集めたトレンド情報はどう提案する?お客様の心を掴む提案方法とトーク術
SNSやメーカー、他業種から集めたトレンド情報、ただ知っているだけで終わっていませんか?日々のサロンワークに鮮度の高い情報を反映させることは、提案の幅を広げるだけでなく、顧客満足度やリピート率の向上に直結します。本記事では、収集したトレンド情報を現場で活かすための具体的な落とし込み方法や、お客様の「やってみたい!」を引き出し、より良い信頼関係を築くためのトーク術を詳しくご紹介しましょう。
トレンドの提案で顧客獲得を強化!

トレンド情報をキャッチすることは、そこまで難しいことではないでしょう。しかし、せっかく手に入れた旬の情報を自分の胸の内にとどめてしまうと、お客様には届きません。その情報をアイデザイナーの視点から解釈し、言語化してサロンワークへ落とし込んで、初めてお客様にとって「価値のある提案」へと変わるのです。
この「言語化して伝える」という工程は、お客様との信頼関係を築くうえでも役立つ項目です。プロのアイデザイナーならではの視点でお客様に分かりやすく提案することで、「この人は自分にぴったりなトレンドを常に探してくれている」という安心感と信頼が生まれやすくなります。
また、トレンドの提案は、長く通ってくれているお客様が感じがちな「マンネリ化」を解消する役割も。いつものメニューに少しだけ旬の要素をプラスするだけで、お客様自身も気づかなかった新しい魅力に出会うきっかけにもなります。
では具体的にどのように提案すれば良いのか、トーク術を交えてチェックしていきましょう。
SNSトレンドを参考に「似合わせ」に変換する

SNSで見つけたトレンド情報は、タブレット端末などで実際にお客様に見てもらうと分かりやすいためおすすめです。サロンによっては、SNSの画像や動画を参考に、自身でデザインを再現し、オリジナルのPOPを作ることも。その際、ビフォーアフターの写真を撮影し、比較できるようにしておくとお客様に伝えやすくなります。
また、ただ「流行っていますよ」と伝えるのではなく、お客様の今のファッションやライフスタイルにどうなじむかを具体的に言語化することもポイントです。
<SNSでつかんだトレンドを反映したトーク術>
このように、トレンドの情報を、お客様の似合わせを意識したフレーズに絡めて提案することで、信頼感が一気にアップします。SNSで見つけたトレンドのワードやデザインはあくまで「きっかけ」です。それをベースに、個々のお客様にマッチしたデザインを提案しましょう。
商材の「機能性」を分かりやすく伝える

商材は、普段から見慣れているアイデザイナーにとってはなじみ深いものであっても、お客様にとっては未知の領域。しかし、せっかくメーカーなどから得た信頼性の高いトレンド情報を、お客様に伝えないのはもったいないですよね。では、どのようにお客様に提案すれば良いのか、それは、シンプルにその商材のメリットを伝えること。「従来品よりもモチがアップした」「自まつげへの負担を軽減する設計」といったように、お客様にとって興味関心のある項目に絞って提案してみてください。
また、人気度合いや希少性をフックにした提案フレーズもおすすめです。お客様の気をひきつけやすく、新しいメニューやデザインに挑戦するきっかけにもなります。
<メーカーからつかんだトレンドを反映したトーク術>
このように「なぜ今これがおすすめなのか」という背景を添えて提案することで、お客様は「自分のために特別なものを選んでくれている」という満足感を得られます。
ファッション・コスメトレンドを会話に添える

ファッションやコスメといった他ジャンルから得たトレンド情報を参考に、マツエクやラッシュリフトのデザインを提案するのもひとつの方法です。
<他業種から得たトレンドを反映したトーク術>
こういった、他ジャンルのトレンドをまつげのデザインに取り入れることで、トータル的な美をプロデュースできます。また、お客様にとっては「自分のトータルコーディネート」を考えてくれているという特別感を得られることも。トレンドに合わせたメニュー提案ができるよう、オプションメニューを充実させるといった工夫も実践してみてください。
【実践】タイプ別・トレンド提案のキラーフレーズ

お客様によって性格や好みなど、タイプはさまざま。そこで、ここでは保守的な方・お任せ派の方・こだわり派の方に分け、それぞれのタイプの心に響きやすい、今日から使えるキラーフレーズをご紹介します。
保守的な方:部分的な取り入れから提案!
保守的なタイプのお客様は、いつもとは違う提案や、派手なデザインが苦手な傾向にあります。そこで例のように、まずはデザインの一部を少しだけ変えて、トレンド感を演出する提案がおすすめです。気に入っていただければ、次回さらに少しずつデザインの幅を広げていくと良いでしょう。
お任せ派の方:季節感・鮮度でより納得のいく仕上がりに
お任せ派のお客様には、ただ「なんとなく決めた」という感覚ではなく、「プロが選んでくれた特別なデザインを取り入れた」という満足感を持っていただくことが大切です。「今これが選ばれている」「〇〇様だからこそ似合う」というフレーズで、お客様の好奇心と「やってみたい!」という想いをうまく引き出してみてください。
こだわり派の方:理論と希少性でより深みのある提案を
こだわり派の方には、「流行っているから」という理由だけでなく、「なぜそれがあなたに似合うのか」という根拠をセットで伝えることがおすすめです。骨格分析などの理論的な視点や、お客様がもともと持っている素材(自まつげの層や眉の毛流れ)をどう活かすかといったプロの視点を添えましょう。「足し算」だけでなく、あえて「引き算」をしてもとの美しさを活かす提案は、こだわりを持つお客様の好奇心と満足度をくすぐるはずです。
アイサロンの現場でよくある「提案の悩み」Q&A

最後に、現場でよくある提案の悩みについてのQ&Aをまとめました。
Q:トレンドをすすめると「派手になりそう」と敬遠されます
全部カラーエクステにするなど、全体にトレンドを取り入れる必要はありません。お客様にとってトライしやすいよう、まずは一部だけを変えてみるといった、引き算の提案を意識してみてください。
Q:オプション(コーティング剤やアイシャンプー等)の提案が苦手です
オプションは、お客様がやりたいかやりたくないかで決まるため、自分の苦手意識でご案内を控えるのは避けましょう。ご案内しなかったことで「隣の人には提案してるのに私は聞いてない」「それやってみかったのに」など、かえって失礼になることもあります。心からおすすめできるオプションをそろえ、すべてのお客様に提案してみてください。
Q:施術中にトレンドの話をするタイミングは?
カウンセリング時など施術に入る前に話すのがベストです。その結果、トレンドを踏まえたデザインをその日に再現することが可能。もともと予約していたメニューでは無理な場合や時間が足りないといった場合には、施術後に次回提案としてご案内する方法もあります。
まとめ
サロンをより良くするために集めたトレンド情報は、個々のお客様に寄り添った視点を交えて言語化することが大切です。ときには、タブレット端末やPOPなどを活用し、視覚を交えてより分かりやすい提案をする方法も。どこで得たトレンドをどのように活かすのか、お客様のタイプごとに、それぞれの方の心に響く言葉選びも重要ポイントです。特別感や納得感をしっかりと得られるデザイン提案で、選ばれるサロンを目指しましょう。
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