品を開発するにあたっても、商品をどうやって作ったか、なぜ作ろうと思ったかということをお客様も知りたいだろうなと。本当のストーリーを共有していくことで、想いが伝わるのかなと思っています。

初心に立ちかえるきっかけとなった出来事があったのでしょうか?

とにかく売上を上げようと必死で働くスタッフの姿を見て、すでに十分がんばってくれているのに、私がここまで追い込んでしまったのかな、と感じたんです。スタッフがこれ以上がんばらなくても良い会社にしていかなくちゃ!と。

ある意味、今回のコロナが自身の仕事や人生について考える原点回帰の良いタイミングになったのかもしれません。事業に関してもさまざまな選択肢を考え、最終的に現在の4つの事業が自分の選んだ道!何があろうが、ずっとやっていこうと心に決めています。

そんな吉川さん自身の原点にあるものは?

原点は自立です。30歳くらいのときに専業主婦を経験しその後離婚、たった1人になった時自分の足で立っていきたいと思ったのがすべてのはじまりです。依存しなくても生きていける自分になる、と本気で思い、さまざまなことを学び挑戦してきました。
その時自分の人生は自分で創っていける、すべては自分が選択している結果だ、ということを実感し、その後の生き方や考え方が大きく変わりました。同じ女性としてスタッフたちにはその経験をお話ししています。

吉川さんが考えるアイラッシュ業界、美容業界の将来とは?

アイラッシュ業界や美容業界の未来について、どうお考えですか?

サロンはただまつげの施術を受けに行く場所ではなく、お客様自身の美しさを追求できる美のコンサルタントになれるサロンが残っていくのだろうと考えています。私たちもそのようなサロンを目指しています。
またコロナ禍において、働く人も減って行くことが予想されるので、出来る限り施術に集中できるよう設備を整えていくことが重要だと考えます。自動化やAIを取り入れるなど、最新テクノロジーの導入も必要になるでしょう。ただし、お客様と直接お話ししたり、目元のプロデュースを行うことはロボットにはできないと思うので、やはり人が必要だと思います。

ロボットにお客様個人の美のコンサルはできないと確信されている理由は?

「なぜ通い続けてくれてくださるのですか?」とお客様によくお聞きします。すると、技術が丁寧で安定しているから、まつげだけでなく色々な美容の情報を聞けるから、スタッフに会いたいからなど、さまざまな意見をいただきます。それらが合わさって、数多くのサロンから私たちを選んでくださっているんですよね。ただまつげを着けに行く場所ではないということを実感します。ロボットにはできない仕事といえるでしょう。

吉川さんの経営理念とは?

「正統派」であること、「本物」であり続けること

正統派であり続けるために、お客様の声や現場の声を大事にする。そこからしか聞こえてこないと思っています。また、自分がいつも前線にいるということも常に念頭に置き活動しています。

まとめ

お客様のこと、サロンのこと、スタッフのこと、商品開発のこと…すべてに真正面から向き合い、初心に立ちかえり、自身の正直な思いを丁寧に伝える。そんな吉川さんのお話を聞き、「正統派」であり続けることを行動で体現されているのだと感じました。経営者として前線に立つ現在も、吉川さんに会いたくて、質の高い施術を受けたくて、多くのお客様が彼女の元を訪れる理由がよくわかりました。今後も吉川さんが仕掛けるサービスや商品に注目していきましょう!210816Euk

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