ポジティブに転換する力がここまで前進させた|HAWRYCH MD LASH日本唯一の総代理店株式会社 Cocoa Brown代表取締役加藤真紀氏インタビュー

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アメリカでベストコスメ10冠を3年連続で受賞するなど、広く注目を集めるまつげ美容液「HAWRYCH MD LASH(ハウリッチエムディーラッシュ)」。2021年から日本でも取り扱いが開始され、実際に使った人から効果を実感する声が多く寄せられています。「HAWRYCH MD LASH」の日本唯一の総代理店を務めるのが、株式会社Cocoa Brown。今回インタビューさせていただいたのは、Cocoa Brownをはじめ4つの会社の代表取締役である加藤真紀氏。マツエクとの出会いや各事業に対する想いについて、お話を伺いました。

【経営者プロフィール】加藤真紀さんとは

株式会社Cocoa Brown
株式会社Crossvi
株式会社Vitrue
SakuraSalon,Inc. 代表取締役 
現在ハワイを含む愛知県、岐阜県、三重県、静岡県に34店舗のサロンを経営

【略歴】

2005年 名古屋駅にネイルとマツエクサロンオープン

2011年 NEA日本まつげエクステ協会主催の第2回まつ毛エクステコンテストシングルラッシュ部門優勝

2013年 日本まつげエクステンション協会講師就任

2015年 イギリスでボリュームラッシュのサーティフィケート取得

ボリュームラッシュ3Dlayerのセミナーに開発講師として参加

2016年 カリフォルニアで開催されたinternational salon & spa expoにて

「HAWRYCH MD LASH」に出会う

2020年 株式会社Cocoa Brown設立

2021年 アメリカハウリッチ社と総代理店契約、日本での販売開始

2022年 BWJ初出店

業界の歴史と共に。天職であるマツエクと出会ったきっかけとは

まず、加藤さんがアイラッシュ施術者になったきっかけから教えてください。

もともとのスタートは、マツエクではなくネイルでした。どんな仕事をしようか考えたときに、もともと趣味だったネイルでサロンを始めることにしたんです。当初は友人と場所を借りて、お試しサロンのような形でスタート。その後は、それぞれは別々のサロンを出すことになり、独立しました。その際、商材を取り扱っている方が紹介してくれてマツエクと出会い、マツエクメニューを導入するに至りました。

ネイリストがスタートだったんですね!そこでマツエクを知ったのですか?

そこが仕事としてのマツエクとの出会いですが、実はまつげの施術を体験したのは、それよりもさらに前。あまり濃いメイクが好きではないのですが、やっぱり欧米の方のようにまつげが長い人を見ると良いな、うらやましいなと思っていて。私が施術したのは、マツエクのようにまつげの上ではなくてまつげの根元に貼り付ける、取れないつけまつげのようなものでした。今考えれば仕上がりに違和感があったのですが、当時はやっぱり華やかな目元になれることがすごく嬉しかったですね。

そこから進化した新たな技術、商材であるマツエクに出会えたことがうれしかったし、なによりもその施術方法にハマってしまって!施術をすることがとにかく楽しくて、天職に出会えたと思っています。
施術の前には「よっし!やってやるぞ」「絶対きれいにしたい」と、自然と気合が入りますね。気持ちを整えるという点では、アスリートのような心持ちかも(笑)

多店舗展開できたのは独自の教育カリキュラムとそれを支えるマネージャーたちの存在が大きい

Cocoa Brown加藤真紀氏

現在東海地方を中心に34店舗経営……すごいですね!

そうですね、34歳の時にひとりでサロンをオープンしたのですが、その後数字に強い経営面での右腕や、現在サロン運営や教育を担当してくれるマネージャーたちとの出会いにより、今ではハワイを含めて34店舗になるまでサロンを広げることができました。心強いスタッフたちとの出会いが、多店舗展開できた理由だと思っています。

施術者の教育はどのように行っているのですか?

Cocoa Brown加藤真紀氏

うちのサロンにはどの新人スタッフも来やすいよう、名古屋駅前に新人アイラッシュ施術者を集めたジュニアサロンがあるんです。無料モデルに施術をしたり通常より安い価格でお客様に来てもらったりして実際に施術をしながら、技術や接客マナーといったサロンでの仕事の流れをすべて学んでもらいます。筆記と実技でいくつかのテストがあり、それを合格するとジュニアサロンを卒業し、ほかのサロンで働くという流れ。ほかにはない独自の教育カリキュラム用意しているんです。

オリジナルな教育カリキュラムだと思うのですが、なぜそのスタイルになったのでしょう?

サロンで営業しながら指導する形では、どうしても成長が遅くなります。また、営業時間中に手を止めると先輩施術者の売上にも影響がある。それなら一定期間集中して教えた方が早く成長するということで、講師専門のスタッフを用意することにしたんです。講師として働くマネージャーは当初1人だったのですが、店舗の広がりとともに人数も増え、現在8人のマネージャーが施術者の教育とサロン運営のサポートを担当してくれています。

マネージャーはいろんなサロンを回ったり新人アイラッシュ施術者の教育を担当したりしながら、サロンの質の向上に貢献してくれる、本当に心強い存在ですね。施術・サロン運営面で心強いスタッフが育ってくれたことが何よりも嬉しい限りです。

全国展開も視野に入れているのでしょうか?

いえいえ、それは考えていません。もともとその地域にたくさんあるというような、一部エリアに強いサロンを作りたかったんです。講師がサロンを回って指導するスタイルなので、範囲が広くなると難しいと思っています。

やっぱりこれ!と思えた「HAWRYCH MD LASH」との出会い。日本総代理店に至るまで

Cocoa Brown加藤真紀氏

アイラッシュ業界を長く見てきている加藤さんですが、一番インパクトがあったのはどの技術ですか?

やっぱりボリュームラッシュです。それまでシングルラッシュしかなかったところに、ボリュームラッシュというメニューの選択肢ができ。そこから、どんどん新しい技術が開発されるように感じます。今では新しい技術が出たら講習に行って身に付ける、という流れが定着しているかと思いますが、そんな”講習・セミナー文化”が根付いたのも、ボリュームラッシュの登場が大きな要因だと感じています。

そうなんですね!ボリュームラッシュとの出会いは加藤さんにとっても大きな出会いだったのですね。

そうですね、海外で流行っているけどどうやるんだろうと、実際にボリュームラッシュを施術しているイギリスのサロンに行って技術を教えてもらいに足を運びました。ボリュームラッシュをきっかけに、コロナ禍以前は海外へ定期的に足を運んでいて、ハワイもそのひとつ。そこでアメリカ生まれのまつげ美容液である「HAWRYCH MD LASH(ハウリッチエムディーラッシュ)」に出会ったんです。

「HAWRYCH MD LASH」を日本に導入しようと思ったきっかけを教えてください。

もともと、もう10年くらいずっと「これだ!」と、自分が納得できるまつげ美容液を探してたんです。サロンだけではやはり自まつげのケアには限界があります。自宅で普段からケアしてもらうことが大事だと考え、まつげ美容液をお客様に使って欲しいと思っていたんです。

そんな中出会ったのが、「HAWRYCH MD LASH」でした。日本に導入したいと思ったのですが、日本に導入できるかどうかの判断に時間がかかるなどスムーズに進まず、実は一度断念したんです。自分で納得できるまつげ美容液を作ろうかと思って試行錯誤をした時期もあるのですが、同じような成分を使ってサンプルを作ってみるも、なかなか効果が出ない。そこでもう一度「HAWRYCH MD LASH」にチャレンジし、日本導入までの課題をなんとかクリアし、2021年に日本で発売することができたんです。

今までうちのサロンでは物販が弱点でした。でも、「HAWRYCH MD LASH」を施術者自身が体験して、その実力を感じることができたからか自信を持っておすすめできるなど、売りやすさにもつながっているよう。効果があればお客様にも買ってもらえ、購入してよかったと思ってもらえる。実際に「HAWRYCH MD LASH」を導入して、物販も大きく伸びているんです。お客様のために導入を検討したまつげ美容液でしたが、高い効果からサロン運営にもパワーをつけてくれたように思います。

▼「HAWRYCH MD LASH」についてはこちらでチェックしてみてください。

スタートは遅くともここまでこれたのはポジティブなスタンスがあってこそ。

最後に加藤さんが仕事をするうえで大事にしていることを教えてください。

Cocoa Brown加藤真紀氏

私、本当にポジティブなんです。サロンをしているとクレームを受けることもありますし、いろんな考え方のスタッフもいますが、すべてが勉強だと思い、実際学びに変えてきました。頼られたらなんとかしたいし、望まれたら応えたい。どんな無理難題でも”私ならなんとかできる”と、解決策を探るんです。

最近のアイラッシュ施術者は20代の若いころから始める人が多いですが、私がマツエクを始めたのは34歳で、サロンの多店舗展開し始めたのは42歳のとき。でも、ポジティブで前向きなスタンスでいたからこそ、遅めのスタートながらもここまで多店舗展開もできた。やる気さえあれば、何歳からだって挑戦できる、何歳からだって遅くないんです。

すべての出会いは偶然ではなく必然だと思っていて、スタッフもお客様も先生方も、「HAWRYCH MD LASH」も、どの出会いもご縁です。ここまでサロン展開できているのは、全部出会いの運が良かったから。良い人や良いものにベストなタイミングで出会えたのも、自分のできることを前向きに、着実にやってきた結果だと思っています。

まとめ

人前に出たりSNSを発信したりするのも苦手で、今回のインタビューもひとつの挑戦だったと話されていた加藤さん。しかし、施術が楽しい、天職と話す言葉のひとつひとつに、前向きさが感じ取れ、素晴らしい出会いを引き寄せた理由が分かるようでした。「やる気さえあれば何歳からでも遅くない」という加藤さんならではのメッセージも、心に染み入ります。今後「HAWRYCH MD LASH」は、日本でのシェアをさらに広げていくはず。加藤さんの今後の活躍に、引き続き注目していきたいです。

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