下まつ毛ラッシュリフトのロッド6選!セミナーや下まつ毛マツエクの選択肢もご紹介

下まつ毛ラッシュリフトの施術に用いるロッドは、使いやすさと仕上がりに注目して選びましょう。今回はおすすめ商品を複数ピックアップし、その魅力を解説。デザイン実例もご紹介します。記事後半では、下まつ毛ラッシュリフトの技術力アップを目指すアイデザイナーにおすすめのセミナーと、下まつ毛マツエクの選択肢についてもチェックしていきます。
下まつ毛ラッシュリフトが人気の理由とは?
上まつ毛だけでなく、下まつ毛のラッシュリフト需要も高まっている現在。人気の理由には以下のメリットがあるようです。
人気の理由その1│目が大きく見える
上まつ毛は上向きに、下まつ毛は下向きに長さを際立たせるラッシュリフト。目の縦幅が強調されるので、普段よりも目を大きく見せられます。「できるだけ目を大きく見せたい」「目元の印象を強めたい」といった要望のあるお客様にとって、理想の目元を手に入れるための選択肢の1つといえます。
人気の理由その2│中顔面が短く見える
ラッシュリフトで下まつ毛を下向きにし、目の縦幅を強調すると、中顔面(下まぶたから上唇までの距離)を短く見せやすくなります。中顔面が短いと、小顔に見えるといわれています。近年の美容業界で“バランスの良い顔”とされている中顔面の短い顔立ちに近づけるところも、人気の理由となっているのでしょう。
人気の理由その3│マスカラが塗りやすくなり、メイクの時短になる
ラッシュリフトで下まつ毛の向きが揃えば、マスカラがぐっと塗りやすくなります。毎日のメイクで、下まつ毛をビューラーでカールさせ、自まつげの向きを考えながらマスカラを塗る…その時間と手間はなかなかのもの。メイクの仕上がりはもちろん、手間や時間をカットできるところも下まつ毛ラッシュリフトの人気に影響しています。
人気の理由その4│逆さまつ毛対策になる
逆さまつ毛のお客様が、対策として下まつ毛ラッシュリフトの施術を受けるケースもあります。下まつ毛を下向きにカールさせるラッシュリフトは、自まつ毛の生える向きが気になるお客様のお悩み解決のサポートに。見た目に対するお悩みにはもちろん、目元の違和感の解消にもつながるかもしれません。
お客様のラッシュリフトを担当するにあたり、上下の同時施術となれば単価アップが叶います。上まつ毛ラッシュリフトを希望するお客様に、下まつ毛ラッシュリフトの魅力も一緒に伝えて施術を提案してみてはいかがでしょうか。
下まつ毛ラッシュリフトについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
下まつ毛専用ロッド4選!専用ならではの使いやすさが魅力
続いて、下まつ毛専用ロッドをチェックしていきましょう。
下まつ毛専用ロッドその1│【BANHADA】アンダーロッド Lカール
『BANHADA(バンハダ)』は韓国のアイラッシュブランド。日本でも注目を集める人気のブランドです。『BANHADA』ロッドの特徴は、肌に密着させやすいこと。柔らかい特殊素材で作られており密着性があるため、目元に沿わせやすい仕様です。「アンダーロッドLカール」は、下まつ毛の長さをしっかり活かせるよう薄くなっており、下まつ毛が短いお客様にも向いています。
『BANHADA』ロッドについては以下の記事も参考にしてください。
【下まつ毛専用ロッドその2│【BANHADA】アンダーロッドCカール
同じく『BANHADA』の「アンダーロッドCカール」は、Lカールと比べると丸く、厚みがあります。肌に密着しやすいという『BANHADA』ロッドの特徴に加えて、目に沿わせやすいよう目尻へ向かうにつれ細くなる形状になっています。ぷっくりしたくまのような形がかわいいと、SNSでも評判なんだとか!
下まつ毛専用ロッドその3│【GLAMORIZE】UNDER(下まつげ用) MEDIUM HIGH
『GRAMORIZE(グラマライズ)』の下まつ毛専用ロッドです。自まつ毛が長く下まぶたがくぼみがちな方向けの「HIGH」と、自まつ毛が短く涙袋がぷっくりしている方向けの「LOW」の2種類があり、それぞれ厚みが異なります。お客様の目元に合わせて調整できるよう、両方用意しておくと良いでしょう。ピタッと貼りつく素材を採用しており、両脇にテープを貼る手間が省けるのもポイントです。
下まつ毛専用ロッドその4│【日本まつげ美容】ピンヒールラッシュリフトロット<下まつげ超強力根本立ち下げ用>
逆さまつ毛など下まつ毛のクセが強い方におすすめなのが、「ピンヒールラッシュリフトロット<下まつげ超強力根本立ち下げ用>」です。これまでどのロッドでも思うようにまつ毛が上がらなかったお客様には、ぜひこちらを試してみてください。まつ毛の根元からカールをつけずに下向きにするタイプで、長さを最大限に活かせる仕様です。素材に吸着特殊抗菌シリコンを使っており、目に沿わせて肌に密着させられるので、ロッドを固定するテープ等は必要ありません。
上下まつ毛兼用ロッド2選!状況に応じて使い分けできる
上下どちらのまつ毛にも使える兼用ロッドなら、幅広いラッシュリフト施術に活用できます。
上下まつ毛兼用ロッドその1│【BANHADA】カーブロッド
こちらの『BANHADA』の「カーブロッド」は、根元を立ち上げたような仕上がりになるロッド。下まつ毛ロッドとしても使えます。薄いロッドなので、目の脂肪が少ない二重のお客様におすすめです。根元の部分が角張った形になっているため、下がりまつ毛のお客様の施術にも良いでしょう。また、厚み調節用ロッドとして重ねて使う方法もあります。
上下まつ毛兼用ロッドその2│【ロマンスラッシュ】グッピーロッド
『ROMANCE LUSH(ロマンスラッシュ)』の「グッピーロッド」は、まつげを前に押し出しつつ立ち上げる“フロントリフト”のLカールに対応したロッドです。熱帯魚のグッピーのような厚みのあるフォルムによって、根元からではなく前に押し出されてから立ち上がる仕上がりになるのが特徴です。一重や奥二重のお客様に良いでしょう。7つのサイズがワンセットになっており、上下のまつ毛が短い方にぴったりのミニサイズも用意されています。ロッドはやや硬めで、パリッとした仕上がりになります。
下まつ毛ラッシュリフト最新デザイン実例
下まつ毛ラッシュリフトのデザイン実例をチェックしていきましょう。
上下ともにしっかりと長さを出すデザインが人気!
「せっかくまつ毛の施術をするなら目を大きく見せたい」と希望するお客様も多いよう。近年人気のデザインは、中顔面短縮にも効果のある“上下ともにしっかりと長さを出したラッシュリフト”です。
出典:@___thinkeyeさん
こちらはパリジェンヌラッシュリフトと下まつ毛ラッシュリフトを組み合わせたデザイン。上下ともにまつ毛の長さが強調されていて、目の大きさが際立ちます。自まつ毛の長さを最大限に引き出したいお客様には、パリジェンヌラッシュリフトが人気です。また、ラッシュリフトで下向きにした下まつ毛にも束感を出せば、トレンド要素をプラスできます。
出典:@chill.private.anさん
出典:@chill.private.anさん
こちらはLDカール系のロッドを使ったラッシュリフトのデザイン。上まつ毛は目元に合わせて左右異なる厚みのロッドを使用しています。上まつ毛がまっすぐ立ち上がるデザインに、下に向かって伸ばす下まつ毛ラッシュリフトを加えることで、バランスの良い仕上がりに!
下まつ毛ラッシュリフトの施術が向いているお客様は?
出典:@chill.private.anさん
下まつ毛ラッシュリフトはどんなお客様にも可能な施術ですが、まつ毛の生え方や下まぶたの形状によって仕上がりが変わりやすい傾向にあります。しっかり下向きになりやすいのは、以下のようなお客様です。
◆下まつ毛が長め
◆下まつ毛が下向きに生えている
◆下まぶたが薄め
◆目の形が横長
反対に、まつ毛が短めで前に向かって伸びている、もしくは逆まつ毛気味のお客様は、下まつ毛ラッシュリフトをしてもしっかり下に向きにくい可能性も。上記のポイントも含めてお客様とデザインのすり合わせをすると、イメージの相違が起こりにくくなるでしょう。
下まつ毛ラッシュリフトの上達を目指すアイデザイナーにおすすめセミナー
下まつ毛ラッシュリフトの人気が高まる今、技術力を高めるためにセミナーへ参加するアイデザイナーも増えています。おすすめのセミナーをピックアップしたので、興味のある方はぜひチェックしてください。
【Miss eye d’or】セラムラッシュリフト 下まつげ
『Miss eye d’or(ミスアイドール)』のライブ配信型セミナー。特許技法の“世界最速ラッシュリフト”に基づき、ラッシュリフト理論をさらに詳しく学べる下まつ毛用のセミナーです。カリキュラムの特徴は、オンラインでもまつ毛1本1本がしっかり見えるようになっていること。学科と実技を組み合わせたカリキュラムです。
【Flap eyelashes】FFカールコスメテクニック
『Flap eyelashes(フラップアイラッシュ)』のWEBセミナー。上下のまつ毛に施す次世代ラッシュリフト講習をリモートで受けられます。美しいカールを最短で仕上げるためのテクニックを学ぶ内容で、事前に指定商材を購入する必要があります。サロンメニューにラッシュリフトの追加を検討している方、ラッシュリフトのデザインを学びたい方向けの内容です。
お客様の下まつ毛が短い…そんなときは下まつ毛マツエクの選択肢もアリ!
下まつ毛が短いお客様にラッシュリフトを施しても、長さやボリュームが思ったほど出ないことも。長さ以外でいえば、下まつ毛が少ない方、下まぶたが厚めの方にもラッシュリフトは不向きといえます。そんなお客様を担当する場合は、下まつ毛マツエクの施術を提案してみましょう。マツエクなら、下まつ毛が短かったり少なかったりする方でも長さやボリュームを出せるため、よりお客様の理想に近い仕上がりを目指せます。上まつ毛と合わせて下まつ毛にもエクステを装着すれば、より華やかで印象的な目元に。メリットは以下の通りです。
- 目をより大きく、華やかに見せられる
- 小顔効果が期待できる
- マスカラやアイラインのメイクくずれが気にならない
下まつ毛マツエクにはアイライン効果があり、目元の印象アップを狙えます。また、マスカラやアイラインが不要になれば、メイクくずれを気にしなくて済むでしょう。下まつ毛マツエクの本数は、両目で20~40本が一般的。長さの目安は6~8ミリと、上まつ毛と比べて短めです。
下まつ毛マツエクを提案する際は、お客様の自まつ毛の状態によっては装着できないケースもあること、上まつ毛エクステと比べモチが悪いことなどもきちんと伝えるようにしましょう。
下まつ毛マツエクについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
下まつ毛マツエクのおすすめデザイン実例
下まつ毛マツエクの仕上がりは、装着する本数や上まつ毛エクステとの組み合わせによって印象が変わります。デザインを決める際は上まつ毛とのバランスを考慮し、お客様の好みに合わせた仕上がりを目指しましょう。
バインドロック®とフラットラッシュを組み合わせたデザイン
出典:@kotoka_eyeさん
上まつ毛マツエクはバインドロック®で装着し、下まつ毛マツエクはフラットラッシュを使用したデザイン。上下のエクステが目の縦幅を強調しています。目を大きく見せたい、ぱっちりとした目元が好み、といった要望のあるお客様におすすめのデザインです。
※バインドロック®は『Miss eye d’or®(ミスアイドール)』開発のマツエクの装着技術
上下フラットラッシュのデザイン
出典:@kotoka_eyeさん
上下ともにフラットラッシュを使用したデザイン。装着本数は上に100本、下に40本です。先ほどと同じく目の縦幅を強調するデザインですが、Dカールを使用しているためドーリーでぱっちりとした印象に仕上がります。
まとめ
ラッシュリフト人気の高まりに合わせて、関連商材も次々と登場しています。今回ご紹介した下まつ毛に使えるロッドも参考にしながら、ご自身にとって使いやすいものを選ぶと仕上がりのクオリティも高まるでしょう。スキルアップのためにセミナーに参加するのもアリ!技術を磨きながらラッシュリフトの施術経験を積み、下まつ毛マツエクの提案も含めてお客様の要望を叶えてくださいね。
※本記事の内容や価格はすべて、2025年8月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。
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