【今だからこそ衛生管理を見直そう!】マツエクサロンの消毒、どんな方法があるの?

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マツエクサロンを運営していくにあたって、衛生管理は必須項目です。衛生管理に関しては、どのサロンも厳しいチェック項目を設定していると思います。サロンによってはルールやマニュアルを作り、衛生管理を徹底させているところもありますね。
しかし、せっかく厳しいルールを作っても消毒の仕方をマスターしていなければ、衛生管理の意味がなくなってしまいます。適切な管理がされておらず、お客様に感染症をうつしてしまった…といった場合、サロンの信用度はガタ落ちになってしまうでしょう。
今回は、衛生管理の基本の基本である「消毒」について、今一度おさらいしていく記事になっています。おすすめの消毒液も紹介していますよ!

衛生管理、あなたのサロンではきちんとできてる?

マツエクの施術にはさまざまな器具が必要です。使用する全てのツールの消毒や衛生管理がきちんとできている自信はありますか?今、ハッとしてしまった人もいるかもしれませんね。
アイリストの手指は、施術でお客様の目の周りなどデリケートな部分に触れることが多いです。 手指の消毒はもちろんのこと、ツールの消毒作業も必須。適切な管理がなされていないツールは不衛生な状態に。ツールを介して感染症の病原菌がお客様の目元などに付着し病気を引き起こす可能性があることは、アイリストなら誰しも知っていて当然のこと。しっかりと対策を練ったうえでの管理体制でなければ、このような事態を防ぐことは不可能です。

衛生管理で見落としてしまいがちなのが、施術用のベッドやスツールなど備品への消毒です。サロンのドア受付カウンターなど人の手が触れることが多い箇所にも、目には見えませんがさまざまな雑菌が付着しています。お客様の肌に直接触れるツール以外のところにも、定期的な消毒作業が必要です。

また、衛生面はお客様に「実はよく見られているところ」です。サロン内が清潔な空間であるかどうか、お客様はチェックされています。衛生管理をおろそかにすることで、サロンの存続危機にもかかわってくる可能性も考えられます。

お客様に安心して来店していただくためにも、衛生管理はとても大切なサロン業務の一つ。だからこそ、「適当になっているかも…」という部分は今一度見直すようにしましょう。

消毒する箇所別!消毒方法の種類をおさらいしよう

それでは、消毒方法の種類や注意すべき点を確認していきましょう。消毒には以下のような種類があり、消毒する箇所によってそれぞれ適切な方法があります。

手指の消毒に適した方法

1.スクラブ法(洗浄法)…洗浄剤配合の手洗い消毒液を使用し、水で洗い流す方法

2.ラビング法(擦式法)…アルコール擦式製剤を乾燥するまで手指に擦り込む方法

3.スワブ法(清拭法)…消毒液を染み込ませたガーゼなどで拭き取る方法 

詳しく見ていきましょう。

スクラブ法

ワゴンセッティング前と施術前、施術後に行うべきは「スクラブ法」です。洗浄と消毒が同時にできるため、汚れやすい手指を衛生的に保つことが可能です。業務に入る前と終業後にも必ず行うようにします。

ラビング法

施術と施術の合間や、手洗いに行けない場合などに効果的な方法。エタノールの濃度が75~85%とその他の有効成分(イソプロパノールなど)が含まれているアルコール製剤を使用します(参考:https://www.kenei-pharm.com/cms/wp-content/uploads/2012/01/1201.pdf

スワブ法

消毒液の量や皮膚との接触時間を十分にとることが大切です。

手指はお客様の肌に触れる時間や回数も多いため、特に衛生的にしておかなければならない部位。適切な方法でしっかりと手洗い・消毒し、清潔な状態をキープしましょう。

ツールの消毒方法

手指だけでなく、ツールも衛生的に管理することを徹底しましょう。ツールの消毒には、以下のような二つの方法が効果的とされています。

1.化学的方法による消毒(エタノール、塩素系薬剤、逆性石けん液、両性界面活性剤)
2.物理的方法による消毒(紫外線消毒、煮沸、蒸気)

化学的方法による消毒

薬剤などを用いて消毒をする方法です。

  • エタノールによる消毒…エタノール水溶液(エタノールを60~81.4%含有するもの)に10分間以上浸す、もしくはエタノール水溶液を含ませたガーゼなどでツールの表面を拭く。
  • 塩素系薬剤による消毒…100~500ppm濃度の次亜塩素酸ナトリウムなど塩素系薬剤の水溶液に10分間以上浸す。
  • 逆性石けん液による消毒…ツールをよく水洗いしてから逆性石けん液の1%水溶液中に10分間以上浸す。
  • グルコン酸クロルヘキシジンによる消毒…グルコン酸クロルヘキシジン製剤が1%濃度の水溶液に10分間以上浸す。


有効な濃度の薬剤に器具を浸すことで、器具の消毒が可能です。どの方法を採用するかはサロンごとに異なるでしょうが、汚れなどが付着していると消毒の効果が十分に得ることができない点に関しては共通しています。必ず汚れを落としてから消毒作業に入るようにしましょう。

物理的方法による消毒

主に三つの方法があります。

  • 紫外線消毒…85μw/平方cmの紫外線を20分間以上照射し、消毒する。
  • 煮沸消毒…ツールが完全に浸かるくらいの水に入れ、沸騰してから2分間以上煮沸する。
  • 蒸気消毒…80℃を超える蒸気に10分以上触れさせる。

衛生面を重視すべきマツエクサロンでは、滅菌効果の高い紫外線消毒器は必需品。まだ入手できていない場合は、早急に揃えたほうが良いかも。卓上タイプもあり、大きなサイズのものでなければ比較的安価で購入可能です。
煮沸消毒はツイザーなどの消毒に最適ですが、煮沸する器具自体の清潔にも配慮を。蒸気消毒はタオルやガーゼの消毒に向いています。

ツールの消毒に関しては、NEA日本まつげエクステ協会が策定している「まつげエクステ施設の 安全衛生ガイドラインhttp://www.eyelash-exte.jp/download/guideline_facilities.pdf」や、マツエク商材ショップCandyPocketのホームページhttp://www.beautysupport.jp/dbc/script_main/knowledge/knowledge_health/knowledge_health04.phpなどに詳しく載っています。こちらも参考にしてくださいね。

サロン内の備品などの消毒方法

サロン内にある備品の消毒も実施し、できるだけ清潔な空間を保ちます。浸け込みなどの方法で消毒ができない大きいサイズの備品の消毒には、次亜塩素酸ナトリウムを希釈した水溶液(主成分が次亜塩素酸ナトリウムで、濃度は0.05%)を使用すると良いでしょう。薬液を含ませたペーパータオルで拭き、そのあと水拭きをします。ベッドやドアノブ、手洗い場の蛇口、レジスターなどの機械の表面も、この方法なら消毒が可能です。

サロンで使える!おすすめの消毒ツールを紹介

マツエクサロンでも取り入れやすい消毒ツールをいくつかご紹介します。

【手指消毒ジェル】モイストハンドジェリー

引用元:Ladycoco

エタノールを消毒に有効とされる濃度(77%)で配合したエタノール消毒ジェルです。使い方はワンプッシュ(1ml)するだけ。簡単に手全体が十分消毒できます。手指を保護する保湿成分も配合しているため、手荒れも心配なし。オリジナルソープの香りがふんわりと広がるので、ツンとしたニオイが苦手なアイリストにもおすすめです。
ワゴンにセットしておいても違和感のないデザインのボトルです。こんなにかわいいデザインなら、お客様への消毒のお願いもスムーズにできるかも!

安定化銀イオン抗菌液 CF01MK

引用元:松風

マツエク商材メーカーの松風から発売している、理美容事業者向けの抗ウイルス・抗菌液です。グルーの開発・販売を行うJ-ケミカル社の技術を用いて銀イオンを安定化させており、抗菌作用が持続します。本来はスプレー容器での使用を想定した商品ですが、2020年6月現在はボトルタイプのみの取り扱いとなっています。

紫外線消毒器NV-208EX

引用元:BEAUTYGARAGE

ツイザーなどの器具の紫外線消毒に使える紫外線消毒器を導入しているサロンは多いですね。こちらは卓上に置けるタイプの消毒器で、ボタン一つで消毒がスタートできる簡単操作のため、「扱いやすい!」とアイリストからの支持も厚い商品です。

まとめ

今回は、今一度見直したい項目として「消毒」にスポットをあて、消毒の方法などをおさらいしました。
現在、新型コロナウイルスの影響によって消毒の必要性が高まりつつあります。消毒に対する知識を正しく身につけ適切な方法で消毒することで、より衛生的な状態をキープすることができるでしょう。紹介したアイテムなども使って、綺麗なサロンを目指しましょう!200601Eiy

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