【2025年最新版】マツエク・ラッシュリフトのトレンドを先取り!デザインや施術アイテムを紹介

アイ美容は、時代の変化や価値観の移り変わりが色濃く反映されるもの。だからこそアイデザイナーには、今のトレンドや傾向を把握したうえで、お客様に似合うデザインを提案することが求められます。この記事では、他店に差を付ける最旬デザインや顧客満足度を高めるためのアイテムなど、実際のサロンワークで役立つ情報をご紹介!目元の魅力を最大限に引き出せるよう、ぜひチェックしておいてください。
【トレンド解説】2025年はどんな目元が流行ってる?
マツエク・ラッシュリフトともに、近年は自然なボリュームアップが叶う“ナチュ盛り”が人気。しかし、2025年のトレンドはそれだけではありません。ダメージレスを意識した施術や、個性を活かすデザインにも注目が集まっています。
ナチュラルデザイン
最近では、ラッシュリフトの需要が高まるにつれて、マツエクでもより自然な仕上がりを求める声が増加しています。しかし、単なるナチュラルデザインではなく、2025年は目元のメイクを引き立ててくれるような仕上がりがトレンドです。
キーワードは“派手すぎない”こと。マツエクは自まつげのようなマットな質感や9~12mmまでの比較的短いエクステ、ラッシュリフトは自まつげの根元を立ち上げつつも、毛先に向かって滑らかなカーブを描くデザインが多くの女性たちから支持を集めています。
落ち着いた雰囲気でありながらも華やかさを感じられる上品なナチュラルデザインは、幅広い年齢層のお客様にフィット。どんなシーンでもなじみやすく、大人っぽい魅力を引き立ててくれます。
束感まつげ
ナチュラルデザインと並行して、引き続き人気なのが束感まつげ。束感まつげは、まつげの毛先を数本ずつ束ねてぱっちりとした目元を演出するデザインです。
束感まつげの魅力は、束の数や太さによって目元の印象を変えられること。束の数を少なくするとまつげが強調されて目力のある仕上がりに、束の数を多くすると柔らかく品のある目元が完成します。
すでに多くのサロンで取り入れられているとは思いますが、他店との差別化を図るならお客様の目元に合う束感デザインを見極め、提案するセンスが必要です。お客様が希望されるデザインや好みも考慮しながら、束の数や太さを決めていきましょう。
▼美しい束感を作るコツはこちらの記事をチェック!
ダメージレスを意識した施術
長くアイデザインを楽しんでもらうには、自まつげに余計な負担を掛けない工夫も重要。ラッシュリフトでもマツエクでも、最近では自まつげを労わるような施術が注目されています。
具体的には、自まつげの負担に配慮したラッシュリフト剤や軽量エクステの採用、ライフスタイルを考慮したホームケアの提案など。スキンケアの一環として“まつ育”がブームになっているのも、ダメージケアに対する意識が高まってきていることの表れです。
これからの時代、アイデザイナーは単に美しい仕上がりを提供するだけでなく、お客様の自まつげの健康状態に合わせた施術やホームケアを提案する必要があります。2025年のトレンドを語るうえで、“ダメージレス”は欠かせないキーワードです。
最新のマツエクデザインをチェック!
さっそく、2025年のトレンドを押さえたマツエクデザインをチェックしていきましょう。
Lカール×束感仕上げでナチュラルな華やかさを演出
出典:@venusbelt_maha87さん
目頭から中央にかけてLカール、目尻にCカールのエクステを使用したデザイン。Lカールは自まつげとエクステの接着面を長く取れるためモチが良く、下がりまつげの方にもおすすめです。また、根元からの立ち上がりがはっきり見え、短めのエクステでも存在感のある仕上がりに。画像で使用しているエクステも11~12mmとそれほど長いわけではありませんが、華やかな印象を受けます。さらにトレンドの束感仕上げで、目元の魅力を引き出している点にも注目です。
リフエクで叶える上品な大人っぽさ
出典:@___thinkeyeさん
ナチュラルかつ華やかな目元を叶える施術として、外せないのが“リフエク”。視界にまつげがかぶらないため、目がはっきりと大きく見えるのが特徴です。「両方の施術を組み合わせると、かえってゴージャスになってしまうのでは?」と思うかもしれませんが、カールの度合いやエクステの種類を調整することで、画像のように上品で大人っぽい仕上がりになります。
よりナチュラルさを意識するならカラエクもアリ!
出典:@___thinkeyeさん
オリーブとハーバルブラウンのカラエクを組み合わせたデザイン。落ち着いた色味を使うことで、派手になりすぎずナチュラルな抜け感を演出しています。カラエクの魅力は、さりげなくおしゃれを主張できるところ。画像のようにカラーをミックスすれば、個性を活かしたオリジナリティあふれるデザインに仕上がります。
最新のマツエク施術用アイテムにはどんなものがある?
続いて、最新のマツエク施術用アイテムをご紹介します。
【松風】NUMEROボリュームラッシュ<シコン&アイスモーブ&アンティークアイアン>
松風のカラーエクステブランド『NUMERO(ヌメロ)』から登場したボリュームラッシュ。現役アイデザイナーとして活躍する山内優香子さんとコラボしたオリジナルカラーです。ベースは紫ですが、ブラウンやブラックのニュアンスをブレンドすることで落ち着きのあるトーンに仕上がっています。個性的な色味でありながらも自まつげとのなじみが良く、今っぽいデザインを実現できるのが魅力です。
【EYE NA GOO】新ながもちグルー+E
マツエクグルーの専門ブランド『EYE NA GOO(アイナグー)』のエチル系グルー。柔らかくフレキシブルなテクスチャーに仕上げるためビタミンEを配合しており、グルー特有のパリパリ感や固さを軽減しています。また、目や肌への刺激になりやすいホルムアルデヒドやメタクリル酸メチル、アレルギーリスクが心配な副原料をカット。敏感肌の方にも使いやすい処方です。また、低刺激ながらも持続力が高く、モチを重視されるお客様にも適しています。
最新のラッシュリフトデザインをチェック!
続いて、トレンドを意識したラッシュリフトのデザインもチェックしてみましょう。
出典:@eye_ammiさん
こちらは、コーティング剤を使って束感デザインに仕上げた実例。目元の立体感や奥行きを与える束感まつげは、あか抜けた雰囲気を演出し、トレンド感のある大人可愛い仕上がりを叶えます。また、画像は束の数や太さが絶妙。上下左右どこから見ても美しいフォルムで、目元の魅力がより強調されています。
緩やかなカールでトレンド感を演出
出典:@eyeplus.designさん
ラッシュリフトは、選定するロッドによって目元の印象を大きく変えられるのが特徴。トレンド感のあるデザインに仕上げるなら、画像のようにナチュラルなカールが付くロッドを使用すると良いでしょう。
ロッドにはさまざまな種類があるため「どれを持っておけば良いのだろう…」と悩む場合は、Cカール・Iカール・Uカール・Lカール・メーテルラッシュリフト・ブラウンロッドラッシュリフトの6種類くらいをそろえておくのがおすすめ。定番とトレンドデザインのどちらにも対応でき、お客様のなりたいイメージに合わせて柔軟に提案できます。
▼ロッドの選び方についてはこちらの記事もチェック!
立ち上げとカールのいいとこ取りがトレンド感ある仕上がりに
出典:@eyeplus.designさん
こちらは、SNSでも話題を集めたピーナッツロッドを使用。ピーナッツロッドはまつげの根元からほど良く立ち上げ、中間から毛先に向かって丸みを帯びた柔らかいカールを形成します。まつげの長さが強調されるため華やかさはありますが、ナチュラルなカーブを描くことで“やりすぎ感”を出しません。根元がまぶたに当たらないデザインで、一重や奥二重の方にもぴったりです。
最新のラッシュリフト施術用アイテムにはどんなものがある?
最新のラッシュリフト施術用アイテムをご紹介します。
【PROCARE eyelash】ブースト ケラチンコーティング
アイラッシュ商材や目元用化粧品を開発するブランド『PROCARE Eyelash(プロケアアイラッシュ)』のコーティング美容液。ヒアルロン酸Naや加水分解シルクなどの保湿成分に加えてまつげの主成分と同じ性質のケラチンを2種類配合しており、まつげにうるおいやツヤを与えます。さらに、ほど良い硬さのテクスチャーが束感仕上げをサポート。2025年のトレンドである束感とダメージレスな施術の両立を可能にします。
【Flap eyelashes】FLEXロッド
まぶたになじみやすい形状の「FLEXロッド」。柔軟性とコシのある素材でまつげがフィットしやすく、リッジのそろった美しい仕上がりを目指せます。幅広まぶたの方にも丸みを持たせやすいDカールですが、サイズを使い分ければさまざまなデザインへの対応が可能。リフエクの施術では下地ロッドとしても使用できる、汎用性の高いアイテムです。
まとめ
2025年のマツエク・ラッシュリフトは、ナチュラル×束感×ダメージレスがトレンド。派手すぎないけれど、上品な華やかさを感じられるデザインが人気を集めています。進化し続けるアイ業界で勝ち残るには、常に新しい情報にアンテナを張り、トレンドを押さえた施術を提供できるかどうかがカギとなります。お客様からの信頼を高めるためにも、日ごろから最新のデザインや商材の知識をアップデートしておきましょう。
※本記事の内容や価格はすべて、2025年5月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。
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