暑い時季のおもてなしに!お客様が通いたくなる快適なサロンづくりのポイントを紹介

秋の気配が漂い始めてもなお続く、厳しい残暑。本格的な秋が到来するまでは、サロンに足を運ぶだけで汗だくになることが予想されるため、お客様に快適に過ごしてもらうための工夫が欠かせません。この記事では、外出をためらいがちな暑い時季でも、お客様に「来てよかった」と思ってもらえるようなサロンづくりのポイントをご紹介します。ちょっとした工夫が、他店と差を付けるチャンスになることも!来店率やお客様満足度アップを目指すサロンは、ぜひチェックしてみてくださいね。
暑い時季も心地良く!サロン環境を快適にするポイント
暑い中わざわざ足を運んでくださったお客様には、サロンで快適に過ごしていただきたいもの。ここでは、暑い時季のサロン環境を整える工夫について紹介します。
- お客様が触れるものをひんやり仕様に
- 冷たいドリンクでおもてなし
- うちわやハンディファンの用意
お客様が触れるものをひんやり仕様に
暑い時季は、リクライニングチェアカバーやタオルケット、スリッパといったお客様が触れるものを冷感仕様にするのがおすすめ。肌に触れたときのひんやり感が心地良く、汗をかいたあとの不快感を和らげてくれます。
とくに、リクライニングチェアカバーには、汗だけでなく汚れを防いでくれる効果も。丸洗いできる素材を選べば、清潔感を保ちながら繰り返し使えて、衛生面でも経済面でも安心です。
もちろん、待合スペースのソファカバーを冷感仕様にするのも効果的。さりげない工夫ではありますが、気温に適した素材を取り入れることは、お客様に居心地の良さを感じていただくための重要なポイントです。
冷たいドリンクでおもてなし
ドリンクサービスを取り入れるのも、暑い時季にうれしいおもてなしのひとつ。ドリンクサービスには、心を落ち着かせたり気分をリフレッシュさせたりする効果が期待できます。汗だくで来店されたお客様に冷たいドリンクを差し出せば、火照った体もすぐにクールダウン。喉もうるおい、お客様がリラックスした状態で施術へと移れます。
さらに、ドリンクの種類や提供する器にもこだわることで、季節感を演出することも可能。たとえば、季節を感じられるグラスやフレーバーを取り入れるだけでも、サロンの印象アップにつながります。こうしたさりげない気配りが、他店と差を付けるポイントにもなるのです。
うちわやハンディファンの用意
暑い時期にあると便利なのが、お客様用のうちわやハンディファン。お客様の中には「汗が引いてから施術を受けたい」と思われる方も多いでしょう。そんなときに、自由に使えるうちわやハンディファンがあれば、スムーズに汗を引かせることが可能。涼やかな気分で、心地良く施術を受けていただけます。
さらに、他店との差別化を図りたい場合は、汗拭き用のボディシートを用意しておくのもおすすめ。こういった暑い時季ならではの不快感・悩みに寄り添うアイテムがあれば、お客様の満足度アップにつながります。
暑い時季にぴったりなアイメニューを展開するのもあり!
暑い時季ならではのアイメニューを展開するのも、おすすめの方法。特別感を演出できる他、単価アップにつなげられる可能性もあります。サービス向上の一環として、以下のような内容を検討してみてください。
- 汗や水に強いLEDマツエクの導入
- カラーエクステの提案
- オプションメニューの見直し
汗や水に強いLEDマツエクの導入
すでに導入しているサロンも増えてきていますが、汗や水に強いLEDマツエクは暑い時季にぴったりの施術。夏や晩夏は汗や皮脂、日焼け止めの影響でエクステのモチが悪くなる傾向にありますが、LEDマツエクに使用するグルーは耐水性や耐油性に優れています。
専用のLEDライトを当てたら数秒で完全硬化するため、施術後すぐに汗をかいたり日焼け止めを塗ったりしても問題ありません。さらに、剥離強度もアップするため、夏のようにエクステが取れやすい時期にはとくにおすすめのメニューです。
ただし、紫外線アレルギーがあるお客様への施術は要注意。LEDライトの照射時に、アレルギー反応を引き起こすリスクがあります。LEDマツエクを提案する際は、必ずアレルギーの有無を確認するようにしましょう。
カラーエクステの提案
カラエクの人気色といえばブラウン系ですが、暑い時季は寒色系カラーで涼しげな印象にする方もいます。また、季節の変わり目なら、カラーで次のシーズンを先取りするのも良さそう。ヘアカラーやカラコンと合うようなカラエクを提案すれば、お客様の新しい一面を引き出せるかもしれません。
オプションメニューや店販品の見直し
季節感のあるのオプションメニューや店販品を取り入れるのも、サロンづくりで心掛けたいポイント。たとえば、サージカルテープをひんやりとした感触のジェルシートに変えたり、保湿や整肌成分が配合されたまつげ美容液をおすすめしたりと、季節に合わせてアイテムを切り替えることは、お客様満足度と売上アップの両方につながります。
とくに暑い時季におすすめなのは、アイシャンプーのご提案。エクステのモチを良くするには、自まつげの汚れや油分をしっかりと落としてから施術に入るのが基本です。アイシャンプーをすれば、自まつげに残った皮脂や日焼け止めを除去できるため、マツエクのモチがぐんとアップ。仕上がりの完成度が高まることで、お客様もきっと喜ばれるはずです。
暑い時季に大活躍する注目の商材3選
最後に、暑い時季のサロンづくりに役立つアイテムをご紹介します。お客様に「来てよかった」と思っていただけるよう、ぜひチェックしてみてくださいね。
【LADYCOCO】アイパッチ ジェリー
下まつげの保護と目元のケアを両立できる高機能なアイパッチ。保湿成分が配合されており、乾燥しがちな目元にうるおいを与えるだけでなく、貼った瞬間にひんやりと感じられるため、汗ばむ季節も心地良く施術を受けていただけます。また、アイパッチの表面は毛羽立ちにくい仕様になっており、ツイザーの引っ掛かりも気になりません。暑い時季のオプションメニューに取り入れるだけで、お客様満足度と単価アップを同時に叶えます。お客様にとってもアイデザイナーにとっても、うれしいことづくしのアイテムです。
【生活の木】水出しできる。おいしいハーブティー ミントとレモンとライム
ドリンクサービスに使いたい、「生活の木」の水出しハーブティー。ペパーミントやジンジャー、ルイボスといったクールなあと味のハーブに、オレンジピールやレモンピールなどの柑橘系を加えており、すっきりとした爽やかな飲み口となっています。特徴は、冷水で抽出できること。わざわざお湯を沸かす必要がないため、忙しいときでも簡単につくれます。よく冷えたハーブティーをウェルカムドリンクとしてお出しすれば、喜ばれること間違いなし!会話のきっかけにもなるため、和やかな雰囲気で施術に移れそうです。
【MOCA】タオルウォーマー&クーラー
ワンタッチで温度の切り替えができ、タオルウォーマーとしてもタオルクーラーとしても使える電化製品。暑い時季は冷たく、寒い時季は温かい状態でおしぼりを提供できるため、プラスαのおもてなしを取り入れたいサロンにぴったりです。前開きタイプで、設置場所が限定されにくい点もポイント。一度に60~80本のおしぼりが入るので、繁忙期にも十分対応できます。
まとめ
暑い時季もお客様に快適に過ごしていただくには、気温を意識したサロンづくりが欠かせません。お客様が触れるものに冷感素材を取り入れたり、冷たいドリンクサービスでおもてなししたり、汗ばむ季節にぴったりなアイメニューや店販品をおすすめしたりと、ちょっとした心配りがお客様の満足感につながります。「暑い中足を運んでくださった」ことへの感謝の気持ちを忘れずに、お客様に喜んでいただけるサロンづくりを目指しましょう。
※本記事の内容や価格はすべて、2025年8月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。
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