ラッシュリフトでまつげの毛先がチリチリに…!原因と対策、おすすめアイテムを紹介

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「ラッシュリフトで毛先がチリチリになってしまった」お客様からそうご相談を受けたことはありませんか?期待を胸に施術を受けたにもかかわらず、まつげの毛先がチリチリになれば、お客様はサロンへの不信感を抱かれるかもしれません。この記事では、そういったトラブルを防ぐために、ラッシュリフト後にまつげがチリチリになってしまう原因を深掘りし、その具体的な対策法についてご紹介します。お客様に安心して施術を受けていただけるよう、ぜひ目を通しておいてください。

ラッシュリフトでまつげの毛先がチリチリになる原因は?

2506_3ラッシュリフトでまつげの毛先がチリチリに…!原因と対策、おすすめアイテムを紹介まずは、ラッシュリフトでまつげの毛先がチリチリになる原因から確認していきましょう。

放置時間が長すぎた

還元剤としての役割を持つラッシュリフトの1剤は、一般的にアルカリ性に調整されています。まつげ表面のキューティクルを開いて毛の内部に含まれるシスチン結合を切断するのに、アルカリの力が必要になるためです。しかしキューティクルが開くと、まつげの健康維持に欠かせないケラチンなどの成分が流出しやすい状態に。放置時間が長いほどまつげがダメージを受けやすく、毛先がチリチリする原因となります。

ラッシュリフト剤を毛先まで塗っている

まつげは毛先に向かうほど細くなっていき、ダメージを受けやすくなるといわれています。そのためラッシュリフト剤を毛先までたっぷり塗ってしまうと、施術後にチリチリしてしまう原因に。
また、定期的に施術を受けているお客様の場合は、前回塗布したラッシュリフト剤が残っていることも考えられます。このような状態で毛先までたっぷりとラッシュリフト剤を塗ったり根元と同じ時間放置したりすれば、軟化が過剰になる可能性も。毛先がチリチリするだけでなく、まつげへのダメージを助長させてしまうため注意が必要です。

短いまつげが多く、伸びたことでチリチリになったように感じる

施術後、時間が経つにつれて「毛先がチリチリしてきた」と感じるケースもあります。これは、毛が伸びたことで見え方が変化するためです。
たとえば短いまつげに強めのカールを付けた場合、施術時はきれいに立ち上がって見えたとしても、時間の経過とともに根元がまっすぐ伸びてくると、カールが付いている部分とそうでない部分との境目に違和感が生じます。
これはダメージではなく、まつげの成長によって起こる自然な現象です。しかし、お客様は「チリチリしている」と判断されることも。サロンへの不満を抱かせないためには、施術前にまつげの長さを考慮したカールの提案や、時間の経過による見え方の変化について十分に説明しておく必要があるでしょう。

もともとまつげが傷んでいた

もともとまつげが傷んでいる場合、ラッシュリフト剤が過剰に反応してチリつきを引き起こすことがあります。まつげが傷む主な要因は、摩擦による外部刺激です。そのためゴシゴシと目を擦るクセがある方や、ビューラーを日常的に使用している方への施術は要注意。ラッシュリフトが引き金となり、さらなるダメージを引き起こすことがあります。
トラブルを避けるにはまつげの状態をしっかりと確認し、リスクがある場合はその旨を丁寧に説明することが重要です。それでもラッシュリフトを希望される場合は、トリートメントなどのケアメニューを併用することや、ホームケアとしてまつげ美容液を使用してもらうよう促すのがベスト。サロンケアとホームケアの組み合わせにより、まつげへの負担を最小限に抑えられます。

ラッシュリフトでまつげがチリチリにならないための対策

2506_3ラッシュリフトでまつげの毛先がチリチリに…!原因と対策、おすすめアイテムを紹介ラッシュリフトでまつげの毛先をチリチリにしないためには、どのような点に気を付けたら良いのでしょうか?

適切な放置時間を守る

ラッシュリフト剤には、製品ごとにそれぞれ適した放置時間が設定されています。片方を放置している合間にもう片方を施術することはよくあることだと思いますが、毛先のチリチリを防ぐには、自分の感覚ではなく必ず時間を計っておくことが大切です。
また、根元と毛先で放置時間を変えるのもポイント。お伝えしたように毛先にはラッシュリフト剤が残っていることが予想されるため、必ずしも根元と同じ放置時間を取る必要はありません。お客様のまつげの状態に合わせて柔軟に調整しましょう。

アイシャンプーや電解水などでpH値のバランスを整える

人のまつげは通常pH4.5~5.5の弱酸性ですが、ラッシュリフトでまつげがチリチリになっているときはアルカリ性に傾いている可能性があります。そのためチリチリ予防として、施術後はアイシャンプーや電解水などでpH値のバランスを整えるのが効果的。さらに、まつげを健やかに保つ効果が期待できるまつげ美容液やコーティング剤などで仕上げましょう。

緩やかなカーブのロッドを使う

短いまつげに対してロッドのカールが強すぎると、伸びてきたときに毛先がチリチリして見えることがあります。できるだけ見た目の違和感を和らげるには、緩やかなカーブのロッドを選定するのがコツ。まつげが伸びてもカクッとした境目ができにくく、チリチリとした印象を回避しやすくなります。

まつげ美容液やトリートメントでケアする

ダメージの蓄積によって毛先がチリチリしている場合は、施術後のアフターケアが欠かせません。高濃度のケラチンや保湿成分が含まれているサロン専用のトリートメントを使用し、施術によるダメージを補修するケアを心掛けましょう。
さらに、ホームケアとしてまつげ美容液の使用を習慣化してもらうことも重要です。理想は、朝晩2回の塗布を毎日継続すること。まつげは夜間にも寝具との摩擦などで刺激を受けているため、なるべく24時間塗布した状態を維持できるのがベストです。

毛先のチリチリ予防に役立つおすすめ商品5選

ラッシュリフトでサロンの信頼を損ねてしまわないよう、毛先のチリチリ予防に役立つ施術品もチェックしておきましょう。

【beaupro】ラッシュリフト ケラチンブースター・ アイラッシュプロエッセンス 2.0

2506_3ラッシュリフトでまつげの毛先がチリチリに…!原因と対策、おすすめアイテムを紹介出典:EYELASH GARAGE

まつげの状態を整える加水分解ケラチンを配合した、サロン専用のまつげトリートメント。うるおいを与え、弱くなったまつげを健康な状態へと導きます。ラッシュリフトで使用するタイミングは、1剤を除去したあとと2剤を除去したあとの2回。とくに1剤を除去したあとは、キューティクルが一時的に開いている状態になっているため、短い時間でも効率良くエッセンスを浸透できます。まつげのチリつきが気になるお客様やダメージに配慮した施術をご希望のお客様におすすめです。

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【ome】アミノPro

2506_3ラッシュリフトでまつげの毛先がチリチリに…!原因と対策、おすすめアイテムを紹介出典:EYELASH GARAGE

傷んだまつげに浸透・吸着することで、内側から補修をサポートし、ラッシュリフトによるチリつきを防いでくれるまつげ美容液です。また、キューティクルに張り付くようにまつげの表面をコーティングするため、外部刺激から保護する効果も期待できます。必要な施術時間はたった5分で、プラスワンメニューとして取り入れやすいのも魅力。柔らかく、ハリやコシのあるまつげへと導きます。

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【PROCARE eyelash】ブースト ケラチンコーティング

2506_3ラッシュリフトでまつげの毛先がチリチリに…!原因と対策、おすすめアイテムを紹介出典:EYELASH GARAGE

保湿成分と高濃度のケラチンを配合したコーティング美容液です。ポイントは、まつげの主成分と同じ性質のケラチンを2種類配合しているところ。施術の仕上げに塗布するだけで、艶やかで丈夫なまつげを目指せます。また、やや硬さのあるテクスチャーがまつげにしっかりと密着するため、束感を演出したいシーンにもぴったり。毛先のチリつきが気になるお客様もまつげのスタイリングを楽しみたいお客様にも、満足していただけるアイテムです。

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【COSMENATURA】コスメナチュラ セットシステム 1&2

2506_3ラッシュリフトでまつげの毛先がチリチリに…!原因と対策、おすすめアイテムを紹介出典:EYELASH GARAGE

すでに多くのサロンで導入されているラッシュリフト剤が、待望のリニューアル!加水分解ケラチン(羊毛)や加水分解シルク*、コラーゲンなどを配合しており、ダメージを受けてチリチリになったまつげにうるおいとハリを与えます。また、液垂れしにくいテクスチャーに改良されており、従来品より扱いやすくなったところもポイント。上級者はもちろん、初心者も安定して使いやすいアイテムです。
*ココジモニウムヒドロキシプロピル加水分解シルク

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【VENUS COSME】Lash curlロットセット

2506_3ラッシュリフトでまつげの毛先がチリチリに…!原因と対策、おすすめアイテムを紹介出典:EYELASH GARAGE

ナチュラルなカーブを描くロッドのセット。強いカールを付けると毛先がチリチリになりそうな短いまつげがたくさん生えているお客様への施術におすすめです。シリコン濃度が高く、テープやグルーで固定しなくても肌にぴたっと密着するため、サロンワークもスムーズ。丸みのあるカールによって、フェミニンで優しい雰囲気の目元に仕上がります。

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まとめ

まつげのダメージ具合やデザインによっては、残念ながらラッシュリフト後に毛先がチリチリになってしまうことがあります。あらかじめチリつきが予想されるときはお客様にその旨を説明したうえでご提案ができますが、アイデザイナーのミスで毛先をチリチリにしてしまうことは本来あってはならないことです。お客様の信頼を裏切らないようまつげの状態に応じた適切な施術を徹底し、ライフスタイルに寄り添ったホームケアまで丁寧にご案内することを心掛けましょう。

※本記事の内容や価格はすべて、2025年6月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。

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