【動画でコツ解説】テープワークの基礎をおさらいしよう!

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毎日の施術の中で、テープワークが正しくできている自信はありますか?今回は、マツエク施術の基礎の1つであるテープワークについて、コツを動画でおさらいしていく内容です。アイラッシュ施術者になったばかりの新人さんはもちろん、基本に立ち返ってみようかなと考えているベテランのアイラッシュ施術者も、ぜひ参考にしてくださいね。

装着のカギはテープワークにあり!

マツエクの施術において重要といわれる「テープワーク」。エクステを装着しやすくしたり、自まつげを見えやすくしたりする他、お客様の目元を保護する目的でもテープワークを行いますよね。テープワークの善し悪しは、施術のしやすさはもちろん、仕上がりまで大きく左右する大変重要なポイントです。
Beautéではこれまでにも複数回、テープワークの重要性について提案してきましたが、今一度おさらいしてみましょう!

今回は、テープの貼り方・テープワークの流れを動画で確認しながら、アンダーテープとアッパーテープ、それぞれの貼り方のコツについて解説します。

テープワークの流れ&コツを確認!

まず、以下の動画をご覧ください。

いかがでしょうか。「こんなふうにテープを貼ると良いんだな」と思った人や、「自分も同じような点に気を付けている」なんて人も多いのではないでしょうか。動画でテープワークの流れを再確認できたと思います。

動画の中に、何か所かテロップでコツが出てきました。続いて、それぞれのコツについて詳しく掘り下げていきます!

アンダーテープのコツ

上まつげの根元を見やすくするためや、目元の保護などのために貼るアンダーテープ。まずは、アンダーテープを貼るときのコツを紹介します。動画のテロップ以外にも併せて気を付けたいポイントもお伝えします。

アンダーテープは上まぶたのカーブに沿わせるイメージで貼る

テープワーク 動画

アンダーテープは、目の形・カーブに沿って、下まつげの生え際に近い部分にテープを貼りましょう。生え際に貼ることで、上の自まつげを見やすくすることができるだけでなく、自まつげの根元の浮きにも気づくことができます。

目頭から少しだけはみ出させて貼る

テープは、目頭よりほんの少しだけはみだした位置に貼ると良いです。こうすることで、横に広がった自まつげでもテープの白が背景となり見やすくなるため、まつげ1本1本まできちんと認識しやすくなります。

テープの食い込みにも注意しよう

下まつげの生え際に沿うように貼ることがポイントですが、少し注意が必要な場合も。以下のような場合は、自まつげの際にテープを貼ってしまうと、テープの食い込みによる痛みや違和感が発生する可能性があります。

・頬骨が盛り上がっている
・下まぶたが内側に入り込んでいる
・まぶたが厚め

こういったときは、下まぶたをテープで下に引っ張りつつ貼る方法がおすすめ。ただし、あまり引っ張ってしまうと引きつる感じがするなど、違和感の元になってしまう恐れもあります。お客様に「痛みや違和感はありませんか?」と聞き、加えて「気になるところがあれば、遠慮せずおっしゃってくださいね」と声かけするようにしましょう。

以下の記事ではアンダーテープのOK例・NG例を画像で紹介しています。こちらも参考にしてください。

目尻側は少し内側に向けて撫でつける

テープワーク 動画

目頭側にテープが貼れたら、次は目尻側にもテープを貼っていきましょう。下まつげを撫で付けるようにしながら、少し内側に向けて貼っていきます。

テープを2枚使って調整する

目のカーブに沿って、1本のテープを一気に貼るのはベテランでも至難の業。一気に貼る方法は、細かな調整が難しいのであまりおすすめできません。そこで、3cmくらいにカットしたテープを2枚貼りましょう。重なる部分は1cmくらいになるように調整してください。重なっている幅が長すぎるとお客様が違和感を覚えやすいため、注意が必要です。

サージカルテープの重ね貼りで認識しやすさをアップ!

テープワーク 動画

テープをベストな位置に貼ることができたら、セカンドテープを重ね貼りしていきます。
テープワークで使うテープは、皮膚の薄いところに触れるため、柔らかくて扱いやすい&皮膚刺激を軽減できる「スキナゲート」を使っているアイラッシュ施術者も多いですよね。しかし、スキナゲートの表面には細かな穴が開いたメッシュ加工が施されています。そのためスキナゲートのみでは、自まつげが確認しにくいこともあります。

そこで、スキナゲートの上に、空気孔のない「優肌絆」などのサージカルテープを重ねて貼るようにします。スキナゲートのメッシュ部分が隠れ、スキナゲート単体よりも見やすくなりますよ。アイシャンプーを使うときにも役立ちます。表面がツルツルしているサージカルテープなら水分を弾くため、目元の保護にも一役買ってくれますよ。

アッパーテープのコツ

アッパーテープは、上まぶたの皮膚を引っ張ってまつげを立たせるために貼ります。アッパーテープのコツについても見ていきましょう。

テープ接着面を3mmくらい残してまぶたを持ち上げる

テープワーク 動画
アッパーテープは、貼りたい場所に一度指で軽く押さえて仮止めし、生え際側の接着面が3mmほど残るように剥がして、引っ張りながら貼っていきます。スキナゲートの場合、「3mm=点線3つ分ほど」が目安です。

テープ全体をベタッと貼ってしまうと、まぶた全体が起き上がってしまいます。良いポイントにアッパーテープを貼ることで、まつげだけ持ち上げることができ、生え際が見やすく、エクステを装着しやすい角度に調整が可能です。

アッパーテープを貼る位置にも注意!

動画ではアッパーテープを2か所に貼っていましたが、貼る位置にも少しコツがあります。それは、目の横幅を2等分し、目頭側と目尻側をさらに2等分した真ん中あたりにテープを貼ること。こうすることで、しっかりとまぶたを持ち上げることができます。特に目尻側がきちんと上がっていないことが多いため、目尻側に貼るときはより注意を払いましょう

もともと自まつげの角度が上がっている方や眼球が大きめの方などはアッパーテープが必要ないこともありますが、使わないと見えづらいといった場合は、必要に応じて貼るようにしてください。

テープワーク 動画

これで、アンダーテープ・アッパーテープのテープワークが完成しました!

テープワークにおすすめのアイテムを紹介

ここからは、おすすめのテープとテープカッターを紹介します。ベテラン・新人問わず使いやすいアイテムです。

スキナゲート12mm×7m(24巻)

テープワーク 動画出典:EYELASH GARAGE

「スキナゲート」は、ベーシックなタイプのテープです。ポリオレフィン系フィルムとアクリル系粘着剤を使用しています。透湿性に優れているためかぶれにくく、柔らかいため適度に伸びて扱いやすい・目元にフィットさせやすいことから、愛用しているアイラッシュ施術者も多いです。
剥がすときの痛みが少ないため、お客様に負担をかけずにすみますよ。アンダーのファーストテープ、アッパーテープにもおすすめです。

商品詳細はこちら

優肌絆不織布(白)24巻

テープワーク 動画出典:EYELASH GARAGE

こちらも導入中のサロンが多い「優肌絆不織布(白)24巻」。表面は不織布でできているため目が細かく、毛羽立ちにくいという特徴があります。ツイザーが引っかかりにくいため、最表面に貼るテープに適しています。
また、接着面が皮膚に負担をかけにくい素材のため、剥がすときも低刺激です。アンダーのセカンドテープなどに使うと良いでしょう。

商品詳細はこちら

テープカッターきるる(ホワイト)

テープワーク 動画出典:EYELASH GARAGE

こちらも愛用者が多い「テープカッターきるる」。テープを出し、カバーの部分を閉めるだけでテープをまっすぐ切ることができる優れものです。また、カバー付きで衛生的に保管できることがアイラッシュ施術者から支持を得ています。ハサミでカットする手間が省けるため、施術時間の短縮にも役立ちますよ。カラーはホワイトのほか、ピンクも販売されています。

商品詳細はこちら

まとめ

マツエクの基礎であるテープワーク。基礎だからこそ繰り返しの練習や経験がものをいう部分であり、アイラッシュ施術者のスキルがシンプルに反映されやすい部分でもあります。
実際の施術ではたった数分ですが、テープワークの善し悪しが施術全体にも影響することは、どの施術者も理解しているでしょう。いかに上手に・スマートに行えるかがとても大切です。今回動画でご紹介したコツをしっかり覚え、日ごろの施術に活かしましょう。211023Eiy
※本記事の内容や価格はすべて、2021年10月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。

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