【動画解説】初心者必見!トップアイラッシュ施術者の手早く巻き上げるコツとは

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パリジェンヌラッシュリフトや次世代カールなど、近年人気を集めているまつげパーマ。しかし、中には「まつげパーマが上手くできない」と感じているアイラッシュ施術者もいるのでは?そこでこの記事では、トップアイラッシュ施術者のまつげパーマの施術を動画でご紹介。上手なアイラッシュ施術者が実践する手早く巻き上げるコツや人気の束感デザインニングを、早送りなしでお伝えしていきます!

まつげパーマの巻き上げとは?

巻き上げは、まつげパーマの要ともいえる技術の1つです。お客様の要望に沿ったデザインにしながら、しっかり巻き上げられるかどうかで、仕上がりや満足度も大きく変わってきます。動画を見る前に、まつげパーマの基本的な巻き上げ手順を簡単におさらいしておきましょう。

【まつげパーマの巻き上げ手順】
1. グルーを塗布して、巻き上げスタート
2. まつげにパーマ液(1剤)を塗布
3. まつげをペーパーで覆い、軟化させる
4. 再度グルーを塗布して、巻き上げ
5. まつげにパーマ液(2剤)を塗布
6. 乾燥させて仕上げ~完了

巻き上げでは、短い毛や細い毛も見逃さずに、すべてのまつげをロッドへと貼り付けていくことが大切です。また、お客様の自まつげの状態に合わせて、どのくらい軟化させるかなど見極めなければならないポイントもいくつかあります。

こうした点は、上手いアイラッシュ施術者の技術を見たり、日々の施術で経験を積んだりすることで上達させていきましょう。

まつげパーマの巻き上げをスムーズに行うコツは?

スムーズにまつげパーマの巻き上げを行うには、 時間配分が重要です。限られた施術時間の中でどこに時間をかけて、どこの時間を削るのかを、あらかじめイメージできると施術に余裕がでてきます。

たとえば、次の動画で登場するトップアイラッシュ施術者は、まつげパーマ液1剤の巻き上げでは8割程度の仕上がりを目指しています。しかし、最終的な仕上がりを左右する2剤の巻き上げでは、より時間をかけて丁寧に行っているのです。このように、同じ巻き上げでもどこに時間を割くべきか優先順位をつけて施術を進めていけるのが、経験豊富なアイラッシュ施術者といえます。

一方、経験の浅いアイラッシュ施術者の場合には、どこに時間をかけてどこの時間を削るのかを明確にできていないことも。優先順位がはっきりとしていないため、施術時間が延びてしまったり、理想の仕上がりにならなかったりすることも多いでしょう。

もちろん、まつげパーマの基本的な技術力向上のために、多くの経験を積むことは大切で。しかし、闇雲に施術を繰り返すだけでは、なかなか技術力をアップさせるのは難しいもの。そのため、上手いアイラッシュ施術者の着眼点を知っておくと、参考になることも多いでしょう。

【動画解説】トップアイラッシュ施術者によるまつげパーマの巻き上げを大公開!

ここからは、トップアイラッシュ施術者が行うまつげパーマの巻き上げを、動画でご紹介します。動画は次の3つです。

1.1剤のための巻き上げ
2.2剤のための巻き上げ
3.仕上がり

どれも早送りなしでお届けするため、トップアイラッシュ施術者の技術をしっかりとご覧いただけます。全部で約10分にまとまっていますので、空き時間にぜひチェックしてみましょう。

1.1剤の巻き上げをチェック!

<テロップメモ>

1.トップアイラッシュ施術者による1剤巻き上げ動画

2.2剤の巻き上げ時の8割程度の完成度で巻き上げる

 

<動画の流れ>
0:00~0:15 グルーを塗布
0:16~0:25 スティックの側面でまつげ全体の巻き上げ
0:26~1:30 スティックの先端も使いながら、まつげをセパレートさせる
1:31~2:50 つまようじや綿棒を使いながら、目尻や目頭の短い毛を巻きつける
2:51~3:50 1剤を塗布し、ペーパーでまつげを覆う
3:51~4:07 つまようじや綿棒で余分なパーマ液を取り除き、終了

先ほどもお伝えしたとおり、動画に登場するトップアイラッシュ施術者は、 まつげパーマ1剤のための巻き上げは8割の完成度で行っています。その理由は、1剤の目的はあくまでも軟化にあるため。軽くテンションをかけて多少はまつげを形状記憶させますが、完璧な仕上がりにはこだわっていないそうです。施術を見ても、実際にまつげの形を整えていたのは2分半ほどと、そこまで時間がかかっていないことが分かるでしょう。

ただし、まつげが重ならないことには、しっかりと注意を払っているといいます。ここでまつげが重なっていると1剤の浸透が悪く、仕上がりにも影響がでるためです。また、1剤であっても軽いテンションはかかるため、黒目の上のまつげはとくに垂直に上がるよう意識しているそうです。

このように1剤のための巻き上げのポイントは、いかにまつげが重ならずに、垂直に引き上げながら軟化させられるかどうか。そこを押さえておけば、施術時間も短縮していきやすいでしょう。

2.2剤の巻き上げをチェック!

<テロップメモ>

1.トップアイラッシュ施術者による2剤巻き上げ動画

2.1本1本真上に巻き上げていく

3.束感のある仕上がりにするため、セパレートではなく毛束を作るように巻き上げていく

4.巻き上げ完成

 

<動画の流れ>
0:00~0:10 グルーを塗布
0:11~0:23 スティックの側面でまつげ全体を巻き上げる
0:24~2:05 つまようじで毛束を作るように巻き上げていく
2:06~4:28 グルーを足しながら目頭や目尻の形を整えていく
4:29~4:57 巻き上げ完成~乾燥
4:58~5:00 2剤の塗布へ

2剤の巻き上げは仕上がりに直結するため、トップアイラッシュ施術者はデザイニングに4分半ほどの時間をかけて施術を行っていました。1剤の巻き上げよりも、形にこだわっていることが動画でも分かるでしょう。まずは全体に束感を作っていき、目尻や目頭のデザイニングと全体の微調整に時間をかけています。

また、テンションをかけることで ロッドの位置がずれてきたら、こまめに直していることも印象的です。巻き上げはどうしてもロッドに貼り付けるまつげのほうにばかり、意識が向きやすくなるもの。しかし、ロッドが動いた場合には時間を割いてでもしっかり直したほうが美しい仕上がりになりやすいといいます。

なお、今回の動画は、今人気が高まっている束感のあるデザインの技術を見せていただきました。垂直に引き上げるだけのセパレートデザインと比べると、それぞれの束が均等になるよう、まとめていくのが難しいデザインです。このデザインのコツは、束感を作るからといって幅を大きくとりすぎないこと。お客様の目の幅とまつげの量を見極めながら、それぞれに適した分量で束を作っていくとデザイニングしやすいといいます。束感のあるまつげパーマが苦手なアイラッシュ施術者は、こうした点に注意してみましょう。

3.仕上がりをチェック!

最後は仕上がりを、正面と横から映した動画です。それぞれのまつげの束がどの角度を向いているのかに注目しながら、仕上がりを確認してみましょう。

<ワンポイントアドバイス>自まつげの状態の見極めも重要!
お客様の毛質によっても、パーマがかかりやすい、またはかかりにくいことがあります。そのため、施術に入る前には自まつげの状態を見極めておくことも大切です。お客様に髪のパーマはかかりやすいか、また以前のまつげパーマではどの程度かかったかなどの質問をしてみましょう。かかりやすいお客様は1剤での軟化時間を短めに、かかりにくい方なら長めにとるなど、時間配分も見えてきます。

まとめ

まつげパーマの巻き上げをスムーズに行うためには、時間配分が重要です。技術力を高めてスピードアップしていくと同時に、1剤と2剤の巻き上げでは目的が違うことも改めて理解しておくと良いでしょう。また、まつげを垂直に上げるなど、トップアイラッシュ施術者が重視しているポイントもご紹介しています。ぜひ動画を繰り返し見ながら、日々の施術に落とし込むことで、しっかりと自分のものにしていきましょう。220629Etm

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