目元シートで単価アップ!「お客様が決めやすいお薦め方法」とは

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目元をケアしながら下まつげの保護もできる「目元パック」は、ぜひおすすめしたいオプションメニュー。どのようにお客様にお伝えすれば、目元パックの良さを理解してもらえるのでしょうか?まずは、アイリスト自身が目元パックのメリットを理解したうえで、提案方法をしっかりと学びましょう!

導入しない理由がない!メリットだらけの「目元シート」

目元パックとは、マツエク施術中に目の下に貼って使うアイテム。下まつげ保護のために貼るアンダーテープの代わりとして使います。過去には、Beautéでも目元パックについてご紹介しました。基本的な使い方や特徴については、ぜひこちらの記事もご覧ください。

すでに、目元パックを導入しているサロンの中でも、「なかなか目元パックの良さを分かっていただけない…」と悩むところもあるのではないでしょうか?お客様に対して説得力のある提案をしていくためには、どのような効果があるのか知識を身に付けておくことが大切。まずは、次に挙げる、目元パックのメリットについて知っておきましょう。

目元の保湿をしながら施術が受けられる 

目元パックの一番のメリットは、施術と目元ケアが同時に受けられるということ。ジェル部分にヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分が豊富に含まれているため、貼って施術を受けるだけで、目元の乾燥やクマなどの悩みを解消してくれます。アンダーテープを剥がした後の乾燥やツッパリ感が気になるという方にも喜ばれるでしょう。
また、アンダーテープの代わりに貼るだけで済むため、通常の施術時間内で手軽に行うことができます。忙しいお客様にとっては、時間を延長せずに受けられるサービスというのは試しやすいと感じていただけるのではないでしょうか。

メイク崩れを防げる

アンダーテープを剥がすと、その部分だけメイクがはがれてしまうことも。施術後に予定が入っているお客様の場合、メイクはなるべく崩したくないですよね。目元パックは柔らかいジェル状のため、テープ跡も残りにくく、メイクにも影響が少なくて済みます。

テープかぶれを起こしにくい

乾燥肌や敏感肌のお客様の中には、アンダーテープの粘着成分によってかぶれてしまう方もいますよね。目元パックは、そのようなお客様にもおすすめのアイテム。肌に優しいジェル素材が、かぶれを防止してくれます。

 

目元パックとは、以上のようなメリットをお客様に提供できる優れもの。さらに、サロンにとっても、「時間単価」をアップさせることができる画期的アイテムなのです!
次は、サロン側のメリットについて、詳しく見ていきましょう。

時間単価アップのための「目元シート」とお客様心理

先ほどお伝えした通り、目元パックは、お客様にとってとてもメリットの多いアイテム。実際に使ってみたお客様は、「目元ケアをしながら施術もできるなんて一石二鳥!」と感じる方が多いのではないでしょうか。特に、アンダーテープが悩みの種だったお客様にとっては喜ばれるアイテムと言えるでしょう。
目元パックのような「追加時間がかからないオプションメニュー」は、サロンにとっても魅力的なアイテム。主なメリットとしては、次のようなものがあります。

パッケージから取り出して貼るまでの時間が1分足らずで済む

目元パックは、準備にも装着にも時間がかからないだけでなく、施術と同時に試せるため、追加時間がかかりません。次の予約の時間も気にする必要がないため、施術時に「目元パックを試してみられますか?」と気軽におすすめしやすいですよね。

アイリストのスキルに関係なく追加しやすい

例えば、オフを追加する場合、アイリストのスキルによって必要となる時間も変わってきます。ベテランであれば短時間で済む作業も、新人だと多く時間を取っておかなくてはならないでしょう。アイリスト別の施術時間にも、バラつきが生じやすくなりますね。場合によっては、空き時間がないために、急なオフの要望に対応しきれないということもあるかもしれません。追加時間がかかるオプションメニューというのは、このような時間にまつわる問題が生じやすくなってしまうのです。
一方、目元パックの場合、装着にさほどスキルは必要としません。パッケージから取り出して目の下に貼るだけで済むため、新人アイリストでも1分足らずで済ませることができます。そして、貼り終わった後は、そのまま施術を普段通りこなすだけ。スキルによって施術時間が前後するということもないですね。

 

以上のように、サロンにとってもかなりメリットの多いアイテム。簡単に時間単価をアップさせることができるとなれば、導入しないわけにはいかないですね!

オススメ方法のコツ

ここからは、お客様に実際に提案する流れについて考えていきましょう。メリットだらけの目元パックですが、アイリストからお客様に対して何も発信しなければ、何の意味もありません。サロンにとっても利益の大きいアイテム、ぜひ積極的にご紹介していきたいですよね。より多くのお客様に知っていただき、実際に使っていただくためには、どのようにお伝えすればいいのでしょうか?

まず、第一にお伝えすべきは、「施術しながら目元ケアができるということ」。忙しい仕事などの合間に来店されるお客様にとって、限られた時間の中で気軽に試せるオプションは魅力的なはず。追加時間がかからず、あくまで「施術しながら…」「アンダーテープの代わりに」という部分をしっかりとお伝えしましょう。この際に、
「ジェル状のパックがひんやりと気持ちいいですよ」
「施術後はヒアルロン酸効果によって目元が潤います」
「(夏の場合)紫外線ケアにもなります」
「(冬の場合)乾燥が気になる方におすすめしています」
といった使用感や具体的な効果についてもお伝えすると、説得力が増しますね。お客様も「ちょっと使ってみようかな」という気持ちになってくれることでしょう。

リピーター様の場合は、「過去にアンダーテープでかぶれたりしたことはありませんか?」とお聞きすると、提案へつなげやすくなります。今まで気づけなかったお客様のお悩みを解消してあげられるチャンスでもあるため、積極的にお聞きしましょう。

ただ、忘れずに確認しておきたいのが、コラーゲンやヒアルロン酸などの美容成分に対するアレルギーの有無。目元パックのジェル部分にはこれらの成分がたっぷりと含まれているため、注意が必要です。アレルギー体質ではないというお客様であっても、急にアレルギー症状を発症することもあるため、必ずお伝えするようにしましょう。

 

より多くのお客様に知っていただくためには、目につきやすいところに情報を置いておくことも重要。店内の目につくところ(カウンセリングスペースやレジスペース、トイレなど)にPOPを掲示しておくといいでしょう。「ホットペッパービューティー」などのネット予約が多いサロンの場合は、サロンのトップページに一言添えておくといいですね。

ただ、いくら宣伝したとしても、お客様が気になるのは、やはり「価格」。どの程度の価格であれば、お客様は試してみようと感じてくれるのでしょうか?
目元パックの仕入れ値は、100円程度が一般的。この価格に利益を乗せたとして、300円~500円程度の価格で提供するサロンが多いようです。これ以上の価格になってしまうと、「ただ貼るだけなのに…」と感じるお客様も出てくるかもしれませんね。「ワンコインでお試しいただけます!」という価格が妥当と言えるでしょう。「しっかり提案と宣伝をしているのに、なかなか試していただけるお客様が増えない…」というサロンの場合は、価格について見直してみましょう。

まとめ

例えば、みなさんが買い物に出かけたとき、お店のスタッフから突然「こんな商品があるんですが、試してみませんか?」と声をかけられたら、どのように感じますか?その商品によほどの魅力がなければ、「今回はやめておきます」となりますよね。さらに、まったく求めていない商品であったら、押し売りのように感じることもあるかもしれません。それだけ、新たな商品をお客様に試していただくのは難しいこと。あくまで自然に、無理のない範囲でおすすめしなくてはなりません。そのためには、提案の切り口をどのように見つけるかが大切です。

新規のお客様であれば、まず「テープとは?」という説明から入る必要がありますね。アンダーテープと目元パックの二つの違いを説明することで、付加価値のある目元パックを選んでもらいやすくなるでしょう。リピーター様の場合は、過去に何か肌トラブルがあったかどうかをしっかりと聞いておくようにします。乾燥などの悩みがある方であれば、ぜひ目元パックをお試しいただきたいですよね。「どこかに目元パックをオススメできるきっかけはないか」、常に心がけておくことで自然と導入数も増えていくことでしょう。

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