2025年秋冬注目!チェックしておきたいまつげコーティング5選
マツエクやラッシュリフトの施術時に、セットでご案内したいまつげコーティング。SNSなどを見ると、「コーティングで束感仕上げ」といった投稿が多く見られますが、じつは他にも多くのメリットがあります。まつげコーティングの働きを理解し、お客様にきちんと利点を伝えられるようになりましょう。おすすめアイテムや、お客様へのアドバイス方法もまとめました。
まつげコーティングに期待できる働きは?
まつげコーティングには、次のような働きが期待できます。
- ツヤやコシを与える
- 摩擦を軽減させる
- 束感仕上げ
- カラーコーティングで濃さを出す
- エクステのモチをアップ
- カール形状のキープ
マツエクやラッシュリフト後の目元にとって、まつげコーティングを施すメリットはとても多いもの。とくに、施術後に使うとエクステやカールの状態をキープしやすいのはアイデザイナーとして推したいポイントです。
年齢やまつげの状態によって異なる悩みに対して、セルフケアとして取り入れてもらうのも良いでしょう。
たとえばまつげが弱っている場合、ツヤやコシを与えたり、摩擦を軽減させたりするコーティングはうってつけ。年齢を重ねてまつげの乾燥や抜け毛にお悩みのお客様にもおすすめしやすいでしょう。ブラックなどの色付きコーティングを選ぶと、施術後の仕上げとしてだけでなく、ナチュラルな濃さを出しながら束感仕上げのアイメイクにも活用できます。
2025年秋冬にチェックしたい注目まつげコーティング5選
数あるまつげコーティングの中から、この秋冬にチェックしておきたい5アイテムを厳選しました。
【松風】KeraVitaコーティングFix
まつげのダメージケアをするケラチンと、潤いを与えてバリアする働きを持つビタミンCを配合したコーティング美容液です。高いセット力を持ちながらも、塗り直しによって再スタイリングできる優秀アイテム。太めのラウンドタイプのブラシなので使いやすく、束感作りも難なくできるでしょう。携帯しやすいチューブタイプなのもポイントです。
【松風】KeraVitaコーティングGlow
「KeraVitaコーティングFix」と色違いのパッケージで、同じくダメージケア成分のケラチンや保湿成分のビタミンCを配合。「KeraVitaコーティングGlow」はツヤ出しに強みを持つコーティング美容液です。乾燥したまつげを保湿して潤いをキープするので、ウェットで活き活きとした仕上がりが特徴です。
【Odette】フェニックスアイ カールアップコーティング ザ ブラック
コーティング力だけでなく、カール持続力やスタイリング力も申し分ないコーティング美容液のブラックタイプです。まつげをしっかりと守りながら“その位置”で“その形”をキープ。高いまつげサポート力にもかかわらず、ぬるま湯でオフできる点も魅力的なポイントです。マスカラ代わりとして使えるだけでなく、マスカラの上から重ね塗りも可能です。
【eye Boutique】ジェルコーティング
束感メイクをよくする方にイチオシのアイテムです。まつげ・眉毛のどちらにも使えるクリアコーティングで、一度の塗布でしっかりと毛を整えてくれます。まつげに使うと、ひと塗りで簡単に束感まつげが完成。眉毛なら、立体感とともにツヤも与えながら毛の流れをキープします。ジェルタイプですが、なめらかなテクスチャーでダマになりにくく、お湯でオフできる使いやすさも兼ね備えています。
【Miss eye d’or®】ハピ キープリフトコーティング
束感まつげを作りながらダメージ補修もしっかりと行えるアイテム。サラサラとしたテクスチャーですが、ボリュームもカールもキープできる優れものです。加水分解コラーゲンやセラミドなど多くの補修成分を配合しており、まつげを内外から補修するため、きれいな目元を演出しながら並行してケアも行えます。
お客様に正しい使い方をアドバイス!
「まつげコーティングの正しい使い方は意識していない」というお客様が多いかもしれません。今一度、基本的な使い方をお伝えして美しい目元作りに役立ててもらいましょう。
1.まつげとまぶたを清潔にする
2.コームでまつげを整えてから塗布
3.根元から毛先へ均一に塗る
まつげとまぶたを清潔にする
まずは目元を清潔にすることが大切です。クレンジングや洗顔で油分が残らないように丁寧に汚れを落としましょう。水分もしっかりと拭き取って乾かします。
コームでまつげを整えてから塗布
コーティングを塗る前に、コームで整えるひと手間も忘れずに。この1工程があるだけで、塗りやすさや仕上がりが変わります。
根元から毛先へ均一に塗る
コーティングは、根元から毛先まで一方向に塗っていきましょう。乾いたら、必要に応じて重ね塗りをしていきます。
ダマが気になる場合は、乾き切る前にコームで優しくとかすのがおすすめです。束感メイクをしたい日は、コームは控えめにしましょう。
まつげコーティングの豆知識
ちょっとしたポイントですが、次のような点も押さえておくとより効果的にコーティングを使えるでしょう。
朝・夕で使い分ける
まつげコーティングも、スキンケアと同じように朝・夕で使い分けるのがおすすめです。
朝はキープ力やスタイリングのしやすさで選びましょう。マスカラ下地として使うと目元がにじみにくく、カールも長時間持続しやすくなります。
夜はまつげの保護や補修のために使います。朝に使うようなキープ力重視のタイプは避け、やわらかめのテクスチャーのものを選ぶのがベストです。
マツエク・ラッシュリフト・自まつげ別で選ぶ
まつげにどのような施術を行っているかで、選ぶコーティングを変えると効果的です。
マツエク装着中の場合は「マツエク対応」「オイルフリー」のものを選びましょう。エクステが取れやすい目尻は部分的に重ね塗りするとモチがよりアップします。
ラッシュリフト中の場合は、乾燥しやすいため保湿力が高いタイプを選ぶのが良いでしょう。梅雨や夏場などのカールが取れやすい時期は、朝にコーティングで形をしっかり固定しておくと安心です。
施術をしていない自まつげの場合でも、ビューラーの摩擦によるダメージをケアできるためコーティングを塗るのがおすすめ。ノーメイクの日はクリアタイプでツヤだけ加えるとナチュラルに目元の印象をアップする効果も期待できます。
用途に応じたタイプを選択
まつげコーティングは、形・色・成分などが異なるたくさんのタイプが販売されています。
初心者や忙しい朝でも塗りやすいのはスクリューブラシタイプ、エクステの根元などの細部に塗りやすいのは筆タイプです。
色は基本的にクリアかブラックから選ぶことが多いでしょう。ナチュラル派はクリアがおすすめで、濃さや束感をしっかりと出したい場合はブラックを選びましょう。ブラックは、マスカラ代わりにも使えます。
先ほどお伝えした通り、施術に応じた成分・処方のアイテムを選ぶようにすることも大切です。マツエク装着中の場合はマツエクOKの成分配合のものを選ぶのが必須。ヒアルロンNaやケラチンなどが配合されていると保湿効果が見込めます。また、速乾タイプはベタつきにくく、朝に便利です。高粘度タイプは束感メイクをする際に選びましょう。
まとめ
まつげコーティングは、まつげの保護やキープができるだけでなく、流行りの束感まつげスタイリングや美容液としても使える優れもの。お客様にはコーティングの役割をきちんとご説明して、目元の美しさキープやまつげのケアのために使ってもらいましょう。おすすめしたいアイテムは、店販として揃えておくのも良いでしょう。
※本記事の内容や価格はすべて、2025年11月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。
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