ボリュームラッシュのファンの作り方・ピックアップ・練習方法とは

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2D、3Dなどのボリュームラッシュを装着する際、ラッシュのバランスを整える「ファン」の作り方、難しいですよね。今回は3Dラッシュでファンの作り方の基本と、練習方法を学んでいきましょう。

ボリュームラッシュってどんな技術?

近年マツエク業界でも注目を集めている「ボリュームラッシュ」。過去にもお伝えしましたが

もう一度どのような技術なのかをおさらいしてみましょう。

海外で人気に火がついたのがボリュームラッシュのはじまり。通常1本の自まつげに対して1本のエクステを装着するところ、ボリュームラッシュは1本の自まつげに対して2~3本のエクステをつけるため自まつげの本数が少なくてもボリュームアップできます。中には、2Dラッシュ、3Dラッシュなどの呼び名もあります。本数の違いがあるものの基本の施術方法はどれも同じです。ボリュームラッシュは、極細のエクステを使用するため、ふさふさで柔らかい自然な仕上がりを提案できます。また、自まつげに隙間があるお客様に対しても、束でボリュームを出すため隙間を埋められ、よりナチュラルな仕上がりが期待できるのです。

しかし、これらのメリットはしっかりとした知識と技術を兼ね備えていることが前提。もし、技術力が乏しいアイリストがボリュームラッシュの施術をするとどのようなトラブルが考えられるのでしょうか。

時間がかかりすぎる

ボリュームラッシュの施術は、1本ずつエクステを掴み装着するシングルに比べて、ファンを作ってからお客様の目に装着するため、通常よりも時間がかかってしまいます。ボリュームラッシュに慣れていないアイリストが施術を行うと、施術に費やす時間はより長くなるでしょう。長時間の施術でお客様に不快感を与えてしまうだけではなく、サロンとしても生産性低下に繋がってしまう可能性が考えられます。

きれいな仕上がりにならない

ボリュームラッシュの施術で基本となるのが、ファンの作り方です。ファンがきれいに開いていないと、束がくっついてしまい、せっかくのフレアなボリュームラッシュの意味がなくなってしまいます。お客様のイメージする仕上がりと遠ざかってしまい、信頼感を失ってしまう可能性も。

このようなトラブルを避けるためにも、正しい技術を身につける必要があります。まずはベースとなる「ファン」の作り方について学んでいきましょう。

基本の「ファン」の作り方

ボリュームラッシュは、もともと束になって販売されているエクステもありますが、そうでない場合、自身でファンを作らなくてはなりません。ここで、ファンの基本的な作り方についてご紹介します。

はじめに、束を掴みやすくするため、ツイザーで毛先をバラし空気を入れましょう。静電気などでエクステ同士がくっついた状態で作業を進めると、施術中に手間取ってしまうためです。続いて、必要本数を掴みましょう。写真では3本掴んでいます。

この時に注意したいのが、エクステを掴む位置です。あまり上の方を持ちすぎるとエクステ同士がクロスしてしまい、自まつげとの接着面にバラつきがでる可能性も。写真のように、エクステの毛先が三角を描くようなイメージで半分より下の位置を掴みます。 

 毛先の向きが均等になっているかもチェックポイント。3本をしっかりと挟み、ファンが壊れないようにゆっくりとシートから剥がしましょう。

 

シートから剥がして、ファンの完成です。

ファンを作ったあとは、自まつげに装着する前に

 

☑毛先の開き具合

☑毛先の向き
を必ずチェックしましょう。装着している間に、自然と毛束が閉じてきます。そこで油分などが付着すると角度が狭くなる可能性もあるため、開き具合や向きを意識してみてください。

ここで、「毛束が閉じてしまって困る!」という人は次の2点を意識しましょう。

☑ファンを作る段階で毛束が閉じている
ファンを作った段階で、毛束が閉じてしまうという人はきちんと開くように技術を磨く必要があります。これは、コツを掴むまで練習を繰り返すしかありません。

☑グルーの量が適切かどうか
「ボリュームラッシュはシングルに比べて束で重みがあるし、大量のグルーを使用しなければ接着面が不安定になる」と思っていませんか?これは大きな間違いです。シングルと同様に少量のグルーで、装着できます。目安として

エクステが6~9㎜だと、1~1.5㎜ほどのグルー量
エクステが10~12㎜だと、1.5~2mmのグルー量
エクステが12~15mmだと、2~3mmのグルー量

を意識してみてください。グルーの量が多すぎるとファンが閉じてしまう原因となります。

また、自分ではファンが開いているか閉じているか判断がしにくいという人は、理想的なファンの幅を目安にしましょう。

【2Dラッシュの場合】:1~1.5mm
【3Dラッシュの場合】:1.5~2mm

実際に施術をしたあと仕上がりを見て、ファンの幅も調整してみてください。

写真や文章で見ると簡単そうに見える工程も、やはり実際に行ってみると慣れるまでは難しいもの。続いて、練習方法について学んでみましょう。

 

練習方法

実際に慣れてスムーズにボリュームラッシュの施術を行うまでには、やはり練習は必要不可欠です。ファンを作る段階で「上手くいかない!」というときは、次のことを意識してみてください。

シートの角度調整を工夫する

ファンを作る工程が難しい原因は、シートが垂直だからかもしれません。シートを手元に貼ったり、エクステリングを使用したりして、シート自体にカーブをつけるとエクステに空気が通りバラけやすくなります。そうするとエクステを掴みやすく、ファンが作りやすくなるでしょう。

ファンに対しての当て方を工夫する

シート上でファンを作る際、手前に倒しながら作業を行うことを意識するとファンが作りやすくなります。

ピックアップ方法を変えてみる

先程紹介したファンの作り方は、シートの上で作ってから剥がす作業でした。その他に、事前に指定の本数をピックアップして、剥がした後にファンを作り装着する方法もあります。どちらも難度が高いテクニックですが、実際にやってみると「自分にはこっちの方法が向いている!」という発見があるかもしれません。どうしても行き詰ったら試してみましょう。

ツイザーを見直してみる

もしかすると、使用しているツイザーが作業を手間取らせている可能性があります。ボリュームラッシュ初心者は特に、専用のツイザーを選ぶとスムーズに作業を行えるでしょう。

画像元:BEAUTY PRODUCTS

ツイザーの角が丸く厚みがあるため、ファンが作りやすい特徴があるボリュームラッシュ専用のツイザーです。噛み合わせの幅が広いため、一度掴んだファンを落としにくく施術がスムーズに行えるでしょう。

基本のファンの作り方でもお伝えしたように、エクステを掴む位置と毛先の向きを意識して練習を行います。練習回数を重ねてコツを掴むことが大切です。

ファンが作れるようになったら、方眼紙などを使って根元合わせの練習を行いましょう。施術中に、ファンを作り装着するボリュームラッシュは、シングルよりも時間がかかりがち。丁寧な作業はもちろん、スピーディーさもポイントになるため、慣れたら時間の計測も行なってみてください。マスに沿って、一定間隔でつけていきます。ある程度マスターしたら次の段階に進みましょう。

次に実際にファンを自まつげに装着する練習です。装着の工程はシングルエクステと同様。個人で練習する際は、つけまつげを使っての練習がおすすめです。

また、実際にマネキンをお客様に見立てて練習する方法もあります。自まつげに見立てたエクステをおでこに貼って、練習していきましょう。カーブがかかっている目元よりも、垂直なおでこで装着する方が簡単です。慣れたらマネキンの目元にエクステを装着して、練習をしてみてください。

装着をするときは、ボリュームを意識して目頭~目尻を統一になるようにつけます。もちろん、実際の施術は「目尻を濃く」などお客様のニーズに対応するケースも。しかし、練習の段階では目頭から目尻まで濃さを統一できる技術を身につけましょう。

最後に、装着する際のグルーの量もポイントになります。

上記で述べたように適切な量を見極めましょう。量が多いと、グルーが乾くよりも先にファンが閉じてしまうケースや、隣のまつげを巻き込んでしまう可能性があります。せっかくのフレアな軽い印象のボリュームラッシュを台無しにしないためにも、グルーは少量を意識しましょう。過去記事でもお伝えしたようにシングルと違ったボリュームラッシュ専用のグルーを用いることも大切です。

 

 

まとめ

ボリュームラッシュの仕上がりを左右するのは、ファンです。ファンを作る際は、エクステを掴む位置や毛先の開き具合を意識しましょう。高度な技術を必要とするため、トップアイリストでもはじめは上手くいかないかもしれませんが、練習あるのみ!ボリュームラッシュの技術をマスターして、よりお客様のニーズに応えられるようなアイリストを目指したいですね。180605EHm

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