まつげパーマが取れてきたらどうする?ばらつき対処法と注意点

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メイク時に毎回まつげをカールさせるのはなかなか大変なもの。まつげのカールにはビューラーを使いますが、「時間がかかるしけっこう手間…」「思い通りのカールにならない」といったお悩みを抱えているお客様も多くいます。そんなお客様への解決法のひとつがまつげパーマです。カールが取れてきたときにどうしたらいいか困っているお客様には、対処法や注意点をきちんとお伝えすることが大切。今回は、アイリストとして知っておきたい“取れてきたまつげパーマの知識”を学んでいきましょう。

まつげパーマはどれくらいでばらつく?

ビューラーいらずできれいな上向きカールをキープできるのがまつげパーマの魅力。アイメイクにこだわりたい人の強い味方ではありますが、施術から時間が経つほどにばらつきが出てくるものです。カールが取れて下がってきたまつげと、上を向いているまつげ…カールのモチに個人差はあっても、施術から時間が経つにつれ1本1本のまつげが別々の角度を向いてしまうのは自然な流れだと言えます。
まつげパーマの施術後にばらつきが気になりはじめるのは、だいたい2週間後くらいです。まつげのばらつきに影響するのは、

  • まつげパーマの種類(ロッド式とビューラー式)
  • まつげパーマのデザイン(カールの角度など)
  • まつげの毛周期


これらの項目が挙げられます。それぞれがカールのモチにどの程度影響するかは個人差のある部分なので、目安としては2週間でも、それ以上にカールが長持ちしたり早めに取れてきたりすることも考えられます。

まつげパーマをかけ直すならいつがいい?

カールのばらつきが気になりはじめたら、「そろそろまつげパーマをかけ直したほうがいいのかも?」と思うお客様もいるでしょう。まつげの見栄えに影響するようになったら、気持ち的にはすぐにでもパーマをかけ直したもの。しかし、かけ直しにはタイミングを見計らうことが大切であることを、お客様にお伝えしなければなりません。

まつげパーマをかけ直す前に、パーマの仕組みを知っておこう

まずはお客様にまつげパーマの仕組みをお伝えして、かけ直しの目安となるタイミングに納得していただきましょう。まつげパーマにはビューラー式とロッド式の2種類がありますが、ここではロッド式を例に挙げて説明していきます。

まつげパーマの施術では、ロッドにまつげを1本ずつ巻きつけて薬剤を塗布します。最初に1剤を使ってまつげをやわらかくし、カールしやすい状態に。このとき、まつげの組織は分離していて変形しやすい状態になっています。次に2剤を使って、分離させたまつげの組織を再びくっつけます。

1剤でまつげの組織を分離

まつげをカールさせた状態に

2剤でまつげの組織をくっつける

(カールさせた状態のまま固定)


まつげパーマの仕組みを見ると、美容院で髪の毛にかけるパーマと同じであることが分かります。

まつげパーマをかけ直すおすすめのタイミングは

かけ直しを考えるおすすめのタイミングとしては、施術から約1~1カ月半です。髪の毛のパーマをかけ直すことを思っても、1カ月以内に何度もかけ直す人はなかなかいませんよね。まつげも髪の毛と同じように、パーマをかけることが負担になります。かけ直しまでの期間が短くなるほど、まつげへの負担が増えるので、施術から1カ月を目安にかけ直しを考えるのがおすすめです。
かけ直しの目安となるタイミングが約1~1カ月半と言える理由には、まつげの毛周期も関係しています。毛周期はいくつかの期間に分かれていて、約1~3カ月で新しいまつげへと生え変わります。

成長初期

毛母細胞からまつ毛が伸びはじめる時期。毛そのものはまだ皮膚の中に隠れていて、毛穴から顔を出していない状態です。

成長期

まつげがのびて、太くて濃い毛が成長する時期。1日に約0.1mmの速さでのびていきます。毛周期の約8割が成長期。

退行期

まつげの成長が止まり、長さが保たれる時期。まつげから毛母細胞が分離して抜けるのを待っている状態。

休止期

まつげが抜けて、次の毛が生えるまでの休止期間。まつげに栄養を蓄えている時期です。

ここで注目したいのが、同じまつげに2度パーマがかからないようにすること。お客様によっては1サイクルにかかる時間が長いこともあり、まつげが弱っているなど状態が思わしくないときは、かけ直しを避けることをおすすめしましょう。お客様のまつげの状態をじっくり観察し、ダメージが気になったらケア方法を提案するなど、まつげを良い状態へ導くためのアドバイスを心掛けてくださいね。

カールが取れてきたときの対処法&注意点

まつげパーマのカールが取れてきたら、対処法できれいなカールを復活させましょう。ここでは注意点も合わせて見ていきましょう。

カールを復活させるための対処法

まつげを軽く濡らしてコームでとかし、ドライヤーの冷風を当てます。まつげをブローすることでまとまりが出てくるので、仕上げにマスカラを塗って整えると◎
カールやまとまりが足りないときは、マスカラ+ひと手間でまつげパーマを復活させられます。まつげにマスカラをなじませたら、乾く前に指で軽く押し上げましょう。よりきれいなカールを作るコツは、まつげの根元部分をそっと押し上げること。指の体温の効果も加わって、ビューラーなしでもカールが復活&まとまりが出ます。指は汚れてしまいますが、このひと手間がカール感アップのポイントですよ。
「マスカラを塗るとメイクが濃くなりすぎるような…」そんなときには、透明マスカラやまつげ美容液、コーティング剤を使用するのもおすすめです。お客様にとっての理想のアイメイクに合わせて、使うアイテムを提案しましょう。

カールを復活させるときの注意点

まつげをブローするとき、マスカラを使ってカール感をアップさせるときは、まつげへの負担を考えて優しく行うことが大切です。コームで何度もまつげをとかしたり、指で強く押し上げたりするとまつげに負担がかかってしまいます。まつげをていねいに扱うよう心掛けましょう。

「カールが取れてきたらビューラーを使えばいいんじゃないの?」と思うお客様も中にはいるでしょう。しかし、まつげパーマが取れてきたときにビューラーを使うのはおすすめできません。まつげパーマなしの状態のまつげにビューラーを使うことも、まつげにとっては大きな負担です。パーマで多少なりともダメージを受けているまつげであれば、負担はさらに大きくなってしまいます。さきほどご紹介した対処法を提案することと合わせて、こちらの注意点も欠かさず伝えるようにしましょう。

まとめ

まつげパーマを希望するお客様には、「メイクを時短したい」「理想のカールをつくりたい」といった気持ちがあるものです。アイリストとしてお客様を満足させるには、まつげパーマの施術後のモチまで考える必要があります。施術から時間が経つとまつげがばらついてくること、カールが取れてきたときの対処法や注意点までしっかりとお伝えすることが、お客様のまつげパーマに対する満足度アップにつながりますよ。200202Ehn

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