【EWC2025結果発表】いよいよグランプリが決定!リアルコンペで栄冠を手にしたのは…!?

アイデザイナーが技術力を競い合う、業界最高峰のコンペティション「アイラッシュワールドカップ(以下、EWC)」。2025年6月3日、一次予選を見事突破した猛者たちによるリアルコンペ(ファイナル)が、シャルマンシーナ東京で開催されました。今大会のテーマ“レベルアップ”にふさわしく、どのアイデザイナーもハイレベルな技とセンスを存分に発揮!注目の結果とともに、白熱した大会当日の様子をレポートします。
EWC東京2025の概要をチェック!
EWCは、トップクラスのアイデザイナーが一堂に会し、技術力やデザイン力、センスを競い合う、世界レベルのアイコンテストです。今大会においては、オンライン形式の一次予選と、ファイナリストによるリアルコンペの2段階構成で実施されました。
2018年のスタート以来、年々規模を拡大していますが、今年は特にその傾向が顕著に。一次予選のエントリーがわずか数分で定員数に到達し、業界内での注目度の高さを改めて感じさせるスタートとなりました。
EWCの特徴は、毎年トレンドを踏まえた競技を取り入れていること。今大会では、仕上がりの美しさや正確性、全体のバランスはもちろん、いかにモデルに似合うデザインかという点も評価ポイントに含まれています。また、審査項目や施術時間、評価方法などをすべて変更。海外コンペに標準を合わせたことで、これまで以上にアイデザイナーの感性や発想力、提案力などが試される新しい形のEWCへと進化を遂げています。
なお、今大会の開催部門は、個人競技と団体競技を合わせた6つ。
- シングルラッシュ部門
- 3D/4Dボリュームラッシュ部門
- ラッシュリフト部門
- アイブロウ部門
- アイゾーンムービー部門
- 団体部門
一次審査の結果、個人部門から選ばれた上位20名ずつの精鋭たちが、2025年6月3日開催のリアルコンペへと駒を進めました。
▼オンラインコンペの通過者はこちらの記事をチェック!
リアルコンペの結果発表!栄えあるグランプリは誰の手に…!?
ここからはいよいよ結果発表!リアルコンペの総合グランプリに輝いたアイデザイナーと、各部門の受賞者をご紹介します。
総合グランプリ
見事、今大会の総合グランプリを勝ち取ったのは、石川 わか子さん!シングルラッシュと3D/4Dボリュームラッシュの2部門で高得点をマークし、総合的な技術力の高さを見せつけました。
シングルラッシュ部門
シングルラッシュ部門 2位(129pt):猪野塚 久曜玲さん
シングルラッシュ部門 3位(128pt):石川 わか子さん
1~3位までそれぞれ1pt差という接戦を制し、シングルラッシュ部門1位に輝いたのは西村 知甫さん!マツエクの基本形でもあるシングルラッシュは、シンプルなだけにごまかしが効かず、安定感が求められる難易度の高い施術です。その極限まで高められた技術とセンスがぶつかり合い、まさに白熱した戦いとなりました。
3D/4Dボリュームラッシュ部門
3D/4Dボリュームラッシュ部門 2位(133pt):西村 沙也加さん
3D/4Dボリュームラッシュ部門 3位(130pt):石川 わか子さん
3D/4Dボリュームラッシュ部門では、ファンの美しさや全体のバランス、デザインなどが評価を分けるポイントに。卓越した技術力と表現力の高さを存分に示した原島 彩さんが、見事1位を勝ち取りました!
ラッシュリフト部門
ラッシュリフト部門 2位(126pt):中本 郁美さん
ラッシュリフト部門 3位(124pt):鎌田 利榮さん
1位を獲得したのは、松原 彩加さん!ラッシュリフト部門では、まつげや目元に合うロッドを選定し、仕上がりの美しさを競います。日本のアイデザイナーが得意とする部門だけに出場者たちの技術力は高く、僅差での勝利となりました。
アイブロウ部門
ラッシュリフト部門 2位(92pt):高橋 るりさん
ラッシュリフト部門 3位(89pt):後藤 南美さん
アイブロウそのものの完成度だけでなく、顔全体のバランスを考慮したデザインが求められるアイブロウ部門。2024年に新設され、今大会で2回目を迎えた注目の競技です。そんな中で1位に輝いたのは、天野 明子さん!圧倒的な技術力とデザイン力で、見事その栄冠を手にしました。
アイゾーンムービー部門
アイゾーンムービー部門 2位:清水 未緒さん
アイゾーンムービー部門 3位:村上 愛佳さん
アイゾーンムービー部門では、1本の動画に施術のビフォーアフターをまとめ、仕上がりの美しさや動画の世界観を評価します。魅せ方やセンスが問われる難易度の高い競技です。大谷 敏恵さんはアイデザイナーとしての技術力もさることながら、動画を作成するスキルも高く、文句なしの1位となりました。
団体部門
団体部門 2位(414pt):アンジェリカミッシェルさん
団体部門 3位(406pt):DL・BEAUTY 渋谷店さん
アイラッシュ商材を中心に展開するTEAM LASH PARKさんが、団体部門を制しました。プレッシャーや不安を感じながらも仲間同士で支え合い、高め合いながら掴み取った栄冠。チーム力を発揮し、見事勝利を収めました。
代表理事・続橋裕香さんの総評コメントで振り返るEWC2025
最後に、EWCの代表理事を務める続橋裕香さんからの総評コメントをご紹介します。
EWC2025は、今年も多くの皆様にご支援・ご協力をいただき、盛況のうちに幕を下ろすことができました。ご参加いただいたすべての競技者の皆様、ご協賛いただいた企業様、そして運営に携わってくださった関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
今大会では“レベルアップ”をテーマに掲げ、さらなる技術の向上と国際水準への適応を目指しました。その実現のために、新井 舞様をはじめとする各国のトップアイラッシュアーティストの皆様に審査員としてご参加いただき、世界基準に基づいた公正かつ高度な審査を行うことができました。世界中の現場で活躍するプロフェッショナルたちの視点と経験が加わることで、本大会は大きくレベルアップしたと実感しております。
また、今大会ではオンラインコンペとリアルコンペの両方を開催し、より多くの方々にご参加いただける環境を整えました。地域や国境を越えて、多様なスタイル・技術が一堂に会するこの機会は、まさに「世界基準の舞台」。競技後には全参加者の皆様にジャッジシートを返却し、客観的な評価と具体的なフィードバックを提供することで、今後の技術向上に活かしていただけるよう努めました。
参加者一人ひとりの真剣な取り組み、審査員の皆様の的確な評価、そして大会に寄せられた熱い想いが結集し、今大会はこれまで以上に意義深く、充実したものとなりました。まさに「レベルアップ」を体現した大会となったと確信しております。
今後はこれまでの大会運営の経験を踏まえ、4年に1回という新しい開催スタイルに変更します。準備期間をしっかりと設けることで、より充実したコンテンツやサポート体制を整え、より多くの方が安心して挑戦できる大会へと進化させてまいります。EWCは、これからも皆様とともに成長し続ける場であり続けます。次回大会で、また皆様と熱い瞬間を共有できることを、心より楽しみにしております。
まとめ
審査基準を大きく見直すことで、業界全体の底上げに本気で取り組んだEWC2025。リアルコンペの熱気と感動、そしてファイナリストたちの真剣な眼差しは、アイ業界の未来に大きな可能性を感じさせてくれました。EWCは、アイデザイナーたちの挑戦の場であり、学びの場でもあります。次回の開催は2028年。少し間は空きますが、さらなるアップデートが期待されるEWCから、ますます目が離せません。
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