「アイシャンプーってどんなもの?」施術動画が見たい!のお声にお応えします

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特に夏場などの暑い季節は、目元にもたくさんの汗をかきますよね。そのためお客様がアイメイクをせずにご来店くださったとしても、目元はマツエク装着に適さない汗や皮脂がびっしりの状態…。そんなときに役立つのがアイシャンプーです。しかしアイシャンプー未導入のサロンに勤務するアイリストさんから、「施術のイメージが湧かない」という声が届きました。そこで今回は、実際のアイシャンプーの施術動画を見ながら、使い方などを詳しく解説しましょう。

アイシャンプーについておさらい

アイシャンプーとは、その名のとおり目元の洗浄に特化したシャンプーのことです。最近は、眼病予防に効果的な「リッドハイジーン(眼瞼清拭・がんけんせいしき)」と呼ばれるまぶたやまつげを清潔にすることを眼科医が推奨していることもあり、アイシャンプーはより一層注目を集めています。マツエク業界においても、アイシャンプーの施術を行うことによりモチがよくなったり、目元のトラブルを防ぐことができたりするなどの大きなメリットがあるため、アイシャンプーをオプションメニューとして導入するサロンは日々増加しているのが現状です。では、アイシャンプーの基本情報を押さえていきましょう。

アイシャンプーの種類

アイシャンプーには、主に泡タイプとジェルタイプの2種類があります。それぞれのメリデメをまとめました。

 

メリット

デメリット

泡タイプ

  • 泡がクッションとなり、まつげやエクステへの負担を軽減できる
  • きめ細かい泡でまつげの隙間や毛穴奥の汚れまで洗浄できる
  • 視認性に優れているので、施術に向いている(どこに乗せたかすぐにわかる)
  • 目の中に入りやすい
  • ポンプから泡を出してからはスピードが求められる(泡の弾力がキープされているうちにまつげに乗せるのがベスト)

ジェル

タイプ

  • 肌なじみがよく、伸ばしやすい
  • もったりとしたテクスチャーで目の中に入りにくい
  • 冷感タイプも販売されている
  • サロン用の商品はあまり販売されていない
  • 拭き取りが難しい

▼タイプ別の特徴を詳しく紹介した以下の過去記事も参考にしてくださいね。

アイシャンプーの価格帯

アイシャンプーはサロン専売品のほかに、一般的なドラッグストアなどで買える市販品などもあり販売価格もいろいろ。そのため以下の価格帯(100mlあたり)は、ひとつの目安としてくださいね。

サロン専売品

泡タイプ

約1,300~3,600円

サロン専売品

ジェルタイプ

約900~2,500円

市販品

泡タイプ

約480~800円

市販品

ジェルタイプ

約1,000~2,000円

サロン専売品は、販売メーカーやコンセプトによって価格帯にも幅があるようです。また1回の施術に要する泡やジェルの量も商品によって異なるので、商品価格だけでコスパを比較できないという面もあります。アイシャンプーの導入を検討する際には、商品ごとにメリデメを吟味してみましょう。

アイシャンプーの施術動画で使い方を学ぼう

アイシャンプーはサロンケア・ホームケアのどちらでも使用可能なアイテムですが、今回はマツエク装着前にアイリストによって行うアイシャンプーの施術方法を学びます。

 画像元:@yuueyelashさん

一般的にマツエク施術前にアイシャンプーを行う場合には、泡タイプを用いるケースがほとんどです。泡タイプのメリットは、ジェルに比べて液ダレが少ないこと。そのため施術台での施術には適しています。アイシャンプーを初めて導入する際には、施術しやすい泡タイプがおすすめです。

画像元:@inherit_signさん

アイシャンプーの施術には、専用のフォームブラシやアイミングなどを用いるのが一般的。サロンによっては、前処置などに使用する綿棒などを流用する場合もあるようですが、アイシャンプーの泡の質が落ちないうちに、短時間でスムーズにまつげ全体に泡を塗布するためには専用ブラシなどを用いるのがベストでしょう。

画像元:@lirinaileyelashさん

こちらはアイシャンプー施術中の様子。アイシャンプーはゴシゴシと擦って汚れを落とすのではなく、泡が汚れを吸着するのを静かに待つのが基本。だからこそ、泡がしぼんでしまわないうちに、泡がまつげ全体に行き届くようすばやく泡を乗せるのが重要です。では、さっそく施術動画を見てみましょう。

 
 
 
 
 
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Izumi Airiさん(@ailelash2015)がシェアした投稿

今回は、国際ラッシュアーティストとして活躍されているIzumi Airi(@ailelash2015)さんにアイシャンプーの施術動画を提供していただきました。

<アイシャンプー:基本の施術方法>

  1. トレーやカップなどに1回量の泡を吐出し、時間をおかずに泡を専用フォームブラシやアイミングなどで取ります
  2. 硬めに絞ったコットンをまつげの下に敷き、ブラシ(アイミング)ですくった泡をまつげ全体になじませ、1分程度放置します。
  3. ブラシ(アイミング)で汚れをかき出すように、まつげの流れに沿ってやさしくコットンに泡を落としていきます。
  4. 乾いたコットンに取り換え、水を含ませたアイミングなどで洗い流します。

 

ポイントは、エクステの接着面となるまつげの根元付近にまでしっかりと泡を行き届かせること。一番キレイにしたい部分に泡が達していないとアイシャンプーを行う意味がありませんよね。その際には、まつげやマツエク自体にブラシ(アイミング)が直接触れることのないよう、十分な泡でクッションを作り、まつげの根元まで泡を届けましょう。

おすすめのアイシャンプー

Beautéイチオシのアイシャンプー4をつご紹介します。

泡タイプのアイシャンプー

【オデット】ピジョン オイルフリー フォームウォッシュ クリームホイップ

 

画像元:アイラッシュガレージ

サロンケアとホームケアの両方で使用可能な洗顔&アイシャンプーです。モコモコの濃厚泡がまつげやまぶたに付着した汚れを吸着し、清潔に洗いあげます。約2プッシュで、1回分のアイシャンプーに十分な泡が吐出されます。
内容量:50ml

【ビーエル】LASH FORM

画像元:アイラッシュガレージ

世界72ヶ国で愛されているブランド『BL BLINK LASH(ビーエル)』の人気商品。メイクの洗い残しや皮脂汚れなどをすっきり洗浄し、マツエク装着に適した目元環境を作ります。またさわやかな柑橘系の香りも「LASH FORM」の魅力のひとつです。
内容量:100ml

【アイブティック】ホイップアイラッシュシャンプー

画像元:アイラッシュガレージ

アイラッシュガレージのオリジナルブランド「eye Boutique(アイブティック)」の商品です。抗菌作用のある泡がまつげの生え際まで入り込み、目元を清潔に洗いあげます。安心の日本製なので、オプションメニューとしてもおすすめしやすいでしょう。
内容量:80ml

ジェルタイプのアイシャンプー

【メディプロダクト】アイシャンプーロング

画像元:アイラッシュガレージ

目元を徹底的に清潔にすることを目指して、眼科医と共同開発されたメディプロダクトのアイシャンプーです。育毛剤にも使用される美容成分が配合されているので、自まつげの傷みが気になる人やまつ育中の人にもおすすめ。
内容量:200ml

合わせてそろえたいおすすめのサロン器具

アイシャンプー導入には、専用ブラシやアイミングなどを準備する必要があります。今回は繰り返し使えるタイプと使い捨てタイプ、それぞれ1つずつピックアップしました。

【あすなろ】アイシャンプーブラシMZ-090

画像元:アイラッシュガレージ

日本のマツエク商材専用卸として有名な『あすなろ』のアイシャンプーブラシです。アイシャンプーのために開発された専用フォームブラシなので、エクステに引っかかることなく、まつげの根元までアイシャンプーの泡をしっかりと行き届かせることができます。
洗って繰り返し使うことができるので、経済的かつ愛着も湧きますよ。

【ラッシュヴォーグ】アイミングBLK

画像元:アイラッシュガレージ

性能とデザイン性の高さで人気のブランド、Lash voug (ラッシュヴォーグ)のアイミングです。起毛のマイクロファイバー製のヘッドが、まつげに付着した汚れをしっかりと絡め取ります。アイシャンプーのほかにも前処理やリムーブオフにも使えます。
内容量:100本入り

まとめ

アイシャンプーの施術動画を実際に見ると、施術のイメージが明確になりますよね。多くのサロンでは、1回の施術に要する時間は5~10分、オプション料金は500~800円(税抜)というケースが多いようです。客単アップ・モチアップ・目元のトラブル防止にぜひアイシャンプーの導入を検討してみてください。190703Eku

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