ライティングは重要!マツエクサロンにおすすめの施術用ライト・選び方のポイントもチェック

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施術をスムーズに行うための環境づくりを考えたとき、グルーの速乾性やツイザーの操作性などに目が行きがちですが、実はサロン器具や備品の選定も重要です。中でも軽視されがちなのが、施術用ライトの選定です。そこで今回は、施術用ライトを選ぶ際のポイントを解説したうえで、マツエクサロンにおすすめの商品をご紹介します。これまで施術用ライトについて深く考える機会がなかったという人は、ぜひ参考にしてください。

マツエク施術用ライト選びのポイント

施術用ライトは、マツエクサロンにとって欠かせない備品のひとつですよね。なぜならマツエクの施術を行う際は、どうしてもアイリスト自身の頭や手で天井照明の光を遮ってしまい、お客様の目元に影を作ってしまうから。つまり、天井照明だけでは施術に必要な光量を得られないのです。中には、自然光がよく入るサロンもあるかもしれません。しかし、自然光は明るさや光が入る角度を調節することが難しいため、繊細な作業を必要とするマツエクの施術には手元を照らすライトが必要でしょう。
では、施術用に適したライトを選ぶ際のポイントを解説していきます。

マツエクサロン内の「設置場所」に適したタイプを選択

まず、施術用ライトの設置場所を考えます。設置場所が決まれば、自サロンに適した施術用ライトの選択肢が絞られます。

ワゴンに設置する場合

施術用ライトをワゴンに設置する場合は、主に3つのタイプから選べます。

  • クランプタイプ
  • クリップタイプ
  • スタンドタイプ(固定なし)


それぞれの特徴は以下のとおり。メリットやデメリットを考慮して選ぶとよいでしょう。

<クランプタイプの特徴>

画像元:EYELASH GARAGE

クランプとは、器具などを他のものに固定するためのネジの付いた“コの字”型の金具のこと。コの字型の金具でワゴンの天板を挟み、ネジを締めてライトを固定して使います。クウンプ付きのライトは、ワゴンにしっかりと固定することができるのがメリット。少々ライトに接触しても落下することはないでしょう。ただし、ワゴンの縁がフラットなタイプでないと、適切に固定できないので注意が必要です。

<クリップタイプの特徴>

画像元:EYELASH GARAGE

クリップタイプはその名のとおり、ライトの足にクリップが付いているもの。ワゴンの縁にクリップを挟むだけで設置できる手軽さがメリットです。しかしクリップはクランプに比べて固定が甘いので、ライトに接触すると向きが変わったり、落下したりする恐れもあります。また商品によって、クリップ幅に差があることも注意が必要です。クリップがあまり開かないタイプだと、使用しているワゴンに設置できない場合もあります。
そのため施術用ライトとして使用する場合は、自サロンのワゴンにしっかりと固定できるものを選び、施術中はライトに接触しないよう細心の注意を払いましょう。取り外しが簡単なので、マネキンを使った施術トレーニング用のライトとしては最適です。

<スタンドタイプの特徴>

画像元:EYELASH GARAGE

スタンドタイプは固定具が付いておらず、設置面に直接置いて使う一般的なデスクライトです。設置場所を選ばず、平らな場所ならどこにでも置けるのがメリット。ただし、固定されていないので、落下の危険性などを考えると施術用ライトとしては不向きかもしれません。

床面に設置する場合

画像元:EYELASH GARAGE

床に直接設置するライトも施術用に適しています。安定感があることや施術用だけでなく、フロアライトとしても使えることが大きなメリット。ただし、ワゴンに設置するライトに比べてサイズが大きいので、掃除の邪魔になったり、収納や移動に手間がかかったりというデメリットもあります。

マツエクサロンのイメージとの調和

施術用ライトもお客様の目に入る備品のひとつ。そのため機能性だけでなく、サロンのイメージに合ったものを選ぶようにしましょう。施術室の壁紙や施術ベッドの色調と合ったカラーのものを選ぶと間違いありません。またカラーに迷った場合は、清潔感のある印象を与えることができるホワイトを選ぶのが無難。ちなみに最近では、木目調の施術ライトも販売されています。

調光機能の有無

調光機能があるかどうかの確認は、施術用ライト選びの大変重要なポイントです。
実は、施術しやすい明るさはアイリストによって異なります。どのアイリストも同じ明るさで、問題なく施術を行えているというサロンもあるでしょう。しかし必要以上に目が疲れたり、肩コリや首コリに悩まされたりなどの不快症状が続く場合、ライトの明るさが合っていないことが原因である可能性もあります。
自分に合った明るさで施術すると、緊張がほぐれ、疲れにくくなったという声もあるようです。また自然光がよく入るサロンであれば、施術時間や天候によって必要な光の量が異なるという場合もあるでしょう。

以上より、施術用ライトは施術に適した明るさを選べるよう調光機能があるものを選びましょう。調光機能は、3段階・5段階のものが一般的。中には、無段階調節可能なライトもあるので、コスパなども考慮してベストなものを選びましょう。

盲点!「必要なコードの長さ」をチェック!

施術用ライトを選ぶ際は、サロンのコンセントの位置をしっかりと把握しておく必要があります。せっかくよい商品に巡り会えたとしても、コードの長さが足りなかったり、長すぎたりすると配線の見た目を損ねてしまいますよね。
もし電源コードの長さが適した商品が見つからない場合は、配線がスマートに見えるよう工夫しましょう。

商品保証の有無・保証期間もチェック!

施術用ライトは、アイラッシュガレージなどのマツエク商材専門通販などのほか、Amazonや楽天市場などの一般向けの通販サイト、ホームセンターや家電量販店でも購入することができます。もちろん、どのショップで購入しても問題ありません。ただし、安価な商品の中にはアームがすぐにグラグラしてライトの位置が安定しなかったり、クリップ部分が壊れてしまったりするものもあるようです。
保証期間が設けられているか、保証期間の長さなどを購入前にしっかりとチェックしておきましょう。

マツエクサロンにおすすめの施術用ライト3選

施術用ライトにおすすめの商品を3つピックアップしました。ぜひライト選びの参考にしてください。

ワゴンに設置するタイプ

パナソニック:LEDデスクスタンド クランプタイプ ホワイト

画像元:Amazon

  • クランプタイプ
  • カラー:ホワイト
  • 調光機能:5段階
  • 電源コードの長さ:1.7m


小さな文字も読みやすい「文字くっきり光」搭載し、日本PTA全国協議会の推薦商品に認定されたクランプタイプのライトです。また通常姿勢で前後左右へ15度傾けても倒れないこと安定構造なので、施術用ライトに最適な商品といえます。

興和光学:LUPINUS LEDデスクライト クランプタイプ

画像元:EYELASH GARAGE

  • クランプタイプ
  • カラー:木目白
  • 調光機能:4段階または無段階
  • 電源コードの長さ:1.5m


6軸アームの自由な動きで、最適な照明ポジションをキープすることができます。またスイッチをオンにすると徐々に明るくなるので、お客様にまぶしい思いをさせずに済みます。またホワイトと木目がミックスした落ち着きのあるデザインも人気!

床に設置するタイプ

EXARM:LEDアームライト+フロアライト

画像元:EYELASH GARAGE

  • カラー:ホワイト
  • 調光機能:5段階・調色機能付
  • 電源コードの長さ:約1.8m


「LEDアームライト LEX-967WH」対応のフロアベースと組み合わせて使える日本製のフロアライトです。またスイッチのオン・オフをタッチレスで切替できるセンサーを搭載しているので、衛生面でも安心!もちろん、アームライトのみをワゴンに設置して使用することもできます。

まとめ

サロン開業時を除き、故障してはじめて施術用ライトの買い替えを検討するサロンがほとんどでしょう。しかし、ライトのタイプや調光機能などを見直すことにより、施術効率をアップすることができる場合もあります。ぜひこの機会に、現在使っている施術用ライトが自サロンに適しているかを考えてみてください。190922Euk

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