【まつげパーマ】左右差がでる場合どうする?解決方法をチェック

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まつげパーマをオーダーされるお客様のなかには、片目だけ一重の方や、左右でまつげの見え方が違う方も複数おられるでしょう。左右差がある目元に同じ角度のまつげパーマを施すと、仕上がりにばらつきがでてしまうことがあります。今回は、そんなまつげパーマの左右差に着目!まつげパーマの仕上がりに左右差がでてしまうケースから、左右差を解消する方法、さらに左右差を解決したまつげパーマ実例をご紹介します。

まつげパーマの仕上がりに左右差がでるのはどんな場合?

人間の顔は、完璧に左右対称であることはほとんどありません。そのためまつげパーマの仕上がりに左右差がでてしまうことも少なくないのです。

左右差がでる場合は、以下の原因が考えられます。

1.目の大きさ(幅)に違いがある

2.まつげの量や長さに違いがある

3.片方が一重・片方が二重である

4.二重の幅に差がある

5.まぶたの重みに差がある

左右のまぶたの形や目の大きさに違いがある場合、両目とも同じデザインのまつげパーマをかけてしまうと、左右の仕上がりに差がでてしまいます。人によっては、まつげパーマをかけることで左右差が強調されてしまうケースもあるでしょう。左右差のある仕上がりでは、お客様に満足いただくのは難しくなってしまいます。

また、まつげパーマの施術をした直後には左右対称に仕上がっていたとしても、まつげパーマの落ち方の違いによって左右差が出てしまうことも…。とはいえ、1週間先・2週間先のまつげの状態を予測することは難しいですよね。そんなときに活きてくるのが、カウンセリングの内容です。どんなまつげパーマを希望するのかはもちろん、まつげパーマの施術歴のあるお客様には、左右の落ち方に差がなかったかまつげパーマ後の状態に左右差がなかったかなどもしっかりとヒアリングしておくと良いでしょう。

さらに、注意したいのが、お客様が左右差をコンプレックスに感じているのにもかかわらず、それを施術者が気付いていないケース。見た目で左右差を判別するだけでなく、カウンセリングでしっかりとお悩みをヒアリングしておくことも大切です。

【お悩み別】左右差を解決するまつげパーマの施術法を伝授!

では、目元に左右差がある場合には、どのように対応をしたら良いのでしょうか。ここからは、左右差の解決につながるまつげパーマの施術法についてご紹介します。

ロッドの種類を変更する

もともとの目元に左右差があるにも関わらず、両目とも同じ種類のロッドを使用すると左右差が生じてしまう可能性があります。その場合は、ロッドの種類の変更を検討しましょう。

例えば、右目は二重・左目はまぶたが重めの奥二重だったとします。この場合、左右同じロッドを使用すると、右目よりも左目の方がまぶたの重みによってパーマが弱くかかってしまう可能性があります。このようなケースでおすすめしたいのが、左右でロッドを変更する方法です。

二重である右目より奥二重である左目は強めのカールがかかるロッドを使用すると良いでしょう。そうすることで、左右差を解決し、左右均等で美しい目元を目指せます。

根元を空けてロッドを装着する

ロッドの種類を変えるだけでなく、根元に密着させず、すこしスペースを空けてロッドを装着する方法もあります。ロッドの種類が少ない場合や、パリジェンヌラッシュリフトのような根元から立ち上がるまつげパーマの場合には、根元を空けて装着する方法が望ましいでしょう。

パーマ自体の種類を変更する

カール系とラッシュリフト系、2つのパーマを組み合わせて仕上げるのもひとつの手です。目元の状態はもちろん、パーマの落ち方に変化があるお客様の場合も、パーマの種類自体を見直してみるのも良いでしょう。

左右差を埋めたまつげパーマ実例

ここからは、実際に左右差があるお客様への施術実例をご紹介します。上記で紹介した方法を取り入れながら、左右差の解消を実現したまつげパーマ実例をピックアップしました。

左目はカール系・左目はリフト系にしたまつげパーマ実例

典:@sea_sisimaruさん

前回のまつげパーマの仕上がりを参考に、ロッドを調整して施術を行った実例です。もともとの目元に左右差があり、右目の目頭から中央までのまぶたが若干まつげにかぶっているため、まつげパーマの仕上がりも下がり気味になっています。

2回目のパーマでは、右目のみラッシュリフト系のロッドに変更し、左目はカール系ロッドで対応したそうです。左右差も気にならず、美しいパーマに仕上がっていますね。ラッシュリフトで右目を根元からしっかり上げることで、左右差を解消した実例です。

異なる種類のロッドを組み合わせて仕上げた上級者テクニック実例

出典:@n___eyelashさん

左右の特徴を見極めながら異なる種類のロッドを組み合わせて仕上げた実例です。左目はしっかりとまつげの生え際が見えているのに比べて、右目は目頭から中央にかけてまつげの生え際が隠れています。そのため、まつげパーマをかけると左目のまつげは全体的に上がりやすく、右目の目頭から中央部分は上がりにくいことが予想されます。

そのため形状が異なるロッドを組み合わせ、立ち上がりにくい右目の目頭にしっかりと根元からパーマをかけています。さらに、異なるロッドを組み合わせて目尻のカールの角度も工夫。目頭から目尻まで、左右差なく仕上げた実例です。

左右の落ち具合によるお悩みを解決したまつげパーマ実例

出典:@anylash_eyeさん

こちらは、左目のまつげが下がりやすいと感じているお客様への施術実例です。両目とも根元に丸みがあり毛先はストレートに仕上がるクレセントムーンロッドを使用。下がりやすいと感じる左目に強めのカールをかけるため、右目より小さいサイズのロッドを使用して調整。

施術直後の仕上がりに左右差をださないことはもちろん、施術後時間が経ってからお客様が感じている左右の違いについてのお悩みを解消しています。

目やまぶたの形に着目してお悩み解決につなげたまつげパーマ実例

出典:@rinalash2018さん

右が上がりやすい目のお客様へ、左右で異なるロッドを使用することで均等に仕上げたデザイン実例です。まぶたの特徴はもちろん、お客様の目の形にも配慮し、満足度の高い施術を叶えています。

ロッドの形状とサイズ、そしてパーマの仕上がりをしっかりと理解して、使用するロッドを見極めることができれば、まぶただけでなく目の形や顔の構造によるコンプレックス解決につながるようなまつげパーマ施術も可能になりますよ。

まとめ

目元に左右差のあるお客様へのまつげパーマの施術は、二重の幅やまぶたのかかり具合などを目で確認するとともに、お客様から直接お悩みをヒアリングすることも大切です。今回ご紹介した、ロッドの種類を変える、根元を空けてパーマをかけるなどのテクニックを使いながら、左右差によるお悩みを解消できるようなまつげパーマデザインを目指しましょう。

※本記事の内容や価格はすべて、2023年7月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。

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