【動画解説】下まつげを手早く巻き上げるコツは?トップアイラッシュ施術者の技術をチェック!

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「大きく印象的な目元になる」「小顔効果が期待できる」「逆さまつげを和らげる」など、メリットが多い下まつげパーマ。上まつげパーマと比べると、導入しているサロンが少ないため、他店と差別化したいときにもおすすめのメニューです。とはいえ、施術を行うときには、上まつげパーマとは違ったコツも必要。そこでこの記事では、トップアイラッシュ施術者が下まつげの巻き上げを行う様子を早送りなしで公開します。

下まつげパーマの巻き上げとは?

下まつげパーマの基本的な手順は、上まつげパーマとほぼ同じです。お客様の要望に沿ってロッドを選定し、デザイニングしながら下まつげをしっかりと巻き上げていきます。まずは、下まつげパーマの巻き上げ手順を、簡単に確認しておきましょう。

【下まつげパーマの巻き上げ手順】
1. アッパーテープで、上まつげと上まぶたをしっかり留める
2. グルーを塗布し、ロッドに巻き上げていく
3. パーマ液(1剤)を塗布
4. ペーパーで覆って軟化させる
5. 再度グルーを塗布し、ロッドに巻き上げていく
6. パーマ液(2剤)を塗布
7. 乾燥・仕上げ

中でも、下まつげパーマでとくに 重視したいのはアッパーテープワーク。上まぶたと上まつげをいかにしっかり留められるかで、施術効率が大幅に変わります。

下まつげパーマのメリットは?

下まつげパーマを行うと、小顔効果が期待できます。これは、下まつげがくっきりと揃うことで、目が大きく見えるようになるため。こうした点は、お客様にもぜひお伝えしたいメリットといえるでしょう。

また、お客様によっては「下まつげパーマによって逆さまつげが軽減された」というケースもあるようです。逆さまつげとは、本来外側を向いているまつげが何らかの原因により眼球に触れている状態のこと。逆さまつげの状態が続くと、目がゴロゴロしたり、充血したりといった症状が表れます。逆さまつげは生まれつきであることが多く、重度の場合は手術を行う方もいるほどです。もちろん、まつげパーマは2mm以上のまつげが対象のため短い箇所の下まつげには対応できませんが、逆さまつげを軽減する点をメリットと考える方もいるでしょう。

サロン側のメリットとしては、 導入コストをあまりかけずに、他店との差別化がしやすい点が挙げられます。上まつげパーマを行っているサロンであれば、グルーや薬剤は同じものを使用し、下まつげ用のロッドを購入しさえすればメニュー化が叶うでしょう。もちろん、導入には下まつげパーマの技術習得は欠かせませんが、初期コストを抑えたいサロンには導入しやすいメニューです。上まつげパーマと比べて、下まつげパーマを導入しているサロンはまだまだ少ないため、他店との差別化も図りやすいでしょう。

下まつげパーマの巻き上げをスムーズに行うコツは?

下まつげパーマの巻き上げをスムーズに行うためには、次のポイントを意識してみましょう。

アッパーテープワークをマスターする

下まつげは、目を閉じると上まつげに覆われるような場所にあります。そのため、下まつげパーマをスムーズに行うためには、 上まつげと上まぶたをアッパーテープでしっかりと留めておくことが大切です。適切に固定できれば、上まつげや上まぶたに薬剤がついてしまう心配も軽減できるでしょう。ただ、アッパーテープをしていても、下まつげパーマを行う際にはどうしても上まつげや上まぶたに薬剤がつきやすくなります。そのため、上まつげパーマの施術以上に他の箇所を巻き込まないよう十分注意することも大切です。

お客様の自まつげの状態に合わせて軟化させる

下まつげパーマの施術を行う際には、軟化の見極めも肝心です。これは自まつげの毛質や状態によって、軟化しやすい、または軟化しにくいことがあるため。上まつげの施術同様、 お客様の毛質や状態に応じた軟化時間を設けることが大切です。初めて施術に入るお客様であれば、カウンセリングの際に髪や上まつげのパーマはかかりやすかったかを確認しておくと良いでしょう。パーマがかかりやすい方ならば軟化の時間を短く、かかりにくい方ならば長めに確保すると、施術を効率的に行いやすくなります。

動画解説!トップアイラッシュ施術者の下まつげパーマ巻き上げのコツを公開

ここからは、トップアイラッシュ施術者が行う下まつげパーマの施術を、1分54秒の動画で公開。巻き上げのコツを、映像でお伝えしていきます。今回の動画では、パーマ液・2剤の巻き上げに注目。すでに軟化を終え、仕上がりを左右するデザイニングを行う様子がご覧いただけます。

<動画の流れ>
0:00~0:08 下まつげのノンストップ巻き上げの方法
0:09~0:18 根元から毛先まで真っすぐ巻きつけていく
0:19~0:27 目尻目頭は角度をつけず、真っすぐ下に向けて巻き付けていく
0:28~0:38 下まつげが端から端までしっかり見えるよう、アッパーテープで上まつげと上まぶたをしっかり留めておくと良い
0:39~0:50 ロッドは目頭の1本目から目尻の1本目まで、粘膜に沿うように置く
1:30~1:54 まつげ同士が重ならないよう、1本1本がセパレートできたら完成!

上まつげと比べ、本数や密度が少ない下まつげ。さらに、目頭や目尻の下まつげはとくに短いため、見落とすことなくロッドにしっかりと巻き上げていくことが大切です。そこでまず確認したいのがトップアイラッシュ施術者の ロッドの置き方。動画では39秒頃に解説が加えられているポイントです。コツは、下まぶたの粘膜に沿うようにロッドを置くこと。このとき、目頭の下まつげ1本目から目尻の1本目まで、しっかりロッド上にあるかを確認しておきましょう。

また、今回のトップアイラッシュ施術者の施術は、目尻側からスタートしました。まずは目尻の下まつげを巻き上げ、目頭に向かって順に進んでいく流れです。この際、動画内のコメントにもあるように、目尻と目頭には角度をつけないことが自然な下まつげパーマに仕上がるコツだといいます。とくに目尻は放射状に広がっているため、この毛流れに沿って巻き上げていきましょう。

下まつげパーマは、アッパーテープでの事前準備を怠ると、上まぶたや上まつげにグルーや薬剤がつきやすい施術です。さらに、上まつげに比べてまつげの密度が少ないため、各薬剤の適量を見極めながら施術を進めていくことが大切。今回のトップアイラッシュ施術者は、つまようじの先端にグルーをつけ、少しずつ塗布しながら施術を進めていました。こうすることで、つけすぎを避けつつ、スピーディで効率的に施術が行えるといいます。「下まつげパーマの施術は難しい」と感じているアイラッシュ施術者は、動画内のこういった細かなポイントにもぜひ目を向けてみましょう。

<ワンポイントアドバイス>アッパーテープワークとペーパーを上手に活用!

ここまでにも何度か挙げているように、下まつげパーマの施術には、アッパーテープワークが肝心です。とくに、上まつげと上まぶたをアッパーテープでしっかり固定することで、施術効率をアップさせましょう。なお、上まぶたのアッパーテープは、1度固定したとしても施術中にずれてしまうことがあります。こうしたときには、その都度貼り直しながら進めたほうが効率的でしょう。

また、下まつげパーマでも1剤や2剤を塗布した後には、ペーパーを使用したほうが薬剤の乾燥が防げます。ペーパーを活用すれば、上まつげや上まぶたに薬剤がつきにくくなる効果も得られるでしょう。

まとめ

下まつげパーマの施術は、上まつげや上まぶたの影響を受けやすいもの。そのため、アッパーテープでそれぞれのパーツをいかに固定しておくかがコツの1つです。また、スピーディに施術を行うなら、トップアイラッシュ施術者が行ったようにつまようじの先端にグルーをつけることもポイント。つけすぎを避けながら、効率的に施術が行えるでしょう。今回の動画を参考に、より満足度の高い施術を目指してみてはいかがでしょうか?

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