【イラスト解説】韓国アイドルの目元を徹底研究!束感の本数別の特徴も

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韓国アイドルがステージメイクで取り入れて、「華やかでぱっちりした目元になれる」、「自然に盛れる」と人気の束感まつげ。今回は“束感の数”に焦点を当て、本数別のイメージの違いや理想の束数をご紹介します。さらに、K-POPアイドルグループの人気メンバーのまつげやメイクも解説!憧れの韓国アイドル顔に近づきたいというお客様はもちろん、トレンドのまつげデザインで華やかにしたいというお客様へのアドバイスにお役立てください。

韓国アイドル風まつげの束感本数の理想は?

束数を少なくしたり多くしたりと、 作る束数によって印象をガラリと変えられることも束感まつげの魅力。まずは、束数8束・12束・14束の束感まつげを実例とともにご紹介し、理想の束感について解説しましょう。

【少なめの束感】8束はキュートなドール風の仕上がりに

こちらはラッシュリフトをかけたまつげに、束を8本作った目元。
束数8本の特徴は以下のとおりです。 

〈束数8本の特徴〉

  • 束の1本1本が太く際立ち、インパクトのある目元に
  • マスカラを塗るとぱっちり感がさらにアップ!
  • 束と束の間隔が広く、均等に整えるのにテクニックが必要
  • まつげの量が多い方は、まとめるのが難しいケースも

10本以下の束は、お人形のようなぱっちりとした目元にすることが可能。キュートな印象にしたい方マスカラを塗らずにまつげをくっきりさせたい方におすすめです。しかし毛量が多い場合、少ない束数にまとめるのが難しい面も。さらに束と束の間隔を、バランス良く均等に配置するテクニックも求められます 。お客様が自宅で少ない束感を再現する際は、【大まかに束感を作ったあと、束同士の間隔が均等になるようピンセットで整える】【毛量が多い束は割いて、毛量が少ない束にくっつける】といったコツをレクチャーすると良いでしょう。

【多めの束感】ナチュラルな14束は大人世代にも似合う

続いては、14本の束を作った目元です。

〈束数14本の特徴〉

  • 束の1本1本が細くなり、ナチュラル感を求める方におすすめ
  • 束感が目立ちにくい
  • まつげの量が少ない方は、束感を多めに作るのが難しいケースも

抜け感が出てナチュラルな雰囲気になる束感まつげですが、13本以上の束感を作るとさらに自然な仕上がりに。束感というよりもきれいにセパレートしたまつげに近く、大人世代のお客様や、清潔感を求められるオフィスメイクにも取り入れやすいでしょう。
しかし、「まつげを際立たせたい」という方や、「韓国アイドル風のまつげにしたい」という方には、束の1本1本が細くなる束数多めのスタイルは、少し物足りなく感じるかもしれません。また、まつげの量が少ない場合は多めの束数を作りづらいケースも。毛量が少ないお客様には、マツエクを装着して束感を作りボリュームアップさせる方法や、束数を減らしてまつげを強調するスタイルを提案してみると良いでしょう。

【理想の束感】12束は上品さと目力のバランス良し

最後は、12本の束を作った目元です。

〈束数12本の特徴〉

  • 適度にまつげを強調し、印象的な目元に
  • 上品さとかわいさがあるバランスの良い仕上がり
  • 束を作るのが初めての方にもおすすめ

束数12本は、大人っぽい上品さとかわいさ、目力を両立した魅力的な印象に。トレンド感のあるおしゃれな仕上がりを求める方にぴったりです。また、まぶたが一重の方や奥二重の方は、束数を少なくするとまぶたが重く見えがちですが、束感を12本程度にすることで、まつげを自然に際立たせながら華やかな雰囲気にできるでしょう。初めてまつげに束感を作る方や束数を迷っている方には、まずは目元がバランス良く際立つ12束を提案してみるのがおすすめです。さらに気分や場面によって束数を変えて、雰囲気の違いを楽しめることもお伝えすると良いでしょう。

人気の韓国アイドル風まつげデザイン4選!メイクも解説

ここからは、人気K-POPグループに所属する4人のまつげの特徴を解説!韓国アイドルメイクの特徴である束感まつげはもちろん、より彼女たちに近づけるためのアイメイクのコツをご紹介します。舞台映えする韓国アイドルのまつげやメイクは、彼女たちに憧れるお客様はもちろん、今っぽく華やかな目元にしたいお客様にとってもお手本になるはず。チェックしていきましょう。

BLACKPINK(ブラックピンク)ジェニーちゃん風│横幅を強調しクールな目元に

クールで色っぽい横長アイが印象的で、憧れる女性も多いジェニーちゃん。
まつげはロングかつカール感弱めで、伏し目になったときもきれいに見えることが特徴。ラッシュリフトは、横幅を強調させるようにメーテルロッドで目尻側を流し目風に仕上げると、ジェニーちゃんの眼差しを再現できます。
アイメイクも目尻にポイントを持たせることが大切。リキッドアイライナーで目頭から目尻までは細く、目尻からはキャットラインを意識して太く、しっかりと跳ね上げるように描き、強気で甘さ控えめな印象にします。さらにブラウンのアイシャドウを目尻側にのせて陰影をプラスし、目頭にはベージュをのせてメリハリを。下まつげはあえて軽く仕上げて、切れ長な目元を強調しましょう。

NiziU(ニジュー)マユカちゃん風│自然に立ち上がったまつげとアイラインで大きな目に


頻繁に髪色やファッションをガラリと変え、“NiziUのカメレオン”と称されるマユカちゃん。きりっとした涼しげな目が特徴で、まつげは自然に立ち上げて束感を作っています。まつげを強調しすぎない分、アイラインは目尻を埋めるようにしっかりと入れて目幅を拡張。さらに、ぷっくりとした涙袋もマユカちゃんの特徴です。下まぶたにベージュのアイシャドウを均一に馴染ませ、明るめのブラウンのアイブロウペンシルで涙袋の影をつけてぼかすと、ナチュラルに涙袋を再現できます。さらに、リキッドアイライナーでソフトに目頭切開ラインを引き目元をさらに強調すると、マユカちゃんの大きな目に近づけられるでしょう。チークやアイシャドウは肌馴染みの良いオレンジ系でまとめて、元気で明るい印象にすることもポイントです。

IVE(アイヴ)イソちゃん風│下まつげも目立たせて黒目を強調


IVEの最年少メンバーで、平行二重の大きな目がキュートな印象のイソちゃん。
上まつげはぱっちりと上向きのカールをつけ、目頭から目尻にかけて長さを出し横幅を強調。束感を作って自然な抜け感もプラスしましょう。下まつげは、黒目部分を中心にマスカラをしっかり塗って、お人形のような大きな目に。マスカラは繊維入りのものを使うと、下まつげを自然に太く長くすることができ、小顔効果や童顔に見せる効果もアップします。また、目尻部分にはあえて塗らないことで、ナチュラル感をキープできます。さらにイソちゃんの清純でピュアな印象を演出するには、太めの毛流れを生かした平行眉にすることもポイントです。

LE SSERAFIM(ルセラフィム)サクラちゃん風│ストレートにしっかり上がったまつげがポイント

凛とした大きなアーモンドアイが印象的で、“CG級のビジュアル”と評されるサクラちゃん。まつげはストレートに立ち上げて、まぶたを自然にリフトアップ。特に黒目の上部分は、根元からしっかりまつげを上げて縦長効果を出し、目に丸みを持たせています。きれいにセパレートした扇状のまつげに束感を作り、まつげ1本1本の存在感を高めていることも特徴です。アイラインは目尻部分を少し跳ね上げるように描き、さらにアイシャドウやアイライナーでさりげなく目頭切開ラインを描くと、目元が際立ち、彫りの深い美人顔に仕上がるでしょう。唇とチークは、内側からじんわりと滲んだような血色感のあるカラーをのせると、サクラちゃんの透明感を際立たせた肌を演出できます。

まとめ

束数によって印象を変えられる韓国アイドル風の束感まつげ。ナチュラル派も、お人形のようにぱっちりさせたい派も、なりたい目元を表現できることが魅力です。テクニックいらずで束感まつげが作れるマスカラやトップコートなどの新作アイテムも続々と登場しており、お客様自身で束感を作りやすくなってきていることもポイント。さらに韓国アイドル風を極めたいというお客様には、本記事を参考にアイラインテクや涙袋メイクのアドバイスもプラスしてみてくださいね。

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