洗顔でマツエク・ラッシュリフトのトラブル予防&モチUP!コツやおすすめは?

まだまだ蒸し暑さが続き、汗や皮脂が出やすい時期。お客様からマツエクやラッシュリフトについて「すぐにデザインが崩れてしまう」「モチを良くしたい」といった声をいただいたことはないでしょうか。このような声は暑い時期によく聞くと感じるアイデザイナーもいるでしょう。施術直後の状態を長くキープするためにはアイデザイナーの技術力が求められますが、じつは毎日の洗顔も大きく影響しています。今回は洗顔に着目し、お客様の満足度向上につなげる知識や方法を紹介していきます。
マツエク・ラッシュリフトのモチには洗顔が大きく影響!
洗顔によって目元を清潔に保つと、マツエクやラッシュリフトのモチを向上させることができます。
マツエクやラッシュリフトユーザーを悩ませる目元のトラブルの1つである、まつげダニ。まつげダニは高温多湿を好むため、汗をかく暑い季節は増殖しやすいといえます。まつげダニが増えると、まつげの過剰な抜け、生え際のかゆみといった症状が表れることが。正しい洗顔方法で目元を清潔に保つと、まつげダニをはじめとするトラブルや炎症の予防になるでしょう。
また、夏に増えやすい皮脂が目元に汚れとして溜まってしまうと、各施術のモチを悪くします。エクステ装着時のグルーの接着力低下、ラッシュリフトのカールの取れやすさにつながるため、お客様には洗顔で目元の皮脂汚れを除き、モチUPにつなげるアドバイスをしていきましょう。
マツエク・ラッシュリフト後にはどんな方法で洗顔するのがベスト?
マツエクやラッシュリフト後の洗顔は、どのような点に気をつけると良いのでしょうか。ここでは、アイテム選びのポイントや洗顔方法、さらに豆知識まで確認していきます。
アイテム選びのポイント
アイテム選びの際には、密着力のある泡で洗える洗顔料を選ぶのがおすすめ。肌、まつげに摩擦などの負担を掛けることなく、たっぷりの泡で皮脂や汚れを吸着できるタイプが良いでしょう。アイテム選びの際には「密着泡・濃密泡」「汚れを浮き出す」といったキャッチコピーなども参考にしてみましょう。
なお、泡で洗う洗顔料は、泡がそのまま出てくるフォームタイプと自分で泡立てるタイプの2つに大別されます。ふんわりとした泡で洗えるのであればどちらを選んでも構いませんが、「泡立てが面倒」と感じる方はフォームタイプが便利でしょう。
正しい洗顔方法をおさらい
毎日行う洗顔ですが、正しい方法でできているか、この機会におさらいしておきましょう。
1.ぬるま湯で顔全体を軽く洗います。
2.よく泡立てた洗顔料で、顔全体を包み込むように洗っていきましょう。皮脂の多いTゾーンは念入りに、目元は泡を当てる程度で構いません。時間としては、目元は10秒ほどでOK。
4.ぬるま湯でしっかりとすすぎましょう。なるべく肌を擦らないようにして、ぬるま湯をパシャパシャと顔に掛けると摩擦を減らせます。
5.清潔なタオルで優しく肌を押さえるように水分を拭きとります。
洗顔の際に陥りがちなのが、目元を気にしすぎて汚れが落ちていない状態。「エクステが抜けないように」「カールが取れないように」と、あまりにも目元をデリケートに扱いすぎると、かえって洗い残しにつながってしまいます。たっぷりの泡と正しい洗顔方法で、汚れや落とすべき皮脂はしっかりと洗い上げましょう。
知っておきたい!洗顔の豆知識
基本の洗顔の流れに加えて、豆知識を2点お伝えします。
流行継続中!ペーパータオルの活用
マツエクやラッシュリフト後の洗顔時には、洗顔用ペーパータオルの使用がおすすめ。表面にパイル生地のタオルような丸いループ状の糸がないため、まつげやエクステに引っ掛からない点が魅力です。
ペーパータオルは新型コロナウイルスの流行を機に流行し、衛生面でも評価されています。ただし、使い捨てという点では経済的な負担が増えるため、「可能であれば」という前提のもと、お客様に提案してみると良いでしょう。
アイホール&まつげの洗浄には洗顔ブラシや筆の使用もアリ
アイホールとまつげは、洗顔ブラシや筆を使うと洗いやすいでしょう。「まぶたはクルクル、まつげはひと撫で」を意識し、アイテムを動かして洗ってみてください。手指よりも摩擦を抑えつつ、洗い残しを減らせます。
マツエク・ラッシュリフト後におすすめの洗顔料4選
ここでは、マツエクやラッシュリフト後の洗顔におすすめのアイテムを4つご紹介します。目元を洗う方法としては、アイシャンプーを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、顔全体に使えるアイテムであれば、一度の洗顔で目元まですっきりと洗い上げられるので便利でしょう。
【EAU DE NU/DE】スパウォッシュフォーム
濃密な炭酸泡で洗い上げるフォームタイプの洗顔料です。泡でしっかりと洗い上げるだけでなく、肌を引き締める美容成分も配合されているのが嬉しいポイント。汚れを落としながら肌を整えられるアイテムとなっています。
小顔師・吉田圭吾氏がプロデュースした商品で、「60秒で叶える新・洗顔メソッド」が大きな特徴。顔を洗いながら顔全体をマッサージするような洗顔方法が提唱されています。お客様にご紹介する前に、一度公式の動画を視聴しておくと説明しやすいでしょう。
【aile lash】アンプル炭酸洗顔
ほんのりとしたグレープフルーツの香りも楽しめる炭酸泡で、さっぱりと洗い上げる洗顔料です。炭酸泡によって血流が促されるため、「肌にのせると温かく感じる」という声も。へたりにくいしっかりとした泡が出てくるフォームタイプで、洗顔後のつっぱり感が生じにくい点もポイントです。炭酸+3つの汚れ除去成分によってクリアな毛穴を目指せるでしょう。
【HARIS】クレンジングで泡洗顔
「クレンジングと洗顔を1本で完結したい」そんなお客様にピッタリなジェルタイプのオールインワンアイテムです。クレンジングとして使う場合は顔に馴染ませてメイクを落とします。泡洗顔の場合は、ネットなどを使ってしっかりと泡立ててから使いましょう。
古い角質や汚れを除き、肌のキメを整えて透き通るような素肌に導きます。洗練された心地良い香りに包まれながらすっきりと洗い上げられる洗顔料です。
【&Skin】コットンフォーム
洗顔をしながら健やかなまつげや眉毛を目指せる洗顔料。ノンオイル処方のフォームタイプで、クレンジングで落としきれなかったメイクや毛穴汚れを吸着してくれる心強いアイテムです。
植物由来の洗浄成分や保湿成分配合で肌への刺激に配慮されており、不要なものはしっかりと落としながら、つっぱり感なく洗い上げられるでしょう。加水分解ケラチンを含んでいるため、まつげや眉毛などにハリやコシを与える効果も期待できるのが特徴。洗顔をしながら目元周辺のケアができる新しい洗顔体験となるでしょう。
まとめ
マツエクやラッシュリフトをした目元は、洗顔のちょっとした工夫次第でモチが良くなります。「泡立てが面倒で適当になりがち」というお客様であれば、フォームタイプの洗顔料に変えるだけでも施術後のモチが変わるかもしれません。まずはアイデザイナーが洗顔の大切さを再認識して正しい知識を得たうえで、お客様にご提案していきましょう。施術以外のフォローによって、お客様満足度の向上やリピーター増加にもつながっていくはずです。
※本記事の内容や価格はすべて、2025年8月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。
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