テープかぶれを防いで快適な施術を!原因・対策・おすすめアイテム

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マツエクやラッシュリフトの施術時、目元の保護に欠かせないテープ。しかし、お客様によってはテープかぶれを起こしてしまう場合があります。せっかく目元をきれいに仕上げても、かぶれてしまっては本末転倒。テープかぶれの原因や対策を知り、トラブルを回避しながらご希望の目元を叶えていきましょう。対策に使える保湿アイテムもご紹介しますので、お客様のニーズに応じて活用してください。

テープかぶれの原因とは?

テープかぶれを防いで快適な施術を!原因・対策・おすすめアイテム

テープかぶれの原因は複数考えられます。ここでは、主な原因を3つに分けて確認していきましょう。

テープの粘着成分や素材が合わない

テープには、肌に貼り付けるための粘着成分が含まれています。この成分がお客様の肌に合わない場合、赤みやかぶれなどのトラブルにつながることがあります。
また、粘着力が強いテープを使用した場合、はがす際に肌を傷めてしまうことも。通気孔がなく蒸れやすいテープの場合も、肌を傷めやすい環境を生んでしまう可能性があります。

さらに、お客様の肌の状態によってテープにかぶれやすい場合も。たとえば敏感肌の方やアトピー性皮膚炎がある方は、もともと肌のバリア機能が低い傾向にあります。テープの刺激でかぶれが生じる可能性があるため、注意が必要です。

汗や湿気による蒸れ

夏の暑い時期は、湿気や汗によって蒸れやすいもの。これによってまぶたのテープかぶれが引き起こされることも。「アレルギーはないし、肌もどちらかというと強い」。そんなお客様でテープかぶれが起こる場合は、蒸れを疑ってみましょう。

アイデザイナーのテープワークの問題

テープの素材やお客様の肌質に問題がないのに異変を訴えられた場合は、アイデザイナーのテープワークに問題があるのかもしれません。例えば、テープをはがす際の力加減。テープを勢いよくはがすと、肌が傷付きかぶれる可能性があります。また、かぶれの他にも、お客様の目元に負担が掛かるテープワークによって違和感や痛みが生じることも。目幅よりも長いテープを貼る、テープを引っ張りすぎる、テープが下まぶたに食い込んでいるなど、お客様に不快感を与えるテープワークを行っていないか、今一度確認してみましょう。

テープかぶれを防ぐには?

テープかぶれを防いで快適な施術を!原因・対策・おすすめアイテム

テープかぶれを防ぐには、次のような対策が考えられます。

かぶれにくいテープの選択

施術中に使えるテープの種類は多く、中には肌に配慮されたものもあります。通気孔があり蒸れにくいタイプ、粘着成分がマイルドで肌への刺激が少ないタイプなど。アイデザイナーの使いやすさとお客様のニーズのどちらも叶えられるよう、複数のテープを常備しておくのも1つの方法です。

また、サロンによっては目元パックを用意している場合もあるでしょう。パックなので粘着成分によるかぶれを気にする必要はありませんが、美容成分の影響を考える必要があります。これまで化粧品によって肌トラブルが起こった経験があると、美容成分によるアレルギーが起こる可能性があります。カウンセリング時には必ず確認するようにしましょう。

丁寧なテープワークの徹底

とくに、施術経験がまだ浅いアイデザイナーの方は、テープワークの技術が不足している可能性があります。お客様の目元は十人十色なので、どのような目元にも合うテープワークができるよう、知識と技術を蓄えましょう。動画を見たり先輩方の施術を見せてもらったりすると、実践に活かしやすいでしょう。

スキンケアアイテムで保湿

施術時の目元に乾燥は大敵。乾燥していると肌のバリア機能が低下し、刺激によってトラブルが起こりやすくなってしまいます。テープを貼る前に専用のスキンケアアイテムを使って保湿を行い、そのうえでテープを貼るとかぶれのリスクを軽減させられるでしょう。

また、夜遅い時間の施術の場合、グルーの硬化時間を考慮して施術後にそのまま就寝できるよう、すっぴんでご来店される方やサロンで洗顔される方も。このような場合はとくに肌を保護するものがない状態なので、スキンケアアイテムで保湿を行うと効果的です。

保護クリーム・ジェルの使い方をチェック

テープかぶれを防いで快適な施術を!原因・対策・おすすめアイテム

保護クリームやジェルの基本的な使い方は次の通りです。

1. クリームやジェルを綿棒で適量取り、上下のまぶたや目元周辺に優しく塗布する。

2. 必要に応じてコットンなどで量を調整し、テープワークを行う。

基本は上記の流れですが、実際は商品に記載されている内容に従って使用するようにしましょう。使用前に化粧をオフするか、施術後に拭き取りオフが必要かなど、使用条件が異なる場合があります。

なお、クリームやジェルは保湿できるようにしっかりと量を塗ることが大切。使用量の記載がある場合はそれをベースに、乾燥肌やオイリー肌など、肌質によって微調整する必要はあります。少なすぎると保湿不足でかぶれにつながりやすく、多すぎるとテープが付きにくくなってしまいます。

テープかぶれ防止に!保護クリーム・ジェルのおすすめアイテム4選

ここでは、テープワーク前に使える保湿アイテムをご紹介します。

【Miss eye d’or】ナノプロテクションクリーム

テープかぶれを防いで快適な施術を!原因・対策・おすすめアイテム出典:EYELASH GARAGE

テープやグルーによる刺激から目元を守ってくれるプロテクトクリームです。ほこりやウイルスなどからの保護成分としてナノ・イオミスを配合し、清潔に保つ働きを持っています。美容成分としてヒアルロン酸・コラーゲン・プラセンタの3種も含んでおり、保湿や肌の引き締め効果なども期待できるマルチなアイテムです。
ジャータイプからチューブタイプにリニューアルしたことにより、さらに使いやすく衛生的に。気密性も上がったため、いつでも新鮮な状態で使用できます。硬めのテクスチャーですが、肌の上でなじませると扱いやすくなります。

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【松風】まつげエクステ施術前 目元保護&保湿ケアクリーム

テープかぶれを防いで快適な施術を!原因・対策・おすすめアイテム出典:EYELASH GARAGE

クリームを塗布することでテープの粘着力をマイルドにし、テープ跡も軽減してくれる保護クリームです。ワセリンやヒアルロン酸などを配合しているため保湿効果が期待でき、まぶたケアも並行して行えます。また、グルーを硬化する際に発生する刺激物質から目元を守りながら潤いをチャージする側面も持ちます。
クリームでもベタつきにくい一方で、施術後にテープをスムーズにはがせるようほど良く粘着力を軽減できる、バランスのとれたアイテム。使用すると塗布部分にあたたかさを感じる点も特徴です。

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【松風】りんご幹細胞エキス&植物プラセンタ配合目元保護&保湿クリーム

テープかぶれを防いで快適な施術を!原因・対策・おすすめアイテム出典:EYELASH GARAGE

前述の「まつげエクステ施術前 目元保護&保湿ケアクリーム」にリンゴ果実培養細胞エキスと植物プラセンタを加え、年齢に応じたケアにも使えるようになったクリームです。「目元を守りながら、施術中に目元もしっかりとケアしたい」というニーズに1本で応える優秀なアイテム。
こってりとしたテクスチャーでやや硬めなので、使用する際にはチューブからの出しすぎにご注意ください。

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【VENUS PLATINUM】ピュアバリア

テープかぶれを防いで快適な施術を!原因・対策・おすすめアイテム出典:EYELASH GARAGE

クリームにありがちな「ベタつきやすい」という悩みに応えた保湿ジェルです。ワセリン不使用・クロスポリマー配合でサラッとした使い心地でありながら、テープの固定力を下げることなく、肌をかぶれなどから守ってくれます。また、オイルフリーで水分の蒸発を抑えている画期的な商品。速乾性なので塗布後に長時間待つことなくテープワークに移れるという特徴もあります。
頬などにも使えるアイテムで、マスクが当たる部分に塗っておくと肌が保湿され、マスクによる蒸れを原因としたかぶれ予防にも使用できます。

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まとめ

テープにより目元にかぶれなどのトラブルが起こってしまうと、お客様のトラウマとなって今後の施術控えやクレームにつながる恐れがあります。施術前には十分なカウンセリングを行い、まずは肌状態などに応じてテープ選びを行うことが大切です。そして、リスクが高いお客様や希望される方には保護クリームや保湿ジェルなどを使って、快適な施術時間をご提供します。また、テープワークも経験値におごることなく丁寧に行い、ひとり一人の目元に合わせて進めていきましょう。

※本記事の内容や価格はすべて、2025年7月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。

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