【画像解説あり】かき分けのコツをおさらい!おすすめツイザー3選も

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エクステを装着する自まつげをピックアップする「かき分け」…マツエク施術の基礎であるものの、繊細な作業を必要とする”かき分け”がなかなか上手にできないと悩む初心者アイリストも多いはず。かき分けの上達は、施術全体のスピードや仕上がりにもつながるので、コツをおさらいしてスキルアップを目指しましょう。最後に、かき分けにおすすめのツイザーも3つ紹介します。

かき分けの重要性

かき分けは基本的な技術ですが、施術のスピードアップや美しいデザインを作るための重要なポイントです。しかし、新人アイリストは、装着スピードやデザイン力に力を注ぎがちで、かき分けがウィークポイントになっていることも。自己流にせず、基本を着実にこなすことで、施術のスピードアップが期待できますよ。
かき分けで絶対に守らなければならないことは、自まつげを1本だけ残すということ。かき分けた後に、自まつげを数本ピックアップしてしまっていると、数本のまつげにエクステをつけてしまう可能性があります。層が違う自まつげを数本ピックアップした場合、いっしょにエクステをつけてしまう可能性は低くなりますが、装着しない自まつげが重なり、装着する毛が見えにくくなるためNGです。
初めのうちは1回で上手にかき分けができないこともあるでしょう。そんなときは、何回かに分けてもOKです。何度も繰り返し練習することで、素早くかき分けができるようになりますよ。

かき分けの7つのコツ

次に、かき分けのコツや気をつけるべきポイントを7つ見てみましょう。

1.ツイザーの角度

かき分け

ツイザーの角度は斜め45度をキープした状態が適切です。上の画像のNG例のように、ツイザーの角度を上げすぎると、お客様が動いたときにツイザーの刃先が目に当たる可能性があり危険です。
逆に、角度を寝かせすぎるとかき分けがやりにくいだけでなく、ツイザーの刃先より手前の部分がまぶたに当たりやすくなります。ツイザーの角度は立たせすぎず寝かせすぎず、自まつげが生える方向に対して平行になるように気をつけると良いでしょう。

2.ツイザーは皮膚に当たらないように

ツイザーがお客様の皮膚に当たると、お客様が不快に思われるだけでなく、なにより危険。眼球が膨らんでいる人はより当たりやすいので、特に注意が必要です。ツイザーの位置は、短い毛を分けられるかつ、皮膚に当たらない安全な位置にするよう心掛けましょう。

3.アンダーテープにツイザーの刃先が当たらないように

アンダーテープにツイザーの刃先が当たってしまうことは、新人アイリストにありがちなミスです。特に、お客様が下がりまつげの場合、アンダーテープと自まつげとの距離が近くなり、つい奥までツイザーを差し込んでしまいがちなので注意しましょう。

下がりまつげのお客様は、アッパーテープで自まつげをしっかり立ち上げると、かき分けがしやすくなります。しかし、目が開いてしまうなどの理由で、自まつげを十分に上げられない場合は、危なくない範囲でツイザーを立て気味にすることで、刃先が当たるのを防ぎましょう。ツイザーの刃先は鋭利なので、刃先が当たるとお客様にケガをさせてしまうことも……。細心の注意をはらいながら施術をしましょう。

4.ツイザーの刃先を開きすぎない

ツイザーの刃先を開きすぎると、仕上がりが悪くなってしまうことがあります。では、ツイザーの刃先はどのくらい開くのが適切なのでしょうか。NG画像とOK画像を見比べてみましょう。

かき分け

【NG例】
ツイザーを開きすぎていて、分けたまつげが他のまつげと重なってしまっています。分け目を広げると、ピックアップするまつげが際立ち装着しやすいですが、分けたまつげが他のまつげと重なることで、すでに装着したエクステが束になりくっついてしまう可能性があります。

かき分け【OK例】
すでに装着したエクステがくっついたり、デザインが崩れたりしないよう、分け目は広げ過ぎず、3~5mm幅くらいを目安にすると良いでしょう。

5.まつげに対してツイザーはまっすぐ入れる

ツイザーは、まつげに対してまっすぐ、直角に入れることも大切です。まつげに対して斜めに入れてしまうと、片方の刃先が根元から離れてしまい、離れた方から産毛や短いまつげが入りやすくなってしまいます。
また、ツイザーの刃先でまつげが遮られ、装着するまつげが見えにくくなるため、装着がやりづらくなる場合もあります。

6.ツイザーの刃先の真ん中にまつげがくる位置でかき分ける

ツイザーの刃先と刃先の真ん中に装着するまつげがくるようにすることで、装着しやすくなります。ピックアップするまつげがどちらかの刃先に寄ってしまうと、グルーがツイザーの刃先についてしまうことも。
グルーが刃先につき先端の鋭さが損なわれてしまうと、かき分けがやりにくくなってしまうので注意しましょう。

7.刃先“ちょい奥”くらいでかき分ける

ツイザーは奥に差し込んでしまうとアンダーテープに当たったり、ピックアップしたまつげが見えにくくなったりします。一方、差し込みが浅いと自まつげが逃げやすくなってしまいます。
刃先は差し込みすぎない“ちょい奥”を心掛けると装着のしやすいかき分けになりますよ。

ツイザー選びのポイントとおすすめ商品

かき分けを上手に効率良く行うためには、ツイザー選びも重要。ツイザーにも相性の良し悪しがあります。

あなたとツイザーの相性は?

普段、ツイザーを使っていてこんな思いを抱いたことはありませんか?

  • かき分けがしづらい
  • 長時間使うと手が疲れる
  • 使うときに力をいれないと掴めない

上記の項目が当てはまる人は、ツイザーとの相性が良くない可能性があります。手に馴染まないツイザーを使い続けていると、変に力が入り腱鞘炎や慢性的な肩こり、偏頭痛などの不調につながることも……。自分に合ったツイザーを選ぶことで、かき分けの技術と効率をアップにつながるかもしれません。

ツイザー選びのポイント3つ

ツイザーを選ぶときに覚えておいてほしいポイントが3つあります。

①精巧なかみ合わせの刃先

②力まず使用できる軽いバネ

③長時間使用しても疲れを感じにくい重量


キーワードは「刃先」「バネ」「重量」です。刃先の精巧さとバネの固さは、かき分けやすさを左右します。ただし、いくさ精巧に作られたツイザーでも、刃先を少しぶつけただけで噛み合わせが悪くなることもあるので、丁寧に取り扱いましょう。
バネの固さはメーカーによって異なるため、たくさん試して自分にしっくりくるものを見つけることが大切。ツイザーの重さは、軽ければ軽いほど良いというわけではありません。一般的にツイザーは重いと疲れやすく、軽いとブレやすくなるので、バランスをみながら自分に合ったものを選ぶのがポイント。
ツイザーを使えば使うほど、手に馴染んできます。自分にぴったりなツイザーを見つけて、たくさん練習してみましょう。

かき分けにおすすめのツイザー3選

松風 日本製スペシャリスト用ツイーザーNo1

かき分け出典:EYELASH GARAGE

細さと長さと軽さにこだわった『松風』の国産ツイザー。全体の長さが15.9cm、先端の長さが5.9cmと一般的なツイザーよりも長いのが特徴です。先端の細い部分が長いため、まつげをかき分けるときに視界にツイザーが入りこまず、操作性に優れています。

ハリウッドアイラッシュ 国産カーブ型ツイザー

かき分け出典:EYELASH GARAGE

『Hollywood Eyelash(ハリウッドアイラッシュ)』の「国産カーブ型ツイザー」は、シングルラッシュやボリュームラッシュのエクステも掴め、かき分けにも使えるオールマイティーなツイザーです。装着とかき分けの両用のツイザーが欲しい人にぴったり。マツエク世界大会金メダリストの堀部ゆきさんのこだわりが詰まっています。

ロンドンラッシュ アイソレーティング ツイーザーN11(シルバー)

かき分け

出典:EYELASH GARAGE

『LONDON LASH(ロンドンラッシュ)』の中で一番人気のかき分け用ツイザー。重さ19gという軽さがポイントです。人間工学に基づいたデザインで、少し角度がついているのでかき分けがしやすいのが魅力ポイントです。

まとめ

かき分けは「角度」「位置」「刃先の幅」などのコツを掴むことで、格段にかき分けやすくなります。また、自分の手にしっくりくるツイザーを見つけることも重要なポイント。手が疲れたりかき分けのしづらさを感じたりするときは、今回紹介したおすすめのツイザーを参考に見直してみましょう。自分に合ったツイザーが見つかったら、あとはたくさん練習するのみ。手に馴染むまで頑張ってくださいね。210324Ekm
※本記事の内容や価格はすべて、2021年3月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。

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