ダメージレスな施術を目指すには?おすすめ商品もチェック

ラッシュリフトやマツエクといったアイメニューが、マストな身だしなみのひとつになっている方もいますよね。しかし、施術を繰り返し行っているサロンユーザーにとっては、自まつげへのダメージが気になるもの。そこで注目が高まっているのが、“ダメージレス”を意識した施術です。ダメージを軽減することで、モチのアップにつながることもあります。今回は、アイサロンとしてできるダメージレスな施術を提供するためのポイントと、おすすめアイテムをご紹介しましょう。
ダメージレスな施術を目指すには?
アイサロンとして、お客様にダメージレスな施術を提供するための方法をチェックしていきましょう。できることから取り入れてみてくださいね。
使用する商材に配慮する
ダメージレスな施術を目指すなら、まずは商材選びからこだわってみてください。ラッシュリフトとマツエクの2パターンの施術に分けて、商材選びのポイントをチェックしていきます。
ラッシュリフトでこだわりたい商材
ラッシュリフトでは、アイデザイナーの施術スピードにマッチしたセット剤を選ぶことが重要ポイントです。
アルカリを多く含んでいるセット剤は、軟化するまでの時間が短いため、施術スピードが遅いと自まつげに過剰な刺激を与えてしまうことがあります。しかし、スムーズに施術できれば、ダメージは最小限に抑えられるはずです。
一方で、アルカリの量が少ないセット剤の場合は、軟化時間がゆっくりなため、施術スピードに自信がないアイデザイナーにとっても扱いやすいメリットがあります。そのため、新人アイデザイナーにも向いています。
ただし、どちらのタイプのセット剤を選んだとしても、商品に表記された軟化時間を守ることが大前提です。表記された時間を基準に、お客様の毛質を見極め、より適切なスピードで施術をしましょう。
加えて、巻き上げやふき取りの際にも配慮が必要です。巻き上げの際のテンションのかけすぎや、ふき取るときにゴシゴシとこするといった行為はダメージの原因となります。適度なテンションで巻き上げ、キューティクルにそって優しくふき取ることも覚えておきたいポイントです。巻き上げやふき取り時に、スクリューブラシなどを活用するのも良いでしょう。
マツエクでこだわりたい商材
マツエクでダメージレスな施術を目指す際には、エクステ選びが重要ポイントです。太く重いエクステを選べば自まつげへの負担が大きくなってしまうため、軽量なフラットラッシュがおすすめ。フラットラッシュは軽量かつ幅もあるため、ダメージを軽減しつつ、印象的な目元に仕上げられます。
そんなフラットラッシュをつける際、本数や長さにも注意しましょう。たくさん装着したり、長いマツエクを装着したりすると、どうしても重くなり、自まつげへの負担になってしまいます。そのため、お客様の要望にそった必要な本数だけを装着する、自まつげと同等か1~2mmほど長いエクステを選ぶといった工夫で、ダメージ軽減に努めましょう。
メニューをひと工夫するのもアリ
ラッシュリフトであれば、あらかじめメニューにまつげトリートメントをセットにして、ダメージ軽減とお得感を演出するのもひとつの方法です。もちろん、オプションとしてトリートメントのメニューを作り、必要な方だけにおすすめする方法もあります。
マツエクでは、前処理を丁寧に行い、清潔な状態で施術を行うことが大切です。汚れを残したままマツエクを装着して自まつげの健康を損なわないよう、アイシャンプーを取り入れるのも良いでしょう。自まつげの健康をサポートすることで、ダメージを受けたとしても、それに耐えられる健やかな自まつげに導いてくれるはずです。
また、マツエクのグルーの影響で目元が乾燥し、かゆくなりやすい方には、LEDマツエクを提案するのも良いでしょう。およそ2秒で完全硬化するため、乾燥やかゆみの原因となるホルムアルデヒドによる刺激を軽減できます。
お客様へのアドバイスも必須!
ダメージレスを意識した施術を提供するとともに、お客様へのアドバイスも欠かせません。ラッシュリフトであってもマツエクであっても、まつげ美容液を使ってもらうのがおすすめです。自宅でケアしてもらうことで、デザインのモチもアップします。また、より美しいデザインをキープしたいお客様には、まつげ美容液とコーティング機能の両方が備わったアイテムをおすすめしてみてください。
さらに、健康な状態をキープしてダメージに負けない自まつげを育てるために、日々しっかりメイクや汚れを落としてもらうこともアドバイスとして伝えておきましょう。「こするとラッシュリフトやマツエクのデザインが崩れるのでは?」という心配から、クレンジングや洗顔がおろそかになっているお客様もいます。
目元に汚れが残ったままでは、細いまつげしか生えてこない、まつげが抜けやすいといったトラブルになることも。そんな状態で施術をすれば、ダメージを受けやすく、仕上がりもイマイチになってしまう可能性があります。そこで、お湯でオフできるコスメを使う、ラッシュリフトやマツエクに対応したクレンジング料や洗顔料を使う、アイシャンプーを取り入れるといったアドバイスをしてみてください。
ダメージレスな施術のために活用したいおすすめの商品4選
ここからは、ダメージレスな施術を目指したい方にぴったりなおすすめ商品をチェックしていきましょう。
【Miss eye d’or】フラットマットラッシュ Jカール
まつげへの負担を軽減できる、超軽量タイプのフラットラッシュです。毛先が2~3本に分かれている点も特徴で、少ない装着本数でもボリューミーな目元を演出してくれます。くぼみのある楕円形の形状を採用し、接着面を広く確保していることから、少量のグルーでも倒れにくく持続性にも優れたエクステです。ダメージが気になるお客様にはもちろん、今までのエクステが重く感じる、自まつげが弱いことでエクステに挑戦できなかったお客様にもおすすめしやすいでしょう。
【beaupro】ラッシュリフト ケラチンブースター・ アイラッシュプロエッセンス 2.0
まつげの健康をサポートするケラチンを配合した、サロン専用のまつげトリートメントです。ラッシュリフトの1剤をふきとった後の、キューティクルが開いた状態のまつげに塗布してダメージ軽減を図ります。また、2剤の後にも使用し、セット剤で受けたダメージからの回復をサポート。施術後の自まつげのチリつきも軽減します。エクステ装着前にも使用可能であるため、幅広いお客様に提案しやすいでしょう。
【Odette】フェニックスアイ アイラッシュサポートジェル ザ ブラック
ラッシュリフトやマツエクのカールを美しく整える優れたスタイリング力・コーティング力と、まつげケア機能を兼ね備えたホームケアアイテムです。まつげ補修成分を含んでおりダメージの軽減をサポートします。そのため、施術後のパサつき予防にもおすすめです。ブラックの液を採用しているため、マスカラを塗らなくても印象的な目元に仕上がります。みずみずしいテクスチャーで塗りやすく、ツヤやかな仕上がりも魅力です。束感を作る際にも重宝するため、施術の仕上げにも活用できます。
【Miss eye d’or】ホルス アイラッシュセラム EX
「整える」「補修」「守る」の3つの観点からケアできる、リッチなまつげ美容液です。32種類の美容成分を含んでおり、まつげにボリューム感がほしい、健康的なまつげをキープしたいといった方におすすめ。エアレス容器を採用し、いつでもフレッシュな状態で使えるのも特徴です。容器のヘッドはシリコン製で、マッサージ感覚で直接アイゾーン全体のケアまでできる優れもの。施術のオプションとしてはもちろん、店販にもぴったりです。
まとめ
ダメージレスな施術を目指すことで、美しいデザインに仕上がることはもちろん、お客様の満足度もアップするはずです。商材や施術方法などを工夫して、できるだけダメージを抑えた施術を提供しましょう。また、ダメージに負けない自まつげを育てるために、ホームケアのアドバイスも忘れてはいけません。洗顔・クレンジングの重要性や、普段のケアにまつげ美容液がおすすめであることも伝え、お客様の美しく健やかなまつげをサポートしましょう。
※本記事の内容や価格はすべて、2025年6月時点のものです。最新情報は、公式HP等よりご確認ください。
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